点検ブログ

  • 【トイレ床材の黒ずみ】2014年11月11日(火)お家の点検10年目(富山市M邸)

    床材は木製フローリング仕様。1階は特に床材の変色・黒ずみ現象は見受けられませんでした。

    [1階]

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    一方、2階トイレでは便器前面の床材が黒く変色。梅雨や冬の暖房時、便器周りに発生しやすい結露水が拭かれずにそのままになって、便器の底部(丸みの部分)と床材同士の間にあった結露水が床同士の間にしみ込んだと思われます。今回の10年目点検では便器内部の汚れ落としはもちろんですが、外部の結露拭きも必要になること、「便器は結露すること」を改めて事例紹介。お客様は「初めて知った・・・前もって教えてもらってなかった・・・」と非常に残念がっておられました。

    [2階]

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    お客様宅の訪問検査は1年目点検のあとの2年目と5年目はお客様のご都合で実施されず、今回の10年目点検までの空白期間がありました。弊社・点検スタッフも1年目点検当時に今回のように起こり得る現象を説明していれば・・・と、反省しています。

    今から約10年前の点検品質は近年の点検スタイルと比べると、当時の配慮が足りなかったと思われます。こうして10年目点検を継続的に実施してようになって初めて1年目点検での配慮にも真実味が出てきますし、お客様に具体的な提案もできたのかもしれません。

  • 【換気扇の掃除方法を知りたい】2014年11月6日(木)お家の点検2年目(富山市K邸)

    Q 換気扇の掃除方法を知りたい。

    A 換気扇・・・キッチンにある調理時に発生する煙等を排気する大型の換気扇とは違って、お家の計画換気を担う排気口となっている換気扇です。まずは表面カバーを取り外して「簡単に取り外せる」ことを紹介。内部の黒い換気扇や枠を見ると、ホコリ等によって白っぽく汚れているのが分かります。室内環境等によって汚れ具合は異なりますが、これは住まわれて2年後の様子です。

    [食品庫・洗面脱衣室/排気口]

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    常時換気となっている換気扇の電源をいったんOFFにしてタオルで拭き掃除を実施。

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    次は給気口です。洗面脱衣室などにある換気扇(排気口)から室内の空気を強制的に排気することで気圧が低下し、居室などにある給気口から自然に外気が入ってきます。

    [LDK/給気口]

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    給気口のカバーには外気の汚れを取る白いフィルターが入っています。日頃のお手入れでは掃除機でホコリを吸い取って頂くようお願いしました。

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  • 【引き戸ストッパーの外れ】2014年11月26日(水)お家の点検2年目(魚津市O邸)

    Q ストッパーが外れてしまった。自分なりに何回かくっ付けたりしてみたが・・・。

    [内玄関]

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    剥がれないように・取れないように・シッカリとくっ付くように・・今回は点検スタッフの手で接着剤と両面テープで固定することにしました。

    [アロンアルファ・ゼリー状][両面テープ]

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    細いペンチを使って丁寧に・慎重に設置。

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    お客様に一連の補修作業を見て頂き、次回からはお客様DIYで対処できるように説明。

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  • 【開き戸のロックが掛かりにくい・回しにくくなった】2014年11月26日(水)お家の点検2年目(魚津市O邸)

    Q ドアロックが掛かりにくく・回りにくくなった。

    A 扉が少し傾いていることでロック部分に摩擦・引っ掛かりが出ていました。ドライバーで丁番を回して扉の傾きを補正して現状を改善。

    [1階トイレ]

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    扉が下がった場合の上げ方(扉を上下に動かせる機能)を紹介。

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  • 【壁クロスの隙間等】2014年11月26日(水)お家の点検2年目(魚津市O邸)

    クロスとクロスの間の開き。気になる・気にならないはお客様の感性によって違ってきますが、この現象は下地材が湿度変化等によって伸縮、下地ボードが動き、クロスが追随できなくなることで発生する現象となります。

    [LDK/東側]

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    クロスのヒビ割れ。ヒビ割れ部分にコークボンドを充填。

    [階段踊り場]

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    仕上げに濡れタオルで拭き取ってヒビ割れ部分にコークボンドが浸透するようにしています。

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  • 【開き戸の調整方法】2014年11月8日(土)お家の点検2年目(高岡市O邸)

    Q 開き戸を自分なりに調整してみた。

    A 現状を確認。扉の傾きや奥行き等を補正する場合、丁番の固定ビスをいったん緩めてから扉を動かせる可動ビスを回すことになります。

    [LDKと洗面脱衣室の間]

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    このように真ん中の固定ビスを緩めた後、左右のビスを回して扉を前後、左右に動かします。

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    開き戸を閉めた時にガタツキ(前後に少し動く)がある場合、ラッチ受け金具を補正する箇所「どの部分を触るのか」を見て頂き、今後のお客様DIYに備えています。

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  • 【給気口の掃除】2014年11月8日(土)お家の点検2年目(高岡市O邸)

    室内にある給気口のカバーを取り外し。内側にはフィルターが取り付けられており、取り外しが可能となっている仕組みを紹介。定期的に掃除機でホコリを吸い取って掃除して頂くようお願いしました。

    [LDK]

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    お客様へ取り外したフィルターを掃除機でホコリを吸い取っている様子。

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