Q 大きくない物を落としただけなのに白いキズ跡が残る。床材はキズに強かったのでは?
A 現状を確認。どのような物(重さや形)をどの高さから落としたのかは分かりませんが、今回はお客様サービスの一環で対処することになりました。簡易的な補修では「くれよん」という補修材をキズ口に塗り込んで目立たないようにする方法が一般的です。
[リビング]
[キッチン]
Q 木製の椅子で引きずってしまい、白いキズが付いてしまった。
[リビング]
タオルで白い部分を擦っても変化がありません。そこで手持ちの「スーパーフォーム」という薬剤を吹き付けして塗装の汚れを擦ってみると、周囲の木の色が少し薄くなりましたが。遠目ではスリ傷が目立たなくなりました。
別の場所にもキズがありました。何をぶつけたのか分かりませんが、少し深いキズでした。同じ薬剤を吹き付けして擦っても目立っていたので、違う方法を取りました。
お客様に補修材の「かくれん棒」をお貸しして、傷口に塗り込んで頂くようお願いしました。クレヨン感覚で手軽にキズ補修できます。お客様の労力の甲斐あってか少しは目立たなくなりました。このように補修材を上手に使うことで目立たなくなる事例を体験して頂きました。
2014年7月16日(水)お家の点検10年目(富山市八尾町A邸)
所要時間 9:40~11:42 曇り
スタッフ 前根、渡辺
【A邸の紹介】
お客様宅の定期点検の記録を辿ると・・・弊社・中田工務店の定期点検を始めた第1号となっています。
当時(約10年前)の1年目点検は「定期点検」をどんな感じでするのか暗中模索の状態でした。振り返ってみると信じられない話です・・・(汗)それが600件以上の点検現場を重ね今に至っています。
お客様宅では定期的にワックスをかけておられるご様子。床の表面は光が反射してツヤが実感できます。
イスやテーブルの脚先にはキズ防止のための毛糸の靴下が履かせてあります。椅子の脚にマッチしててカワイイ・オシャレですね。定期点検を始めて11年目選手の私ですが、保証対象となっている部材等の検査だけでなく、こうしたインテリア等へのお客様の心配りにも配慮していきたいと考えています。
Q 床にキズ(黒い跡)が付いてしまった。
A 現状を確認。開き戸の底部が少し床を擦っている状態でした。
ドアが傾く(下がる)ことによってマグネット式のドアストッパーの金物(ゴム状のもの?)が下がって床を擦っている状態だと思われます。
まずはドライバーでラッチのかみ合わせを補正してみましたが、改善できませんでした。
次に丁番を補正してみることに。この開き戸の丁番は専用の六角レンチが必要となります。お引渡し時の取扱説明書と一緒にお客様へお渡しした「工具セット」を再確認しましたが、約5年前のことであり、ハッキリと覚えておられないご様子。仮に紛失してもホームセンター等で販売されているので、今後のメンテナンス道具として購入して頂くようお願いしました。
丁番の補正の仕方によって、扉が上下・左右・奥行きへの動くことを紹介。
床に付いているキズ?汚れ?を試しに爪で擦ってみると何とか取れそうだったので、ティッシュをお借りして水も含ませながらお客様と一緒に擦ってみることになりました。
指圧(指を押し付けて擦る)によって汚れが取れてきました。左下の写真の左側に見える斑点はデジカメセンサーに付いた汚れが写ってしまいました(汗)ごめんなさい!
擦っても落としきれなかった場合の汚れは薬剤を使って頂くようお願いしました。
[友人・知人に自慢、褒められる・驚かれる場所]
[リビング仕切り扉]
リビングとDKを仕切っている3枚引き戸。オシャレだし、冷暖房をかける空間を仕切ることで光熱費が節約できる。
[床のキズ]
Q 1年ほどしか経ってないが、床がキズだらけになってきた(汗)これが数年経過すると、さほど気にならないと思うが・・・(笑)
現状を確認。床暖房用のフロア材となっています。特に傷つきやすい材質では無いのですが、展示場と違って、住まわれるとやっぱりキズは付いてしまいますね(汗)
[和室の踏みこみ]
「踏みこみがステキだね」と友人から言われる。
[畳表の色あせ]
障子戸を少し開けると分かるが、畳表の色があせてきた。
元々は緑色だったのですが、太陽の紫外線が障子戸を透って入ってくるものと思われます。色あせ対策ではネットで検索してみると、UVカット(遮光率のアップ)を考慮したほうが良いそうですね。
(色が変わるから本物の畳とも言えますが・・・汗)