点検ブログ

  • 【蓄暖の掃除】2016年11月9日(水)お家の点検10年目(富山市Y邸)

    Q 新築して10年ほど建っているので蓄暖の内部にホコリが溜まっているのでは?

    A 現状を確認。他の点検現場でもお客様からの申し出で蓄暖を掃除した経験はあるのですが、製品仕様・構造が違うせいか、カバーを開けるビスが見当たりませんでした。

    [LDK]

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    お客様へ蓄暖の取扱説明書を持ってきて頂き、カバーを取り外せるか否かを改めて確認しましたが、無理なようでした。仮に開ける場合はメーカーのメンテナンスに依頼(有償)することになると思われます。

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    給気口付近(背面)にホコリが溜まりやすいので、お客様は蓄暖の背面に掃除機を入れて吸い取っているご様子。入口付近にはホコリは無かったのですが、掃除機が届かない場所・奥のほうはホコリが堆積している状態でした。柄の長い掃除用具で背面の両サイドから掃除して頂くよう改めてお願いしました。

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  • 【室外機の節電対策】2016年10月18日(火)お家の点検10年目(富山市S邸)

    全てのエアコンの室外機には屋根(日除け)が取り付けてありました。直射日光(紫外線)による劣化等を防ぐ目的もありますが、年間で数千円の節電効果(消費電力の低下)もあるそうです。夏の場合、直射日光を浴びて室外機が高温になると冷房の効率が悪くなる(電気代が余計にかかる)こともあります。一方、冬の場合は冷えすぎないことが良いそうです。積雪量が多い地域では室外機のファンの前が雪で埋まらないように気をつけなければいけません。

    [建物後面/南側]

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  • 【洗濯物を干す場所】2016年10月18日(火)お家の点検10年目(富山市S邸)

    洗濯物は主にサンルームで干しているのですが、冬場の乾きにくい時期は蓄暖の前で干しているご様子。

    [サンルーム/東側]

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    蓄暖の前面から乾いた温風が吹き出してくるので洗濯物は乾きやすいのですが、大量の洗濯物から放出された大量の水分は「除湿や換気をしないと室温の低下にともなった結露の原因」にもなります。大量の水分を含んだ暖かい湿った空気がLDKの扉の開閉で2階に上昇すると、冷たいサッシの表面に付着して結露化することもあります。

  • 【蓄暖の内部の掃除】2016年5月13日(金)お家の点検5年目(富山市I邸)

    Q 蓄暖の内部の掃除をしたいのだが・・・。

    A (蓄暖の製品仕様によって方法は異なりますが・・・)左右のカバーのビスを取り外して内部を確認すると、大量のホコリが溜まっていました。新築して5年でこれだけのホコリが溜まるんですね。

    [LDK]

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    お客様は率先して掃除機を持ち出してお掃除されました。私たち点検スタッフの訪問検査を受けることで(体験することで)蓄暖のカバーを取り外せることを理解されました。これがお客様DIYや次回のメンテナンスにつながると思われます。

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  • 【蓄暖の掃除】2016年10月18日(火)お家の点検10年目(富山市I邸)

    Q 蓄暖の送風口からホコリっぽいニオイがしていた。蓄暖の背面には掃除機を入れて掃除している。

    A 現状を確認。側面と前面のカバーを外してみることになりました。

    [LDK]

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    お客様と前根で掃除機を使って溜まっているホコリを掃除しました。(蓄暖の機種によってはカバーが取り外せないこともありますので注意が必要です)

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  • 【S邸の紹介/冬の体感温度と間取り、暖房器具】2016年2月25日(木)お家の点検1年目(高岡市S邸)

    2016年2月25日(木)お家の点検1年目(高岡市S邸)

    所要時間 10:04~11:05 晴れ

    スタッフ 砂田、上水、中谷、渡辺

     

    【S邸の紹介/冬の体感温度と間取り、暖房器具】

    リビングの吹き抜けはとても開放感があって非常に心地よいのですが、冬場で暖房器具がエアコンだけの場合は暖かい空気がそのまま吹き抜け天井に上がってしまい(2階の冷気・寒気と1階の暖気の対流)リビングがなかなか暖まらない事例もあります。

    お客様にお聞きすると「それほど寒くなかった」との感想でした。南側の吹き抜けに大きな窓を設けていることでたくさんの陽射しを取り入れることができて良かったのかもしれません。

    [LDK]

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    階段も吹き抜けになっているのですが、2階から冷気・寒気が下りてくることもあまり感じられない室内の寒暖の循環です。

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    吹き抜け窓の大きさやエアコンの位置、室内の凸凹も空気の流れに影響すると思われますが、体感温度の差もあります。吹き抜け天井にはクルクル回るシーリングファンがあって、冬は上向きに回転させることで壁つたいに暖気が流れて降りてくるので快適な室温になると思われます。

     

    新居を考えておられる方は間取りも大事ですが、ご家族に寒がりの方がいらっしゃるのでしたら、建築予算と将来の貯蓄等のバランスを考えながら暖房器具の選択や配置等にも気を配ってみるのも良いかと思われます。吹き抜けにはシーリングファン(参考/http://fazoo-blog.com/)を取り付けるのをお勧めします。室内空気を撹拌することで電気代の節約や冷暖房効果をアップさせてくれます。

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  • 【M邸の紹介/私たちのお家で1年間生活体験した感想】2016年2月23日(火)お家の点検1年目(富山市M邸)

    2016年2月23日(火)お家の点検1年目(富山市M邸)

    所要時間 12:58~13:54 曇り

    スタッフ 砂田、中谷、渡辺

     

    【M邸の紹介/私たちのお家で1年間生活体験した感想】

    お客様に1年間住まわれて感じた感想をお聞きしました。

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    A 床暖房はとても暖かい。

    お客様は「床暖房にして本当に良かった」としみじみと感じておられるご様子。床暖房の施工範囲はLDKのほか洗面脱衣室などにも至っています。階段は吹き抜けになっているのですが、冬の時期特有の冷気・寒気が2階から降りてくるという寒さは感じないとのことです。

    [LDK]

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    [スイッチ・コンセントの位置]

    A やっぱりダイニングテーブルの近くにコンセントがあれば良かった。

    お客様はテーブルでホットプレートを使う時は壁際カウンターから延長コードで伸ばしているご様子。キッチン側にも電源が欲しいこともあり両方からの使用に対して間仕切りカウンターの壁にコンセントがあれば良かったようです。プラン当時は提案していたのですが、今思うと残念で仕方がありません。

    [ダイニング]        [間仕切り壁]

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    A 窓枠などに結露がある

    睡眠時の呼吸によって体内の温かい水蒸気が室内に放出、室温の低下等につれて結露化するのは一般的に起こり得る現象となります。

    お客様宅では大量の洗濯物を2階の一室で床暖房の暖気・乾燥のチカラを利用して乾かしています。3枚引き違い戸を開けっ放しにすることで1階から2階にあがってくる床暖房の暖気を存分に取り入れることができるので非常に重宝されるのですが、衣類から放出された大量の水蒸気が暖かい空気と一緒に室外に移動して他の部屋(閉めっ放しで室温が低い)で結露化しているとも考えられます。

    (参考/飽和水蒸気量の関係・・温度と空気中に含めることができる水蒸気量と結露化など)

    [2階物干し場]

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    現在の結露化している状態。今回はそれほど水滴が見受けられなかったのですが、お客様が結露を気にされているということは結露の量や範囲が今以上とも考えられます。

    [2階居室]

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    床暖房は室内が過乾燥になる傾向にあるのですが、ご家族の健康を考えると、ある程度の室内干しは湿度の適正化に有効となります。結露をある程度抑える方法として「換気扇を回す、除湿機を使う」ことがあげられます。

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    結露はお家内外の温度差によるところが大きいのですが、室内干しや石油ファンヒーター等によって室内から放出・発生することで起こる事例が点検現場では数多く見受けられます。私たち点検スタッフは様々な点検現場の事例・現象を紹介しながらお客様に知って(気づいて)頂くよう努めています。

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  • 【結露がひどい】2015年5月30日(土)お家の点検10年目(富山市M邸)

    Q 結露がひどい。友人・知人の家と比べているが、やっぱり結露が非常に多い。

    現状を確認。今回の訪問検査の前にお客様がお掃除されていたようですが、結露跡は見受けられました。

    前回の5年目点検ではリビングが北向きでサッシ仕様、石油ファンヒーターの使用頻度や室内干しの量、室温の変化等による結露化と説明していたのですが、今回はもう少し聞き込みしました。

    [LDK/北側]

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    暖房器具は主に蓄暖。室内は高温で過乾燥になる傾向があります。洗濯物が乾きにくい冬場は鴨居等にハンガーを並べてリビングと和室の間などで大量に干しておられるご様子。除湿機もあるのですが、衣類からの水蒸気放出量のほうが多くて除湿機の機能が追いつかないとも考えられます。

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    結露の原因についてはお家の周辺環境や間取り、サッシ仕様、暖房設備、生活スタイル等によって同じお家でも大きく違うこともあって単純に比較できないのが現実です。この地域は風が強く、北風が直接当たる環境によって冷やされやすいこともあります。

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    蓄暖の出力や運転時間等で2階の暖房をまかなう(家中が暖かい)こともできるのですが、暖かい部屋で室内干しをして洗濯物から空気中に放出された水分(暖かく湿った空気)がLDKから2階に移動すると急激に冷やされて窓ガラスが結露化してしまうこともあります。ガラス面には結露吸収シートが貼られていましたが、湿った暖気と寒気が対流する・ぶつかると結露化する仕組みを考えると仕方のない現象かもしれません。

    [2階居室]

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    階段の入口にロールカーテン等を取り付けて、暖かく湿った空気と2階の冷やされた空気がぶつかる・対流を遮断することが結露を軽減させるひとつの方法になると思われます。

    [階段口]          [2階ホール]

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  • 【T邸の紹介/ご夫婦そしてお子様たちの新居】2015年11月24日(火)お家の点検1年目(高岡市T邸)

    2015年11月24日(火)お家の点検1年目(高岡市T邸)

    所要時間 13:41~14:20 曇り

    スタッフ 砂田、渡辺

     

    【T邸の紹介/ご夫婦そしてお子様たちの新居】

    小さなお子様(特に赤ちゃん)がいらっしゃるお家に訪問検査に伺うと、「スヤスヤと眠っているのを起こしてしまうのでは?」とお客様ご夫婦に気遣う場面もあります。

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    でも、ご夫婦は私たち点検スタッフに「気遣い無用」と合図されるのですが、「やっと眠ってくれた」等々の心境・子育てママの苦労も知っているので、その行為を非常にありがたく感じています。

    これはお客様に良かったこと・悪かったこと等々を書いて頂く、住み心地アンケートです。

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    [友人・知人に驚かれるところ等]

    広く感じるようです。吹き抜けがあると開放的ということもありますが、「和室と続き間」になっていることが広々とした感じを受けているそうですね。

    [LDK]

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    玄関横でコート等の上着が隠せる(視界から外れる)ように工夫されているのが良い。

    [玄関横収納]

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    Q 暖房効率はどうですか?

    吹き抜けはメリットが数多くありますが、デメリットのひとつとして「暖房効率が悪くなる」傾向があります。でも、お客様は「それほど寒くない」とのお返事。体感温度や体調等が関係していると思われますが、点検スタッフも「この空間は暖かい」と感じました。開放感のある吹き抜けです。

    [LDK]

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    洗面脱衣室にはオイルヒーター(難燃性の油を電熱器で暖めて循環させる放熱板による放熱)があり、そこから発せられる温風が室内を暖めてくれていました。

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