開閉テストを実施。ラッチとラッチ受けのかみ合わせが悪い状態でした。そこで、ラッチ受けの金物を調整(止めビスを緩めてラッチ受け金物を少し動かす)することにしました。
[2階寝室]
お客様をすぐ近くにお呼びして目の前でドライバーや指先を使いながらラッチ受けが動くのを見て頂きました。お客様はメンテナンスの方法・扉の仕組みを頷きながらご理解されているご様子でした。
この開き戸の丁番も六角レンチが必要なタイプとなっています。
天井クロスの割れを発見。デジカメの不具合でレンズ内の汚れによるポツポツ薄い斑点がかなり目立っていますが・・・(汗)
[2階寝室]
下のほうにもヒビ割れが発生していました。湿度変化等による木製の下地やボード、クロスの伸縮等の違いによるところが主な原因となります。
13畳ある洋室。割れている箇所を見ると透明になっている状態。過去に弊社によるコークボンドを使って目立たないように補修されていた跡と思われます。クロスの保証は2年、現在は保証対象外となっています。お客様DIYで目立たないように補修することも可能ですが、もし、費用をかけて補修される場合、将来的に子供部屋等で間仕切りを作る際に補修・貼り替えされたほうが経済的になります。
[2階洋室/壁] [2階洋室/天井]
壁、天井面に隙間が見受けられました。目立たないように補修する場合は別途見積書を提示させて頂くことを説明すると、現在のままで良いことになりました。
[2階ホール]
Q 新築にしたのに「夏になると非常に暑いので何とかしたい」とお客様。
間取りや仕様では玄関から2階ホールとの空間のツナガリを意識した玄関吹き抜けになっています。そして自然光の明るさを取るために天窓を多く採用しています。
[玄関吹き抜け]
昼間の薄暗い天候であっても天窓があると照明を点けなくてもある程度明るくしてくれますし、夜は小さなプラネタリウムのように星空を見せてくれます。また、天窓が開閉できる仕様だと換気機能もあります。
[2階洋室]
しかしながら今回の事例のように夏場になると直射日光がガンガン入ってくるので、思った以上にかなり暑くなると思われます。そこで、光をある程度遮る・和らげるカーテンの必要性が出てきました。ブラインドやロールカーテン、遮光スクリーンなどの選択肢(電動式・手動式)がありますので、日常生活との兼ね合いも考えながらご提案することになりました。
お客様に住み心地アンケートの記入をお願いしました。
[友人・知人に自慢、褒められる・驚かれるところ]
LDKの小上がりに驚かれるとのことです。小上がりの高さを利用した収納スペースもあります。
[LDK/畳コーナー]
スキップフロアに驚かれるとのこと。中2階の書斎スペース。LDK全体が見渡せます。
1年間の四季を体験されて感じたこと。リビングが広すぎたそうです。リビングとキッチンを仕切れる3枚扉の引き戸。「閉めると光熱費が節約できるかも?」と予想していましたが・・・(床暖房はリビング、ダイニング、キッチン、洗面化粧室)
[LDK]
エアコン(クーラー)の設置はリビングだけ。開放された空間を冷やすにはクーラーの容量不足(吹き抜けもある)のようでした。
間取りで開いたちょっとのスペースに収納の発想を取り入れています。デザイン性も考慮されています。
[LDK/リビング開き戸の横]