点検ブログ

  • 【結露になりやすい】2015年7月15日(水)お家の点検10年目(富山市T邸)

    Q 今の季節は結露しないが、洗濯物を干しているとサンルームのサッシが結露するので、結露防止シートを使っている。

    A 現状を確認。ご家族4人の洗濯物は全てサンルームで干しているご様子。洗濯物が乾くには室内の水蒸気量を減らす・室外に移動させることが必要ですが、日差しが当たっても洗濯物から移動した水蒸気を換気や除湿で取り除かない限り結露の原因になります。除湿能力を今以上にあげるか換気扇を回し続ける、扇風機で空気を動かすことである程度の結露は緩和できると思われます。

    [2階サンルーム]

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  • 【結露がひどい】2015年7月15日(水)お家の点検10年目(富山市T邸)

    Q 結露がひどく、障子を貼り替えても濡れた跡がすぐに付いてしまう。

    A 現状を確認。この部屋のサッシは熱の伝導率が高いアルミ製の複層サッシ仕様。サッシの性能等によって起こり得る現象のひとつです。費用を抑える方法のひとつとして、内部と外部にプチプチ(気泡緩衝材)を貼ることで断熱効果が高まります。また、サッシの真横にある小屋の上に雪が積もり、積雪がサッシ側にくっ付いている状態になっているそうで、雪と常に接している(サッシが冷たい)ことが原因とも考えられます。

    [和室/西側]

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  • 【N邸の紹介/クロスの汚れを落としてみるが・・・】2015年7月4日(土)お家の点検2年目(富山市N邸)

    2015年7月4日(土)お家の点検2年目(富山市N邸)

    所要時間 09:58~11:12 曇り

    スタッフ 前根、渡辺

     

    【N邸の紹介/クロスの汚れを落としてみるが・・・】

    これは訪問検査の現場で「クロスのお掃除用に使えるかも?」と思って事前に購入していた「スーパーフォーム」です。裏面を読むと、用途は「ビニールレザーやプラスチック表面、換気扇、スチール表面など」と書いてあります。

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    1年目点検時に質問があった「クロスにコーヒーがこぼれてシミになった跡」を改めて確認。スーパーフォームを吹き付けしてタオルで拭いてみたのですが、壁クロスに跳ねたコーヒーのシミを落とせなかったのは非常に悔しかったです。ちなみに机の上はピカピカになりましたが・・。

    [2階ホール/北側]

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    お客様宅の2年目点検が終わって帰社した後、ネットで調べてみると酸素系漂白剤(ワイドハイター等)が良いそうでした。タオルに吹き付けして1時間程度の漬け置きで色が消えてくるようで、その後に水拭き・カラ拭きすることになります。

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    今回の悔しさを教訓にして、様々なお客様宅の点検現場であった経験を次の現場で活かしたいと心に誓った瞬間でした。

    ちまたでは様々なお手入れ用洗剤等が出回っていますが、漂白剤が食器や衣類だけでなくビニール系の壁紙(クロス)にも効くというのが私にしてみれば新鮮でした。

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    壁クロスの汚れを消しゴムで汚れを落とせない場合は中性洗剤(台所洗剤ですが、使用方法等の書いてある裏面を読む必要あり)を勧めていましたが、様々な点検現場で試行錯誤しながら検証することで次の点検現場で使えるようになることが次のお客様からお喜びの声が聞けるキッカケになっているのかもしれません。

  • 【点検枡】2015年7月4日(土)お家の点検2年目(富山市N邸)

    [雨水枡]

    雨水枡を検査。特に異常はありません。左側の配管は建物の雨樋、右側の配管は物置、一番下側は側溝に繋がっていると思われます。

    [建物右面/東側]

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    [汚水枡]

    汚水枡の点検を実施。少し白い油脂等が溜まっている状態でした。

    [建物後面/北側]

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    お客様からホースをお借りして油脂等が溜まっている状態を一緒に見て頂き、ホースの水流・水圧で定期的に洗浄して頂くようお願いしました。汚れによって排水管が「詰まる前に溜まる」という段階がありますので、溜まり過ぎないようにする心配りが必要になります。

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    [洗浄後]

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