点検ブログ

  • 【T邸の紹介/ご夫婦そしてお子様たちの新居】2015年11月24日(火)お家の点検1年目(高岡市T邸)

    2015年11月24日(火)お家の点検1年目(高岡市T邸)

    所要時間 13:41~14:20 曇り

    スタッフ 砂田、渡辺

     

    【T邸の紹介/ご夫婦そしてお子様たちの新居】

    小さなお子様(特に赤ちゃん)がいらっしゃるお家に訪問検査に伺うと、「スヤスヤと眠っているのを起こしてしまうのでは?」とお客様ご夫婦に気遣う場面もあります。

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    でも、ご夫婦は私たち点検スタッフに「気遣い無用」と合図されるのですが、「やっと眠ってくれた」等々の心境・子育てママの苦労も知っているので、その行為を非常にありがたく感じています。

    これはお客様に良かったこと・悪かったこと等々を書いて頂く、住み心地アンケートです。

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    [友人・知人に驚かれるところ等]

    広く感じるようです。吹き抜けがあると開放的ということもありますが、「和室と続き間」になっていることが広々とした感じを受けているそうですね。

    [LDK]

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    玄関横でコート等の上着が隠せる(視界から外れる)ように工夫されているのが良い。

    [玄関横収納]

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    Q 暖房効率はどうですか?

    吹き抜けはメリットが数多くありますが、デメリットのひとつとして「暖房効率が悪くなる」傾向があります。でも、お客様は「それほど寒くない」とのお返事。体感温度や体調等が関係していると思われますが、点検スタッフも「この空間は暖かい」と感じました。開放感のある吹き抜けです。

    [LDK]

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    洗面脱衣室にはオイルヒーター(難燃性の油を電熱器で暖めて循環させる放熱板による放熱)があり、そこから発せられる温風が室内を暖めてくれていました。

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  • 【基礎化粧モルタルのヒビ割れ】2015年11月24日(火)お家の点検1年目(高岡市T邸)

    基礎化粧モルタルのヒビ割れを数箇所確認。基礎表面に施してあるモルタルが温度変化等によって収縮することで起こり得る現象と思われます。ヒビ割れ部分にモルタルを上塗り補修しても逆に目立ってしまう事例もあったので、2年目まで様子を見ることになりました。

    [建物左面/東側]       [建物後面/南側]

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  • 【エコアイ換気のフィルターの現状確認】2015年11月24日(火)お家の点検1年目(高岡市T邸)

    外部給気フィルターの状態を確認。

    [建物左面/東側]

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    白いフィルターの外側にホコリ等が大量に付着して黒くなっています。約1年間のエコアイ換気の運転でこの汚れを見ると外の空気の汚れ度合いが想像できます。給気の流れは特に異常ありません。

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    給気口のカバーを開けるとホコリが少し溜まっていたのでお掃除して頂くようお願いしました。

    [LDK/給気口]

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    排気口の白いフィルターはお客様がお手入れされていました。

    [洗面脱衣室/排気口]    [1階トイレ/排気口]

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  • 【雨垂れ・藻の確認】2015年11月24日(火)お家の点検1年目(高岡市T邸)

    1年目点検だからでしょうか、雨垂れ跡はほとんど見受けられません。雨垂れや藻には様々な原因があるのですが、ひとつは立地条件(周囲の建物の有無)があり、隣家がある場合と空き地・田畑等の場合でも状況は異なってきます。

    また、他の点検現場で5年目点検での様子を見ると、水切りがあるのと無いのとでは「あったほうがキレイ」という結果になっています。水切り部材の価格は比較的安価ですし、部材設置による全体的な印象もそれほど変わらないので、外壁の汚れを気にされる方は取り付けたほうが良いかもしれません。

    [建物左面/東側]      [建物後面/南側]

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    全てのサッシの両サイド下には雨垂れ防止用の水切りが取り付けられており、黒い雨垂れ跡が目立たないような工夫・配慮になっています。

    [建物周り]

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  • 【クロスに隙間が発生】2015年11月24日(火)お家の点検1年目(高岡市T邸)

    部屋の隅っこでクロス同士が召しあっている部分に隙間を発見。お客様は特に気にされておらず、起こり得る現象を認識されていました。クロス保証は2年目まであるので、2年目点検の状態を見て対処することになりました。

    [2階居室]

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    部屋の隅っこで隙間部分が白く見える部分は隙間が開くことを前提とした施工(クロスを切る)であり、隙間部分にはあらかじめ弾性のあるコークボンドを充填しています。

  • 【キッチン金具のサビが発生】2015年11月24日(火)お家の点検1年目(高岡市T邸)

    Q キッチン金具にサビが発生している。

    現状を確認。ステンレス製の金具ですが、全体的にサビが発生していました。

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    ステンレスは基本的にサビの発生しにくいものですが、「もらいサビ」が原因となる事例が多いようです。塩分が含まれている「食塩」「醤油」「味噌」などをこぼしたまま放置、他の鉄「日本包丁など」「缶」を濡らしたまま放置があると考えられます。お客様ご自身の認識は全く無かったそうです。

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    サビの跡がプラスチック製の背面にもくっ付いていたので、後日、メーカーに聞いて対処することになりました。

  • 【床のきしみ】2015年11月24日(火)お家の点検1年目(高岡市T邸)

    Q 床がミシミシと音がする。

    現状を確認。床材同士の間を踏み込むとミシッと音がしていました。天候等の影響で床の基材や下地との間に隙間が生じて(木部の調湿機能など)体重がかかると擦れて音が出る現象です。きしみ音によっては状態が異なっているようです。改善策としては床下からの補正か床上からのボンド注入になります。

    [LDK]

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  • 【N邸の紹介/室内干しのコツとは?】2015年11月21日(土)お家の点検1年目(富山市N邸)

    2015年11月21日(土)お家の点検1年目(富山市N邸)

    所要時間 15:06~15:57 曇り

    スタッフ 砂田、渡辺

     

    【N邸の紹介/室内干しのコツとは?】

    室内で洗濯物を早く乾かす方法とは?「日照」「気温」「湿度」「風」がキーワードとなっています。室内で乾かす場合は「日照」以外(日当たりの良いサンルームは別かも)の方法になります。限られた部屋の広さで空気中に含むことができる水蒸気量は室温によって決まっています。気温と湿度の関係で飽和水蒸気量というのがありますが、ピンと来ないかもしれません。

    天候が悪く乾きにくい季節は室内干しされるのが一般的ですが、新築されたお客様の中には晴れても屋外では干さずに室内(洗面脱衣室やサンルーム等)だけで干される方も・・。室内なので天候に関わらず洗濯物を乾かさなくてはイケナイからちょっとした工夫が必要となります。

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    濡れた洗濯物から放出される水分はドコに行くのでしょうか?外に干す場合は、風に乗って水分が放出されますが、室内の場合は洗濯物から室内に水蒸気が移った後の行方が問題になります。除湿(除湿機やエアコン)や換気(換気扇)しないと室内に残るので雑菌の繁殖や結露の原因にもなります。

    また、除湿機以外に扇風機を併用しているご家庭もあります。これが冒頭にある「風」ですが、洗濯物を乾かすのにどう関係しているのでしょうか?

    洗濯物から放出された水分は一気に拡散するのではなく、少しずつ拡散していくのですが、水分が混み合うことでその周囲の湿度が高くなります。その部分に風を当てると混み合った水分が吹き飛ばされるので次の水分が放出されやすくなり、これが「風/空気の流れを作る」の役割だそうです。

     

    お客様宅ではサンルーム内に除湿機を置いて洗濯物が早く乾くように心掛けておられますが、お子様が大きくなるにつれて洗濯物が増えて回数が多くなってきたご様子。

    [洗面脱衣室]

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    リビングにも洗濯物を干さざるを得ない環境は寒い冬場でしたらどこのご家庭でも見受けられます。リビングではエアコンの除湿機能によって乾きやすくなっています。サッシのゴム枠には室内干し・室内水蒸気の増加による結露化は見受けられませんでした。

    [リビング]         [リビング/西側]

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