点検ブログ

  • 【洗濯物が乾きにくい】2013年11月27日(水)お家の点検1年目(富山市婦中町D邸)

    Q 今の時期、夏場に比べると洗濯物が乾きにくくなってきている。

    A 現状を確認。気温が低くなると、飽和水蒸気量が小さくなって水分が室内に拡散しにくくなるのが主な原因ですが、「干せる・乾く」ということは空気中に水蒸気が逃げるという意味であり、室内全体の空気中に含められる水蒸気量(飽和前)はある程度決まっています。

    そこで、室内を除湿することで低温(冬場)であっても飽和になる前の水蒸気の許容量が確保(室内に取り込める水蒸気の余力)でき、それに伴って衣類に含まれる水分を空気中に逃がす(洗濯物を乾かす)ことができる仕組みと考えられます。

    [物干し場]

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    今回の事例のようにサーキュレーターを使って室内・家内の空気を循環・撹拌(かくはん)させると、乾いた空気と湿った空気が混ざることで、湿度が低下(除湿に似た現象で湿度が下がる)して洗濯物は日陰であっても寒くても少しずつ乾かせると思われます。

  • 【換気システム】2013年11月27日(水)お家の点検1年目(富山市婦中町D邸)

    第3種の換気計画です。1階の給気口は全て「閉まる(閉めている)」状態のようでした。お客様にお聞きすると、寒い時期は給気口から冷たい風が入ってくるそうで一時的に「閉じる」状態にしておられるご様子。

    基本的には換気計画を考慮して給気口を「開ける」状態でお引渡ししているのですが、閉じているのを定期点検で発見すると「換気計画の意味」を説明しています。仮に「閉じる」状態であっても、窓を開ける習慣がある場合はそれに越したことはありません。

    [LDK/給気口]     [2階居室他/給気口]

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  • 【M邸の紹介】2013年11月22日(金)お家の点検1年目(富山市婦中町M邸)

    2013年11月22日(金)お家の点検1年目(富山市婦中町M邸)

    所要時間 9:52~11:25 小雨

    スタッフ 砂田、鉾井、中谷、渡辺

     

    【M邸の紹介】

    R型のオシャレな真っ白い玄関ドア。長方形が一般的な玄関ドアですが、丸みのあるドアスタイルを見ると、気持ちが和む・柔らかくなるのは気のせいでしょうか・・・。

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    お客様をお迎えする表玄関、そしてご家族が使われる内玄関です。壁の色も白で統一されており、清潔さや気品さ、居心地の良さを感じます。

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    壁側に配置された作業カウンター。ファミリーコーナーとなっています。お子様の自宅学習を介しての触れ合いで、親子のコミュニケーションが特に大事な小学生までの時間をどのように過ごされるのか、これまでの数ある施工事例の中には「お勉強カウンター」という対面キッチンでのプランもありました。今回はキッチン仕様ではありませんが、このように横に並ぶカウンター方式が心理的にも良いかと思われます。

    [2階居室]

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  • 【クロスのめくれ・隙間等】2013年11月22日(金)お家の点検1年目(富山市婦中町M邸)

    Q クローゼット内の棚クロスがめくれてきている。

    A 現状を確認。仮に貼り直しても同じ現象になる可能性があるので、天板を取り付けて耐久性を持たせる方法をご提案。後日、取り付けることになりました。

    [2階居室クローゼット]

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    Q 壁クロスが少し割れてきている。寝室のほうは前よりも少し隙間が隠れてきたが・・・。

    A 現状を確認。季節や気候、天候による湿度変化等によって木部が伸縮すると同時に下地ボードが動いて、クロスも追随することで隙間が発生します。2年目点検まで待って頂き対処することをお約束。

    [階段ホール]

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    [2階寝室]

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  • 【クレセントが閉まらない(回転しない)】2013年11月21日(木)お家の点検1年目(魚津市O邸)

    Q クレセントが受けの手前で引っ掛かってロックが掛からない。ここは2階だし、わざわざ長ハシゴを掛けて侵入する泥棒はいないと思うが・・・(笑)

    A 現状を確認。クレセントを回してみましたが、ロックされず途中で引っ掛かる状態でした。

    [2階サンルーム]

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    正常な動き方が分からなかったので、他の部屋の正常なクレセントの動きを再確認。クレセント受けの位置が微妙にずれている状態であることが判明しました。

    [2階居室]

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    クレセント受けを少し動かすことでクレセントの回転がスムーズになり補正完了。

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  • 【結露】2013年11月21日(木)お家の点検1年目(魚津市O邸)

    サッシ枠のほうが少し結露している状態でした。サッシ仕様はアルミ樹脂複合サッシとなっています。

    [2階寝室]

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    複合サッシは「結露しない」ではなく、「結露しにくい」ということを改めて説明しました。

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    暖房設備はエアコン。空気が乾燥するようで室内では加湿器を使用されているご様子。室内水蒸気量の増加と就寝後の室温の低下によって湿度が上昇してサッシ枠が露点になる事例を紹介。将来的なカビ防止(発生するとカビを除去しにくくなる)の為、起こり得る現象を知って頂くと同時に定期的な拭き掃除をオススメしました。

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  • 【開き戸の開閉】2013年11月18日(月)お家の点検1年目(富山市T邸)

    Q ドアを閉める時、端っこが枠に引っ掛かる。

    A 現状を確認。季節や天候の湿度変化等による木部の「反り」や「痩せ」等の現象が原因と思われます。そこでドライバーで丁番を調整・補正しています。

    [1階トイレ]

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    リビングドアも1階トイレと同様の現象でした。ドライバーで丁番を補正、改善前と改善後の扉の状態(傾き等)をジェスチャーで紹介しています。

    [LDK]

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    実際に丁番の補正方法をお客様の目の前で実演。最初に丁番の真ん中の固定ビスをいったん緩めて、次に両端のビスの動かし方によって扉が動く様子を紹介しています。

    [2階居室]

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    下にも上と同じ機能の丁番があります。上下で立体的な扉の動きが可能となります。

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  • 【引き戸の開閉】2013年11月18日(月)お家の点検1年目(富山市T邸)

    今回は不具合が無かったのですが、今後のメンテナンスを考えて引き戸の扉の補正方法を実演しました。扉の真横(側面の下)に台車の傾きや高さを調整できるネジがあります。

    [2階寝室]

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    扉の底部にある台車が上下左右に動くことで扉の傾き等が変化する仕様になっています。開閉に不具合があり、調整ネジで補正する時に「どこを基準に合わせるのか?」を考えるとドア枠の垂直部分に扉の縁を合わせています。

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  • 【開き戸の開閉】2013年11月16日(土)お家の点検1年目(高岡市O邸)

    開き戸の開閉テストを実施。「遊びの部分」が少し大きくなっていたので、ドライバーで丁番とラッチ受けの部分を補正して現状を改善。

    [LDK/洗面脱衣室側]

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    [2階居室]

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    ※ 「遊びの部分」は一般的によく使われる言葉ですが、急激な力が及ぶのを防ぐ為に部品の結合にゆとりを持たせることのようです。