点検ブログ

  • 【T邸の紹介/気づかせてくれる・気づいて頂く訪問検査】2015年4月18日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町T邸)

    2015年4月18日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町T邸)

    所要時間 15:02~16:09 晴れ

    スタッフ 石丸、渡辺

     

    【T邸の紹介/気づかせてくれる・気づいて頂く訪問検査】

    弊社の訪問検査が10年目点検までに4回は必ずあることを知っているお客様。1年、2年目点検では「まだまだこの先も点検(訪問検査)がある」という安心感を持っておられますが、5年、10年目点検になると「まだまだ続けて欲しい」と切なる要望に変わっていく心境の変化が数多く見受けられます。

    01_KT05_紹介_01 01_KT05_紹介_02

     

    お客様は建築(経年劣化等)に詳しくないので、気づけない・気づかないことが多いと思われます。

    点検スタッフが訪問検査に来ることで改めてお家の現状に気づく・気づかせてくれる、将来を知ることができるようです。

    01_KT05_紹介_03 01_KT05_紹介_04

     

    お客様の生活スタイルやお家の立地環境等によって同じお家仕様でも違ってくるので、定期的な訪問検査が必要・大切だと毎回の点検で実感させられます。

  • 【開き戸のノブが壁クロスに当たる】2015年4月18日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町T邸)

    開き戸のノブが壁クロスに当たっている状態でした。お客様は初めて気づかれたご様子。

    [2階寝室]

    04_KT05_開き戸のストッパー_01 04_KT05_開き戸のストッパー_02

     

    マグネット式のドアストッパーですが、効きが悪くなってか扉がマグネットを通り越してノブが壁に当たって止まっている状態。既存のマグネットを分解して改めて取付け直すことになりました。

    04_KT05_開き戸のストッパー_03 04_KT05_開き戸のストッパー_04

     

    ドアストッパーを取り付け直した状態。ノブは壁クロスには当たっていません。

    04_KT05_開き戸のストッパー_05 04_KT05_開き戸のストッパー_06

     

    ストッパーは正常に機能するようになりましたが、元々の金物を固定していたビス穴が目立つようになりました。

    04_KT05_開き戸のストッパー_07 04_KT05_開き戸のストッパー_08

     

    そこで床の補修材である「クレヨン」をカッターで削って、元のビス穴に埋め込むことで目立たないように配慮しました。

    04_KT05_開き戸のストッパー_09 04_KT05_開き戸のストッパー_10

  • 【クロスの隙間】2015年4月18日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町T邸)

    クロスの隙間を発見。5年目点検ではお客様DIYをお勧めしているのですが、今回はお客様のメンテナンスのお手本になるよう、お客様が見ているのを確認してコークボンドを充填。仮にボンド剤がはみ出ても水性なので失敗しても手直しは何度でも可能です。はみ出たらタオルで拭き取って頂くよう助言。

    [2階ホール]

    05_KT05_クロスの隙間_01 05_KT05_クロスの隙間_02

     

    クロス同士が召し合う部分(入隅)では隙間が発生しやすい事例を紹介。クロスが隅っこでよじれないように隙間ができるように施工してあり、その隙間部分にはコークボンドが充填されています。

    [2階寝室]

    05_KT05_クロスの隙間_03 05_KT05_クロスの隙間_04

     

    今後のDIY・お手入れを考えてコークボンドを贈呈しました。

    05_KT05_クロスの隙間_05 05_KT05_クロスの隙間_06

  • 【お客様アンケートでお客様の本音をお聞きします】2015年4月18日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町T邸)

    お客様にアンケートをお願いしました。

    06_KT05_お客様アンケート_01 06_KT05_お客様アンケート_02

     

    Q 中田工務店を選んだワケは?

    A 何件か住宅メーカーを回ってみてイメージしている家に一番近く、提案してもらったプランも理想に近かった。

    06_KT05_お客様アンケート_03 06_KT05_お客様アンケート_04

     

    タイル調のキッチンカウンターがすごくオシャレです。

    06_KT05_お客様アンケート_05 06_KT05_お客様アンケート_06

     

    Q 住まいになってからの感想は?

    A 吹き抜けの下に蓄暖があるのでファンを回してもなかなか1階が暖まりにくい。

    06_KT05_お客様アンケート_07 06_KT05_お客様アンケート_08

     

    蓄暖で暖められた空気が吹き抜け天井に上昇する暖気と寒気・冷気が入れ替わる対流が起こっていると思われます。吹き抜けは開放感や2階との一体感等の良い点がある一方、暖房効率の悪さという欠点もあります。リビング階段はオシャレですが、冷たい空気が降りてくることもありますので、カーテン等で仕切ることが良いかもしれません。実際にこのような吹き抜け階段にカーテンレールをDIYで施工されているお客様もおられます。レールを施工する際にはシッカリと打ち込めるように下地の上にビスを打つことが必要になります。

    06_KT05_お客様アンケート_09 06_KT05_お客様アンケート_10 06_KT05_お客様アンケート_11

     

     

  • 【S邸の紹介/これはどうしてこうなるの?】2015年3月20日(金)お家の点検5年目(富山市S邸)

    2015年3月20日(金)お家の点検5年目(富山市S邸)

    所要時間 14:44~16:46 曇り

    スタッフ 前根、渡辺

     

    【S邸の紹介/これはどうしてこうなるの?】

    弊社点検スタッフによるお客様の感受性の判断。新築当時のお客様担当から聞くと「こんな雰囲気のお客様」と申し送りされていることもありますが、点検スタッフが実際に訪問検査で応答をしてみると、「説明を求める、知りたがる」お客様だったと判明することもあります。

    01_KS05_紹介_01 01_KS05_紹介_02

     

    「どうしてこうなるの?」「どうすれば良いの?」等々、点検現場ではお客様からの素朴な疑問が飛び交っていますが、チャンとしたお応えをすると新築当時以上に信頼感を抱かれることもあり、嬉しさを感じます。今回の訪問検査では親身に誠意のある事例紹介する姿勢を評価されてのことかは分かりませんが、「引越し当時は口うるさく言ってたけど、もう良いんです(笑)」と、お客様はニッコリ♪

    01_KS05_紹介_03 01_KS05_紹介_04 01_KS05_紹介_05

     

    「10年目や15年目点検はやんなきゃダメ(笑)」と切望されました。

    全ての訪問検査で共通して言えることは「生活しているお家」という当たり前のこと。建築前のお客様はお家の起こり得る現象・経年劣化等については未体験なので、今から5年後・10年後・15年後を知りたがるのは当然かもしれません。私たち点検スタッフの義務は点検現場での対処と将来的なメンテナンスを助言することと考えています。

    01_KS05_紹介_06 01_KS05_紹介_07

  • 【点検枡】2015年3月20日(金)お家の点検5年目(富山市S邸)

    [雨水枡]

    雨水枡の点検を実施。特に異常はありません。

    [建物前面/東側]

    02_KS05_点検枡_01 02_KS05_点検枡_02

     

    [汚水枡]

    汚水枡の点検を実施。汚水枡内に油脂等の溜まりが少し見受けられたので、お客様からホースをお借りして薬剤を使わずに内部を洗浄している様子を一緒に見て頂きました。

    [建物後面/西側/浴室]

    02_KS05_点検枡_03 02_KS05_点検枡_04

     

    洗浄しながら白い油脂等の特徴(洗剤で落とされた油分が電子的・温度的な変化で排水管の内壁に残る等)を説明。日常のお手入れに使うパイプスルー等の薬剤は屋内の排水管までの洗浄ですが、検査で見た汚水枡の排水管は屋外で薬剤は届かないので、数年に1回程度で洗浄して頂くようお願いしました。

    02_KS05_点検枡_05 02_KS05_点検枡_06

     

    [洗浄前]         [洗浄後]

    02_KS05_点検枡_07 02_KS05_点検枡_08

  • 【基礎化粧モルタルのヒビ割れ】2015年3月20日(金)お家の点検5年目(富山市S邸)

    Q 基礎のヒビ割れが多い(案内葉書)

    A 現状を確認。細いヒビ割れが北側や西側に数箇所ありました。ハンマーで表面を軽く叩いて音を聞くことで内部が剥離しているか否かを検査しています。

    [建物後面/西側]

    04_KS05_基礎化粧モルタル_01 04_KS05_基礎化粧モルタル_02

     

    基礎本体ではなく表面に化粧用としてモルタルを塗布しているので構造的な影響はほとんどないと思われます。仮にヒビ割れが目立たないようにセメントを上塗りした場合、ツギハギのように目立ってしまうこともあるので、協議の結果、このままの状態となりました。

    04_KS05_基礎化粧モルタル_03 04_KS05_基礎化粧モルタル_04

     

    お客様は他社で施工された隣家の基礎を例示されました。「縦に線の入った施工はヒビ割れがない?」

    の質問に対して「目に見える目地が縦に入っているのでヒビ割れしても目立たない」と説明することで理解して頂きました。

    [西側の隣家]

    04_KS05_基礎化粧モルタル_05 04_KS05_基礎化粧モルタル_06