ゴールデンウィーク期間中の5月5日に能登半島沖を震源とするマグニチュード6.5、最大震度6強の地震が発生しました。
「富山は地震の少ないところ」と思っていたので、地震の備えは殆どしておらず、あの時は揺れが収まっても暫く動けませんでした。
そんな時、富山市にある「四季防災館」へ訪問する機会がありました。
この施設では、いろんな災害の体験ができるということで、この日は“地震”と“火災”を体験してきました。
“地震”は、3次元に動く振動装置に乗り、震度0から震度7強までの揺れを体感した後、東日本大震災・阪神淡路大震災・熊本地震の実際の揺れ方を実際と同じ時間で体験しました。
大きな揺れが来た時には、皆さん笑って必死に手摺に捕まっていましたが、これが現実だったら…と思うとゾッとするほどの揺れ方でした。
“火災”は、ホテルの1室を再現した部屋から出火し、廊下を通って外に出るという本格的なものでした。
煙を吸わないよう低い姿勢で前に進む。頭では分かっていても、実際に体験しておくと、いざというときに役立つと思いましたし、
どちらも非現実的な体験ではありましたが、いざというとき慌てない備えは大切な事だと、改めて思いました。
また、災害時、家族が同じ場所に居るとは限りません。
通信手段も途絶えてしまうかもしれないので、家族間で避難場所を決めておくという事も大事だそうです。