外壁の仕様(色や模様など)は窯業系サイディング。遠目では他の点検現場とそれほど変わらないのですが、サッシの両サイド下に水切り金物があるお陰なのでしょうか、(周辺環境にも左右されますが)黒い雨垂れ跡はほとんど目立っていませんでした。
[建物前面/南側]
水切り金物を設置することで雨垂れ跡を目立たせない抑制効果は大きいのですが、薄っすらと雨垂れが見える部分もあるので、雨垂れ跡が全く発生しないことはない結果となっています。
[建物右面/東側]
1年目点検だからでしょうか、雨垂れ跡はほとんど見受けられません。雨垂れや藻には様々な原因があるのですが、ひとつは立地条件(周囲の建物の有無)があり、隣家がある場合と空き地・田畑等の場合でも状況は異なってきます。
また、他の点検現場で5年目点検での様子を見ると、水切りがあるのと無いのとでは「あったほうがキレイ」という結果になっています。水切り部材の価格は比較的安価ですし、部材設置による全体的な印象もそれほど変わらないので、外壁の汚れを気にされる方は取り付けたほうが良いかもしれません。
[建物左面/東側] [建物後面/南側]
全てのサッシの両サイド下には雨垂れ防止用の水切りが取り付けられており、黒い雨垂れ跡が目立たないような工夫・配慮になっています。
[建物周り]