床下点検を実施。
特に異常はありません。間取り・床下の状態によっては方向転換が難しいこともあるそうで、これは後ろ向きに進んでいる様子。這って前進・後退して配管を傷つけないよう細心の注意を払っています。
[雨水枡]
雨水枡の点検を実施。泥等が少し溜まっていましたが、詰まりではないので問題はありませんが・・・。
[建物左面/北側]
お客様は泥やワラが溜まっていたのを見てスコップを手に取って雨水枡の底に溜まっている泥をすくい上げられました。
周辺環境ではすぐ近くに田んぼがあるせいか、泥やワラが風に乗って屋根や外壁等に飛んで雨水によって樋から雨水枡まで流れてきたと思われます。
[汚水枡]
点検を実施。白い油脂等が少し溜まっているのを発見。
[建物後面/東側/キッチン]
お客様からホースをお借りして汚水枡に溜まっている白い油脂等を洗浄することになりました。この場所(キッチン)にある汚水枡の場合は、食器類の油汚れを落とした(油汚れを取り込んだ)洗剤排水が排水管を流れる・通る途中で電子的・温度的に取り込んだ油分を再放出することで油脂等が溜まる仕組みです。
洗浄後の様子。数年に1回程度で洗浄して頂くようお願いしました。
Q 開き戸が下がっているせいか、扉が開閉しにくいこともある。
Q 現状を確認。ガラスが入ったオシャレな扉仕様です。ガラスの重量によって戸先が下がる傾向もあります。
[LDK]
丁番近くから戸先に行くにしたがって底部の隙間(扉と床の間隔)が狭くなっている状態。
扉の下がりもありますが、床が少し盛り上がっているとも考えられます。
まずは下の丁番のカバーを外して上下に扉の高さを調整できるネジ回し。次に扉の奥行き(前後・左右)を変更できる上の丁番にある固定ビスを補正。
扉の傾きを補正する時、扉の水平さを保つ為に片手で扉を持ち上げながら、もう一方でドライバーを回す必要があります。今回の扉はガラスが入って重いので、中谷が戸先を持ち上げてフォローしています。
上の丁番の位置を少し奥(ドア枠側)に移動すると、戸先を少しでも上げられるようになると判断。そこで、丁番自身の位置を移動させる為に重い扉をいったん取り外しました。
ノミとカナヅチで丁番をはめ込んでいる型を少し深く削ることになりました。
少し深く掘って、改めて丁番を型に取りつけ。
試行錯誤したのですが、劇的な改善にはならなかったのが残念です。将来的に同様の現象(床との引っ掛かり)が発生した場合は「扉の底部を切る・削る」方法になると思われます。