点検ブログ

  • お家の点検5年目(雨樋の湾曲)

    お家の点検5年目(雨樋の湾曲

    所要時間 40分 曇り

    スタッフ 前根、渡辺

     

    5年目点検・・・・・・保証書に基づき、保証期限の到来する部材等を主に注視検査。また今後のメンテナンスについてお客様からの聞き取り及び応答。

     

    【点検箇所】

    基礎化粧モルタルのヒビ割れ、点検枡、屋根、雨垂れ、給湯器の位置、基礎の貫通跡、室外機の排水経路、換気システム、小屋裏、床下、キッチン周り、トイレ、水漏れ他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [基礎化粧モルタルのヒビ割れ]

    基礎にヒビ割れがある。前回の2年目点検でのフォローで対処していたが、新たにヒビ割れが発生した箇所を確認。能登半島地震の影響もあると思われる。

    <建物右面/南側>

    将来的なヒビ割れ拡張防止の為、改めてセメントを上塗りすることとなった。

    <建物前面/西側>

     

    [屋根点検]

    屋根点検を実施。

    屋根材は平瓦仕様。特に異常なし。

    屋根雪の落下で雨樋が下に湾曲した。

    現状を確認。南側の大屋根には太陽光パネルが搭載(他社施工)されており、屋根雪落下の影響で下に湾曲したものと思われる。対処することとなった。

    <建物右面/南側>

     

    [勝手口ノブの割れ]

    勝手口ドアのノブに割れが発生した。

    現状を確認。対処することとなった。

     

    [土間コンクリートの一部に亀裂]

    土間コンクリートの一部に亀裂を確認。

     

    [サッシの製品保証について]

    サッシ面を拭いても取れない複層ガラス内結露はサッシが納品されてから10年間が保証対象になっている為、見つけ次第連絡して頂くようお願いした。

     

    [換気計画(エクリア換気システム)]

    第1種換気システム(機械排気・機械給気)、「常時換気」はそれぞれONの状態。

    <建物後面:東側/床下:装置本体>

    <LDK:床下給気グリル/2階トイレ:排気口>

     

    [水漏れ確認]

    給排水管からの水漏れの有無を検査。特に異常なし。排水管の接続部分にあるパッキン材の劣化等により水漏れが発生することもある為、起こり得る現象を理解して頂いた。

    <洗面脱衣室/キッチン>

    下水臭がする。寒い時期には感じにくい。

    現状を確認。以前に同様の現象があり「排水管の立ち上がり部分」を補正した経緯がある。お客様と協議の結果、様子を見ることとなった。

     

     

    点検総括・・・シンク下の下水臭は様子見、勝手口の外部ドアノブの亀裂は早急に手配して無償で完了。雨樋の湾曲は見積書作成、基礎化粧モルタルのヒビ割れは後日対応となった。

    床下点検をする際、どの畳の下に点検口があるのかを点検スタッフ及びご家族総出で探している様子。子供心からすると、「お家を色々と観察して楽しいし、親も普段と違ってるし自分も参加してみたい」と思っているのかもしれない。手伝ってくれたお子様へ、しゃがんで目線を合わせて「ありがとう」とお礼をすると、お子様たちはまんざらでもない様子だった。

  • お家の点検1年目(カーポートの積雪耐荷重)

    お家の点検1年目(カーポートの積雪耐荷重

    所要時間 30分 晴れ

    スタッフ 砂田、本田、渡辺

     

    1年目点検・・・・・・内外の目視検査中心。

     

    【点検箇所】

    基礎ファンデーション施工のヒビ割れ、雨垂れ、基礎の貫通跡、給湯器・貯湯ユニットの位置、室外機の排水経路、クロスの変化、キッチン周り、水漏れ、換気システム、トイレ他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [基礎ファンデーション施工のヒビ割れの有無]

    基礎表面のヒビ割れの有無を確認。お客様宅ではファンデーション(基礎仕上用弾性塗材)施工されているせいか、現段階ではヒビ割れ現象は特に見受けられなかった。

     

    [基礎の貫通跡]

    配管周囲の隙間処理は適切に施されていると思われる。

     

    [室外機の排水経路]

    室外機からの発生・ドレン穴から排出される結露水によって設備台・土間コンクリートが汚れる(藻の発生等)のを防ぐ配慮。

     

    [積雪耐荷重]

    玄関庇とカーポートの積雪耐荷重を知りたい。

    現状を確認。庇やカーポートの耐雪は150cmであると説明。

     

    [クロスの変化]

    クロスの変化等については点検後のフォローで対処することとなった。

    <切れ・隙間(玄関ホール)/ 段差(リビング)>

    <よれ(脱衣室)/ めくれ(2階トイレ)>

     

    [分電盤内の名札について]

    ブレーカーにそれぞれの名札を割り振って欲しい。

    現状を確認。漏電の際にどの箇所の電源なのか特定できない状態であった。シールを貼って対処することとなった。

     

    [キッチン周り]

    食洗器は日常的に使用されているご様子。食器類を収める際は洗浄機の吹きこぼれを防ぐ為、収納する高さに気を付けて頂くよう助言。

     

    [水漏れ検査]

     

     

    点検総括・・・積雪荷重(玄関庇、カーポート)についてご説明さしあげた。クロスの変化に対しては今後フォローで対処することとなった。分電盤内の名札は後日対応。

    大雪の際、室外機の前に積雪があって暖房の効きが悪くなり、急遽、除雪したことがあったとのこと。フィンの前に積雪があると暖房機能が低下することもある。現状は室外機を守る囲いをしているが外壁の2階部分に設置してあると防げたのだろうか?お家の立地条件により自然環境が異なる為、設置場所の特定も難しい場面もあると思われる。

  • お家の点検1年目(吊り戸の振れ)

    お家の点検1年目(吊り戸の振れ

    所要時間 40分 晴れ

    スタッフ 砂田、渡辺

     

    1年目点検・・・・・・内外の目視検査中心。

     

    【点検箇所】

    基礎化粧モルタルのヒビ割れ、雨垂れ、給湯器・貯湯ユニットの位置、基礎の貫通跡、室外機の排水経路、クロスの隙間、クローゼットのパイプ、吊り戸の振れ、換気システム、トイレ、キッチン周り、水漏れ他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [基礎化粧モルタルのヒビ割れの有無]

    基礎化粧モルタルのヒビ割れは特に見受けられなかった。

     

    [雨垂れ確認]

    外壁材は窯業系サイディング仕様。雨垂れ跡は特に目立っていなかった。

     

    [基礎の貫通跡]

    配管周囲のモルタル処理は適切に施されていると思われる。

     

    [室外機の排水経路]

    室外機から発生・ドレン穴から排出される結露水によって設備台・土間コンクリートが汚れる(藻の発生等)のを防ぐ配慮。

     

    [クロスの隙間]

    クロスの隙間を確認。2年目点検までは様子見となった。

     

    [クローゼットのパイプが抜ける]

    クローゼットのパイプが短いせいか抜けやすい。知らない間に左右に少しずれているようであり、洋服を掛けた時にパイプが抜ける・落下することもあった。

    現状を確認。洋服の量・重さに耐える為にパイプの長さに応じて支柱が3~4本配置されておりパイプが曲がるのを防いでいる。パイプが抜ける・水平移動については端が抜けやすい構造であるせいか、再発防止として対処することとなった。

     

    [吊り戸の振れ]

    1年しか経っていないのであるが、床上の留め具のビスが外れてきた。

    現状を確認。土間コンクリートに打ち込まれている、吊り戸の開閉の際の振り止めビス。「木」と異なり打ち込んだビスの抵抗が少ないことで外れてしまうデメリットがある。対処することとなった。

     

    [水漏れ検査]

    給排水管からの水漏れの有無を確認。特に異常なし。

     

     

    点検総括・・・クロスの隙間は次年度点検まで様子見、吊り戸の振り止めのビスの抜け、クローゼットのパイプが抜けやすい件については、後日対応することとなった。

  • お家の点検2年目(基礎の多数ある穴)

    お家の点検2年目(基礎の多数ある穴

    所要時間 60分 雪

    スタッフ 砂田、渡辺

     

    2年目点検・・・・・・内外の注視検査中心で打診等により詳細に点検。1年目点検履歴を考慮し、保証書及び点検リストの項目の説明。

     

    【点検箇所】

    基礎表面のヒビ割れ、基礎と土間コンクリートの隙間、基礎表面のもらい錆、屋根、給湯器・貯湯ユニットの位置、基礎の貫通跡、室外機の排水経路、雨垂れ、設備台の沈下、クロスの隙間、キッチン周り、換気システム、水漏れ、トイレ他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [基礎と土間コンクリートの隙間]

    基礎と土間コンクリートの隙間を確認。

     

    [基礎表面のもらい錆]

    基礎表面に付着している赤錆を再確認。前回の1年目点検でも見受けられており、赤錆の範囲は変化していないと思われる。砂利による「もらい錆」と説明している。

     

    [屋根点検]

    本日は雪混じりの天候であったが、屋根点検を強行実施。

    屋根材はガルバリウム鋼板仕様。

     

    [基礎の貫通跡]

    配管周囲のモルタル処理は適切にほどこされているように思われる。

     

    [設備台の沈下・下がり]

    設備台の沈下を確認。左右を見比べると、数ミリの差があると思われる。

    貯湯ユニットが少し前に傾いているようであった。5年目点検で改めて設備台の沈下を検査することを説明。

     

    [クロスの隙間]

    収納棚と壁の間に隙間がある。

    室内の入隅には隙間が多数見受けられた為、コークボンドを充填することとなった。

    <キッチン>

    <リビング/2階居室>

     

    [キッチン周り]

    包丁ラックの「固定する部材」がグラグラしており、包丁を差し込めない。

    現状を確認。包丁ラックの内部にある「固定する部材の留め具」が外れていると思われる。対処することとなった。

    下水の臭いがあがってくる。

    現状を確認。排水管の立ち上がり部分の配管同士に隙間が発生している可能性もある為、化粧板をはずして検査することとなった。

     

    [小屋裏点検]

    小屋裏点検を実施。特に異常なし。

     

     

    点検総括・・・包丁ラックの留め具修理は当日に対応、基礎表面のもらい錆に関してはご説明さしあげた。基礎と土間コンクリートの隙間(北側)、設備台の下がりによる基礎との隙間に関しては様子見となった。

    車のタイヤ交換をいている時、子供の目線で基礎の上にある小さな穴(キソパッキン)を見つけた。お客様はスマホで写真を撮影。基礎内の「通気確保の役割」を説明すると理解された。

  • お家の点検1年目(コーナー部分のクロス保護)

    お家の点検1年目(コーナー部分のクロス保護

    所要時間 40分 小雨

    スタッフ 前根、渡辺

     

    1年目点検・・・・・・内外の目視検査中心。

     

    【点検箇所】

    基礎化粧モルタルのヒビ割れ、設備台沈下による基礎との隙間、雨垂れ、基礎の貫通跡、給湯器・貯湯ユニットの位置、室外機の排水経路、クロスの隙間、換気システム、トイレ、キッチン周り、水漏れ他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [基礎化粧モルタルのヒビ割れの有無]

    基礎表面のヒビ割れの有無を確認。現段階ではヒビ割れ現象は特に見受けられなかった。

     

    [設備台の沈下による基礎との隙間]

    設備台が少し沈下して基礎との間に隙間が空いている状態を確認。次回の2年目点検まで様子見となった。

     

    [雨垂れ確認]

    外壁材は窯業系サイディング仕様。雨垂れ跡は特に目立っていなかった。全てのサッシの下には雨垂れ防止水切りが取り付けられている。

     

    [基礎の貫通跡]

    基礎を貫通している配管周囲の隙間処理は適切に施されていると思われる。

     

     

    [室外機の排水経路]

    室外機から発生・ドレン穴から排出される結露水によって設備台・土間コンクリートが汚れる(藻の発生等)のを防ぐ配慮。

     

    [換気計画]

    第1種換気システム・エアーセーブ(機械排気・機械給気)でONの状態。

    <和室:ON/2階居室:ON>

     

    [キッチン周り]

    食洗器は日常的に使用しているご様子。

    庫・引き出しを閉めると上に蓋が被さること、食器類を収める際は洗浄中の吹きこぼれを防ぐ為、収納する高さに気を付けて頂くよう改めて助言。

     

    [水漏れ検査]

    給排水管からの水漏れの有無を確認。収納の陰になることで給排水管からの水漏れは発見しにくい為「水漏れ事例」を知ること、確認する習慣を促した。

    <洗面脱衣室/キッチン>

     

     

    点検総括・・・設備台の下がりによる基礎との隙間(南側)は翌年の点検まで様子見となった。

     

    ネコを飼われてるご様子。コーナー部分のクロスがネコによって傷つけられている状態。傷防止としてコーナー部分に合うL型の部材がホームセンターで販売されていることを紹介。

  • お家の点検2年目(基礎表面の白華現象)

    お家の点検2年目(基礎表面の白華現象

    所要時間 50分 曇り

    スタッフ 砂田、渡辺

     

    2年目点検・・・・・・内外の注視検査中心で打診等により詳細に点検。1年目点検履歴を考慮し、保証書及び点検リストの項目の説明。

     

    【点検箇所】

    基礎表面のヒビ割れ、基礎表面の白華現象、屋根、給湯機・貯湯ユニット、基礎の貫通跡、室外機の排水経路、雨垂れ、クロスの変化、キッチン周り、水漏れ、トイレ、換気システム他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [基礎表面のヒビ割れの有無]

    基礎表面のヒビ割れの有無を確認。お客様宅ではファンデーション(基礎仕上用弾性塗材)施工となってることによってか、ヒビ割れ現象は前回の1年目点検と同様、特に見受けられなかった。

     

    [基礎表面の白華現象]

    現状を改めて確認。基礎周りの内側にある土間コンクリート内の水酸化カルシウムが溶け出して空気中の二酸化炭素に反応し炭酸カルシウムになる現象。前面の郵便ポストが固定されている為、できる範囲で対処することとなった。

    <玄関横 西側及び南側>

    <玄関横 北側>

     

    [屋根点検]

    屋根点検を実施。当初は下屋だけの点検を予定していたが、脚立を使うと大屋根まで見えると思われた為、下屋で脚立を組み立てて目視点検。

    <下屋>

    <大屋根/下屋>

     

    [室外機の排水経路]

    室外機から発生・ドレン穴から排出される結露水によって設備台・土間コンクリートが汚れる(藻の発生等)のを防ぐ配慮。

     

    [雨垂れ確認]

    外壁材はガルバリウム鋼板仕様(玄関周りは窯業系サイディング仕様)。雨垂れ跡は特に目立っていなかった。

     

    [クロスの隙間]

    階段口の窓の周囲にクロスのめくれを確認。お客様からの指摘は特に無かった。前回の1年目点検ではクロスの経年変化について説明していた。

     

    [キッチン周り]

    食洗器はほとんど使用されていないご様子。

    食洗器を使用しない期間が長いと、排水口に溜まっている封水が枯渇して下水臭が逆流する事例を紹介。定期的にコップ1杯の水を排水口に注いで頂くよう助言。

     

    [小屋裏点検]

    小屋裏点検を実施。特に異常なし。

     

    [床下点検]

    床下点検を実施。

    特に異常なし。

     

     

     

    点検総括・・・基礎表面の白華現象については後日対応することとなった。

     

    余談ではあるが、お客様から建築中に大工さんに「埋め込みスイッチ」にした方が良いと言われて、そうしてもらったが正解だったと感想を頂いた。壁が凹んでいる位置に設置されていることで左側のインターホンと比べてスッキリ感に違いを感じられたのだろう。

    またシステムキッチンの右横にあるカウンターは、キッチン側からはカウンターや収納利用、加えてダイニング側からも収納が使えることが評価していただけたのか、とても使い勝手が良いとのお言葉をいただいた。うれしい限りである。

  • お家の点検1年目(板張り外壁のメンテナンス)

    お家の点検1年目(板張り外壁のメンテナンス

    所要時間 45分 曇り

    スタッフ 砂田、渡辺

     

    1年目点検・・・・・・内外の目視検査中心。

     

    【点検箇所】

    基礎ファンデーション施工のヒビ割れ、雨垂れ、給湯機・貯湯ユニット、基礎の貫通跡、室外機の排水経路、板張りの外壁、タイル目地、玄関屋根軒裏クロスの変化、換気システム、トイレ、キッチン周り、水漏れ他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [基礎ファンデーション施工のヒビ割れの有無]

    基礎表面のヒビ割れの有無を確認。お客様宅ではファンデーション(基礎仕上用弾性塗材)施工されているせいか、現段階ではヒビ割れ現象は特に見受けられなかった。

     

    [雨垂れ確認]

    東側(木製)以外はガルバリウム鋼板仕様。雨垂れ跡は特に目立っていなかった。

     

    [基礎の貫通跡]

    配管周囲のモルタル処理は適切に施されていると思われる。

     

    [室外機の排水経路]

    室外機から発生・ドレン穴から排出される結露水によって設備台・土間コンクリートが汚れる(藻の発生等)のを防ぐ配慮。

     

    [板張りの外壁のメンテナンスについて]

    東側の板張りの外壁材は約1年が経過して下の方が太陽光の紫外線などの影響で少し色あせている状態。業者へ塗装依頼すると約20万円かかることを口頭で説明。

    太陽光(紫外線)が強い時間帯の直射日光を避ける効果のある屋根の形状となっている。塗装は太陽の紫外線や雨などにより経年劣化していく為、定期的に塗料を塗布する必要がある。お客様DIYを想定して板張り用の塗料を提案することとなった。

     

    [タイル目地のヒビ割れ]

    目地の隙間にヒビ割れや欠けが出てきた。

    現状を確認。対策を検討することとなった。

     

    [玄関屋根軒裏の模様]

    玄関の天井に数多くの丸い模様が浮き出てきた。

    現状を確認。東側の屋根軒裏も同じ施工であったが同様の現象は見受けられず、原因は不明だった。改めて塗装することとなった。

     

    [トイレ]

    床材は水に強い塩化ビニール製のクッションフロア仕様。特に異常なし。

     

    [水漏れ検査]

    給排水管からの水漏れの有無を確認。収納の陰になることで給排水管からの水漏れは発見しにくい為、「水漏れ事例」を知ること、確認する習慣を促した。

     

    [窓のクレセントが掛かりにくいことがあった]

    窓のクレセントが不具合を起こして鍵が掛からない時があった。今は解決済みだそう。

    現状を確認。お客様にお聞きすると、「自然に直った」とのこと。熱い日差しなどで枠材が少し膨張することでクレセントの効きが悪くなったと思われる。

     

     

    点検総括・・・窓のクレセントの不具合(LDK)の現状を確認。タイル目地のヒビ割れ(玄関アプローチ)、玄関屋根軒裏の模様、板張り用塗料の提案に関しては後日対応となった。室内が過乾燥気味のお宅で、加湿器を日常的に点けることで湿度50%をキープしているようであった。健康にはよいとは言えないが、洗濯物が乾きやすい室内環境でもある。洗面脱衣室以外にも各居室にも洗濯物を干す器具が取り付けられていることで「平屋」という限られた空間を有効活用しているようであった。

  • お家の点検1年目(ネコ用の窓を作りたい)

    お家の点検1年目(ネコ用の窓を作りたい

    所要時間 60分 曇り

    スタッフ 砂田、渡辺

     

    1年目点検・・・・・・内外の目視検査中心。

     

    【点検箇所】

    基礎ファンデーション施工のヒビ割れ、雨垂れ、給湯機・貯湯ユニット、基礎の貫通跡、クロスの隙間、換気システム、トイレ、キッチン周り、水漏れ他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [基礎ファンデーション施工のヒビ割れの有無]

    基礎表面のヒビ割れの有無を確認。お客様宅ではファンデーション(基礎仕上用弾性塗材)施工となっているせいか、現段階ではヒビ割れ現象は特に見受けられなかった。

     

    [雨垂れ確認]

    外壁材はガルバリウム鋼板仕様。雨垂れ跡は特に目立っていなかった。

     

    [給湯器の位置]

    大屋根の勾配は2寸で左右(北へ南へ)に傾斜。給湯器は右面(南側)にあるが、筐体の幅が狭いことで屋根雪落下の影響は少ないと思われる。

     

    [基礎の貫通跡]

    ガス式給湯器の配管は基礎ではなく背面の壁を貫通させていると思われる。

     

    [クロスの隙間]

    クロスの角に隙間が目立つ。DIYで対処しても良いのだったら自分(ご主人)でしたい。

    現状を確認。クロスの召し合わせ部位は「隙間が開く・クロスが動く」ことを前提に施工されており、新築後の2年間は大きく変化する時期となる。次回の2年目点検で改めて目視検査することを説明。ご主人がシーリング関連にお勤めされているからかコークボンド(水性)の存在を知っておられた。

    <2階リビング>

    <2階洋室>

     

    [キッチン周り]

    食洗器が無い仕様。食洗器を追って購入しようとされていたが、コンセントが足りないことで諦められたご様子。

    <2階キッチン>

    キッチン台にこぼれた水が下(床)に落ちる。キッチンを選ぶ際に「水が下に垂れない」機能にすれば良かった(談)

    <1階キッチン>

    食洗器が無い仕様。

     

    [水漏れ検査]

    給排水管からの水漏れの有無を確認。収納の陰になることで給排水管からの水漏れは発見しにくい為、「水漏れ事例」を知ること、確認する習慣を促した。

    <1階 洗面脱衣室/キッチン>

    <2階 洗面脱衣室/キッチン>

     

    [玄関巾木の外れ]

    玄関巾木が外れている。

    現状を確認。釘を打ち直して現状を改善。

     

     

    点検総括・・・玄関巾木の下がりは当日に対応。クロスの隙間については2年目まで様子見となった。お客様はネコを3匹飼っておられ、家中にネコの移動棚や写真、ポスターなどが見受けられ、ネコ愛を感じさせるお家であった。

    壁を貫通させて2部屋間を移動できるような「ネコ用の窓を作りたい」とご相談を受け、口頭では5万円程度になることを説明すると「意外に安かった」と感想を述べられた。

  • お家の点検2年目(クロスの隙間)

    お家の点検2年目(クロスの隙間

    所要時間 60分 曇り

    スタッフ 砂田、渡辺

     

    2年目点検・・・・・・内外の注視検査中心で打診等により詳細に点検。1年目点検履歴を考慮し、保証書及び点検リストの項目の説明。

     

    【点検箇所】

    基礎表面のヒビ割れ、屋根、給湯機・貯湯ユニット、基礎の貫通跡、室外機の排水経路、雨垂れ、クロスの変化、キッチン周り、水漏れ、トイレ、換気システム、小屋裏、床下他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [基礎表面のヒビ割れの有無]

    基礎表面のヒビ割れの有無を確認。お客様宅はファンデーション(基礎仕上用弾性塗材)施工となっていることによってか、ヒビ割れ現象は前回の1年目点検同様、特に見受けられなかった。

     

    [屋根点検]

    屋根点検を実施。屋根材はガルバリウム鋼板仕様。

    屋根には太陽光パネルが搭載されている。

     

    [基礎の貫通跡]

    配管周囲のモルタル処理は適切に施されていると思われる。

     

    [室外機の排水経路]

    室外機から発生・ドレン穴から排出される結露水によって設備台・土間コンクリートが汚れる(藻の発生等)のを防ぐ配慮。

     

    [クロスの隙間]

    クロスの召し合わせ部分に隙間が出てきた。

    現状を確認、天候や室内の湿度環境等によっ木部が伸縮、ボードの動き、クロスの追随等の一連の流れによって起こり得る現象となる。今回はコークボンドを忘れた為、点検が終わった後に取りに戻ってコークボンドを充填することとなった。

    <リビング>

    <2階居室>

     

    [水漏れ確認]

    水漏れの有無を確認。現在は特に異常なし。排水管の接続部分にあるパッキン材の劣化等による水漏れが発生することもある為、起こり得る現象を理解して頂いた。

    シンク下にある白い容器が定位置ではなかった為、蛇腹ホースの真下に移動させた。

     

    [床下点検]

    床下点検を実施。特に異常なし。

     

    点検総括・・・クロスの浮き(1階トイレ、階段)の件はご説明差し上げ、様子見となった。クロスの隙間(LDK、2階居室)については点検後に対応した。便器と床の間のコーキング充填でホコリの侵入を防いだり、シンク下の排水管の周囲へのパテ処理で下水臭の逆流や虫の侵入を防止したり、その他etc、お客様のDIYの形跡が見受けられた。

  • お家の点検15年目(玄関ドアの取替え)

    お家の点検15年目(玄関ドアの取替え

    所要時間 150分 晴れ

    スタッフ 前根、渡辺

     

    15年目点検・・・・・・5,000円を支払って頂く有償点検。基本的な検査方法・順序は10年目点検と同様となる。

     

    【点検箇所】

    点検枡、基礎の化粧モルタルのヒビ割れ、給湯機・貯湯ユニット、基礎の貫通跡、室外機の排水経路、屋根、雨垂れ、雨漏り対処、ポーチ・ベランダ経年劣化、化粧材経年変化、キッチン周り、水漏れ、トイレ、換気システム、小屋裏、床下他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [汚水桝]

    汚水桝の点検を実施。油脂等の溜まりが少し見受けられた。お客様からホースリールをお借りして管内を洗浄することとなった。

                                                                         

     

    [基礎化粧モルタルのヒビ割れ]

    床下点検の際に化粧モルタルのヒビ割れを発見。

      

     

    [雨漏り対処]

    以前に2階ベランダにたまった雨水が室内に浸入した経緯があった為、改めて現状を確認。雨漏りがあった際の天候は風雨が強かったことにより、様々な方向からの風圧があったと思われる。

     

    今回は再発防止の為、雨が浸入しそうな部位にシーリングを充填。

     

     

    [ポーチ・ベランダ(1階)の経年劣化・腐食]

    ポーチ・ベランダ(1階)の床材が腐食している現状を確認。代替として「腐食しない部材」を提案したが、お客様は解体・撤去して土間コンにタイルを載せることを希望。

     

    お客様は具体的な希望を図面で説明。後日、見積書を提出することとなった。

     

    [化粧材の経年劣化等]

    「北側の部位に亀裂が発生した」との申し出があった為、現状を確認。お客様はDIYで亀裂した箇所にシーリング処理をされていた。

    お客様は将来的な腐食防止の為、2か所の「木部の出」の部位全体にカバーをかけたいご様子。どのような形状が良いか手書きで伝えられた。見積書を提示することとなった。

     

    [玄関ドアの取替え]

    玄関ドアを取り替えたい。奥様によると「隙間が空く、防犯上の理由」とのこと。

    現状を確認。ドアを取替えする方法もあるが、家の印象も変わらない「カバー工法」を提案。この工法は間口が少し狭くなる等のデメリットもある。

     

    [キッチン周り]

    食洗器は日常的に使用されているご様子。

     

    [水漏れ確認]

    水漏れの有無を確認。排水管の接続部分にあるパッキン材の劣化等による水漏れが発生することもある為、起こり得る現象を理解して頂いた。

     

     

    点検総括・・・点検枡・通気菅の油脂等の溜まり、雨漏り経路の対処、お客様DIYによる外壁塗装は当日に対応・確認。網戸の破損についてはその場でご説明。化粧材の経年劣化、ポーチ・ベランダの解体・撤去、玄関ドアの取替え、郵便ポストの移設に関しては見積書を提出することとなった。今回の点検時以前に外部ベランダの下から雨漏りしていた為、シーリング業者に依頼した、また基礎化粧モルタルのヒビ割れに関しては後日対応となった。