点検ブログ

  • お家の点検1年目(階段モルタルのヒビ割れ)

    お家の点検1年目(階段モルタルのヒビ割れ

    所要時間 35分 晴れ

    スタッフ 砂田、本田、渡辺

     

    1年目点検・・・・・・内外の目視検査中心

     

    【点検箇所】

    基礎ファンデーション施工のヒビ割れ、モルタルのヒビ割れ、雨垂れ、給湯機・貯湯ユニット位置、基礎の貫通跡、室外機排水経路、クロスの隙間、トイレ、キッチン周り、水漏れ他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [玄関アプローチ/階段モルタル]

    階段の表面に施されたモルタルにヒビ割れが見受けられた。モルタルの施工後はしばらくの間は美しく見栄えするが、月日の経過とともに発生するヒビ割れは起こり得る現象となる。今回のヒビ割れは1月の能登半島地震の影響によることも考えられるため、補修に対しては見積書を提示することとなった。

     

     

     

    [換気計画]

    第3種換気システム(自然給気・機械排気)でONやOFFの状態。

    LDK/開く   2階居室/開く
     
         
    洗面脱衣室/OFF   1階トイレON
     

    [トイレ]

    床材は水に強い塩化ビニール製のクッションフロア仕様。特に異常なし。

      

     

    [水漏れ検査]

    給排水管からの水漏れの有無を確認。収納の陰になることで給排水管からの水漏れは発見しにくい為、「水漏れ事例」を知ること、確認する習慣を促した。

      

     

     

    点検総括・・・階段モルタルのヒビ割れ(外部玄関)、床モルタルのヒビ割れ(外部玄関)は見積もり対応、クロスの隙間(2階居室)は2年目点検まで様子見、カメムシが非常に多い(外部)点は現状確認。

    カメムシの大量発生は何か対策があればよいが、とても大変そうだった。外周のスペースに野菜を植えたり庭には果実の樹があったり趣味を存分に楽しんでおられるご様子。お客様の基本は「苗を買ってきて植えるのではなく、すべて食後の種から作る」とのこと、今後の定期点検でのお話が楽しみである。

  • お家の点検10年目(基礎化粧モルタル、洗面化粧台の蛇腹ホース下の埃)

    お家の点検10年目(基礎化粧モルタル、洗面化粧台の蛇腹ホース下の埃

    所要時間 1時間 曇り

    スタッフ 前根、渡辺

     

    10年目点検・・・お客様に事前アンケート送付、前もって目視確認していただき、その返信を踏まえながらの点検作業。

     

    【点検箇所】

    雨水・汚水枡、基礎化粧モルタル、シーリングの切れ、給湯機・貯湯ユニット、基礎貫通跡、室外機下排水経路、ガスボンベ設置後、クロス経年劣化、換気システム・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [汚水枡]

    汚水桝の点検を実施。油脂等が溜まっていたため、将来的な詰まりを防ぐためホース水流で洗浄。

     

     

     

    [基礎化粧モルタル]

    基礎化粧モルタルのヒビ割れを確認。日を改め対処することとする。

     

     

     

     

     

    [シーリングの切れ]

    シーリングの切れや白い汚れが目立っていた。

     

     

     

    [水漏れ確認]

    洗面化粧台の蛇腹ホースの真下に埃が溜まっているのを発見。過去に水が垂れた形跡有。黒い部品が外れていて定位置に部材を納めてもすぐ外れてしまうので止水テープを部品の周囲に巻いて対処。

     

     

     

    点検総括・・・屋根雪止めの破損等お客様から申告があったが雨のため点検できず、別日に改めて確認。以前にメールで「パワコンの10年保証や変換効率の低下、買い替えした場合の相場など」について返答していたが10年を境に気になっておられるようだった。

     

  • 【T邸の紹介/定期的に訪問することでお客様は安心されます】2016年10月13日(木)お家の点検1年目(富山市T邸)

    2016年10月13日(木)お家の点検1年目(富山市T邸)

    所要時間 13:00~14:02 晴れ

    スタッフ 砂田、恒田、渡辺

     

    【T邸の紹介/定期的に訪問することでお客様は安心されます】

    弊社の訪問検査は1年目、2年目、5年目、10年目の計4回。様々な現象や事例を見てきていますが、住まわれて将来的にどのような不具合があるのか?はお家を構成する部材や設備、建具等の使い勝手・使用頻度等によって起こり得る現象が異なってきます。

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    水漏れの場合は・・・

    これは水漏れが発生しているか?の検査です。水またはお湯を出したり止めたり、流量を調節できる給水バルブ(弁)の周囲、給水管の接続部分にはパッキンが噛ませてあることで水漏れを防いでいます。そのパッキンの劣化等によって接続部分からの水漏れが発生することもあります。

    [洗面脱衣室]        [キッチン]

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    給水管の接続部分の構造はネジ山になっていて水が漏れにくい構造になっているのですが、給水管は常に上水道の加圧があるので、奥まで締め切ってもその奥に隙間があった場合は水漏れが起こるようです。そこでパッキンがあると、接続部分の隙間をなくすことができるのですが、パッキンは消耗・経年劣化して小さくなるので、交換が必要になってきます。

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  • 【水漏れ検査】2016年5月13日(金)お家の点検5年目(富山市I邸)

    給排水管からの水漏れの有無を検査。水漏れの形跡はありませんでした。

    [洗面脱衣室]        [キッチン]

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    水漏れ検査の際に何かがこぼれた跡を発見。水漏れかと思われたのですが、お客様にお聞きしたところ、誤ってハイターをこぼしたようでした。

    [洗面化粧台]

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    こぼした当時に拭き残しがあったのか、合板の素材にも関係しているのですが、表面がボロボロになっていました。

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  • 【水漏れ検査】2016年2月19日(金)お家の点検1年目(射水市H邸)

    水漏れの有無を検査。特に異常はありません。水周りで比較的多いのは蛇口やレバーを完全に閉めてもカランから水滴がポチョンと少し垂れてくる現象です。その後の使用で垂れる量が多くなってきたら交換時期(有償)になります。5年~10年で発生する現象であり、放置しても大きな被害にはならないと思われます。

    [洗面脱衣室]        [キッチン]

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    一方、洗面化粧台の水受けボウルやシンクの下にある給水管からの水漏れは早めの対策が必要です。初期症状は配管の周りが少し濡れている程度ですが、知らないまま放置して年月が経過してひどくなってくると床に浸透して周囲の部材に悪影響を及ぼすことで被害金額が大きくなってしまいます。

    「特別な対処が必要」と言うよりも起こり得る現象を知って頂くことが早期発見につながり、早めのご連絡がお客様自身の費用を少なくする方法になります。事前に水漏れ等を含む火災保険に入っていれば安心になると思われます。

  • 【カランから水が漏れる】2015年5月30日(土)お家の点検10年目(富山市M邸)

    Q 水を止めてもカランから水が少し漏れてくる。

    現状を確認。たまに水滴がポチョンと落ちる程度なので今すぐに取り替えるほどではない状態。部材の交換費用もかかりますので、水漏れがひどくなってきたら改めて連絡して頂くようお願いしました。カラン内部のゴムパッキンの劣化が原因と思われます。

    [浴室]

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    Q カランの向きをお湯にすると水滴が漏れてくる。

    現状を確認。これもカラン内部のゴムパッキンの劣化と思われます。今以上にひどくなってきたら連絡して頂くようお願いしました。

    [洗面脱衣室]

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    カランからの水漏れ以上に費用がかかるのは水量調整バルブ等がある給水管周囲からの水漏れです。洗面化粧台の場合は下の扉の中、キッチンの場合はシンクの引き出しの奥となります。配管内のパッキン材の消耗等が原因で隙間から水が漏れることがあり、そのまま放置しておくと床に浸透してしまう事例もあります。

    [洗面脱衣室]       [キッチン]

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    予防は難しいので、「起こり得る現象を知っている」という早期発見が大切となります。

  • 【M邸の紹介/水漏れの早期発見は非常に大切です】2015年5月27日(水)お家の点検5年目(富山市婦中町M邸)

    2015年5月27日(水)お家の点検5年目(富山市婦中町M邸)

    所要時間 09:46~11:18 晴れ

    スタッフ 前根、渡辺

     

    【M邸の紹介/水漏れの早期発見は非常に大切です】

    水漏れの早期発見。新築して数年が経った配管からの水漏れは施工不良ではなく、ほとんどがパッキン材の経年劣化と考えられます。最初は触ったら濡れているのが分かる水漏れであっても、年月の経過にともなって、周辺部材にも影響を及ぼすことで費用負担が大きくなってしまいます。早期発見では「配管周りを見る習慣」を付けないとなかなか分からないと思われます。

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    どのご家庭でも洗面化粧台の下は洗剤等の収納に使っており、突っ込んで放置しているのがほとんど。プラスチックケースに洗剤等を入れて収納し、買い増し毎に出し入れ・整理整頓していると早期発見につながることもあります。「習慣づけ」はもちろんですが、その前に「漏れてくることがある」という意識を持って頂くことが必要となります。弊社の訪問検査では他の点検現場で発見された水漏れ事例を紹介して皆さんに注意を促しています。

    [洗面脱衣室]        [キッチン]

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    また、住宅メーカー・工務店によっては新築後の自主的な訪問検査が無い場合も現実にあります。お客様のご友人で「訪問検査は無い、有料になったから受けてない等々」のお話を実際に聞くことも・・。

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    起こり得る現象が分からないままに水周りにトラブル等が発生して、住宅メーカー・工務店に問い合せても「経年劣化です」の一点張りということもありますので、出来る限り弊社のような訪問検査を受けて頂き、早期発見に心掛けて頂ければ・事例を知って頂ければ・・と考えています。