スリムダクトが下がっているのを発見。気象条件等によって下がってきたものと思われます。下から手で押し上げてみたのですが、枠の内側に完全に入らない状態でした。
[建物後面/南側]
そこで、脚立にのぼってスリムダクトの表面側のカバーの下がりを完全に近くから閉じました。
結露についてお聞きすると、寝室のサッシ下部の辺りに結露が多く発生しているとのこと。一般的なご家庭でも寝室のサッシには結露が発生しやすい(就寝時の呼吸による水蒸気放出と室温の低下等)のですが、もう少し掘り下げてお聞きすると、今は空気が乾燥している季節なせいか、加湿器を点けておられるご様子でした。
[寝室/東側]
お客様はサッシが複合ガラス(ペアガラス)だと「結露が発生しない」と思われていたので、「結露しないではなく、結露しにくい」ことを他の点検現場の事例(室内環境)を交えて改めて紹介。加湿器を点けると室内の水蒸気量が増加します。室温が下がると換気や除湿をしない場合は湿度が上がって、厚手のカーテンを閉める夜は、サッシとカーテンとの間の気温が特に下がる傾向(室内の対流外)にあるので結露化しやすくなります。
サッシに結露が発生してしまうのは嫌だと思いますが、ご家族の健康を考えると加湿器の使用は仕方の無いことかもしれません。
[寝室/加湿器] [LDK/加湿器]
お客様宅は第3種換気システムになっています。各々の部屋に設置してある排気口(換気扇)は全てONの状態でした。空気の流れが良かったのは通気・換気に気を配っておられることもあると思われます。
[洗面脱衣室] [1階トイレ] [2階トイレ]
生活動線になるダイニングテーブルと畳コーナーとの距離。1年目点検での感想では「引き出しを最大に引き出せない。全開すると歩くスペースにゆとりがなくなる」とのことでした。
あれから1年が経ちました。新居にお引越しして2年経過した今ではテーブルの大きさ・距離にも慣れて使い勝手等も変化したせいか、以前ほど違和感が無いようでした。感想を聞かせて頂き、ありがとうございます。
[入口→階段口] [階段口→入口]
散らばったオモチャを片付けやすく、そして整理整頓されているように感じる、考えられた収納棚です。色分けされたボックス毎に収納・片付けする物を決められる(この色はコレコレ等)ので、出し入れしやすく特にお子様がおられるご家庭の場合は使いやすいと思われます。
弊社・中田工務店を再評価して頂く試みです。
今回は違った種類のアンケートをお願いしました。書いて頂く手間はあると思いますが・・・(汗)
「担当が変わってしまったので、連絡に不安です。今までと同様にいつでも何でも話せるようにお願いします」という言葉が印象に残りました。私たちアフター部門がお客様の窓口となって誠意を持って対処したいと考えています。
お客様に再評価して頂くこと。アンケートと言えば、弊社の場合は「住み心地アンケート」がありますが、それとは違った形でご意見・ご感想をお聴きするものとなっています。
口頭で聞き取れない気持ちを文書にしてお聴きすること。点検現場でのお客様との応答は記録化しているのですが、お客様が書かれたアンケートには「重み」があります。
アンケートの意味。記入して頂くのが目的ではなく、聞かせて頂いた感想等にお応え・改善することが本当の目的となります。これからも弊社・中田工務店を末永く宜しくお願い致します。