外部にある給気口から白いフィルターを通してリビングには熱交換された空気が入ってきます。室内の給気口にある黒いフィルターはリビング内のホコリ等が管内に入らないようにしています。
[給気口/リビング]
排気口に取り付けてあるフィルターは器具の底部を回すことで取り出すことが出来ます。
[2階クローゼット]
お客様も点検スタッフのお手入れする姿を見て、同じように真似しながら別の場所の排気口フィルターのお掃除を始められました。訪問検査がお客様のメンテのキッカケになっているワンシーンです。
普段から気を付けていても浴室のカビ発生は抑えにくいもの。カビの発生要因は温度や湿度、栄養分の3つとなっています。その中で1つの条件を取り除くことでカビの発生を少しでも抑制できるようなので、温度では最後にお風呂に入ったひとが水をまくこと、湿度では水気を拭き取りすることが必要になります。特にコーキングしてある端っこは丁寧に水分を拭き取ったほうが良いそうです。
[浴室]
換気について。一般的に「窓を開ければ良い」と言われていますが、窓を開けると雑菌が入るという話もあります。また、天候によって「窓を開けるべきか?」と判断する必要もあり、雨天時は外気の湿度が高いのでも窓を開けないほうが妥当になります。
カビによっては氷点下でも発生する種類もいるので、冷水が効果的でもないとも考えられます。窓を閉めて換気扇で空気の入れ替え・換気する場合は入口扉の下にスリット(隙間)があるので、室内の乾燥した空気を浴室内に送り込むこともできます。
2015年2月20日(金)お家の点検1年目(魚津市M邸)
所要時間 14:58~18:08 晴れ
スタッフ 砂田、中谷、渡辺
【M邸の紹介/考え抜かれた間取り、そして住み心地アンケート】
定期点検の現場で書いて頂くお客様にアンケート。口頭でお聞きする質疑応答と書くのとでは得られる感想が違っているような気がします。良かった所はあまり言葉にされない(良くて当たり前かも?)のですが、悪かった・想定外であったことはやっぱり気になるようです。お客様と弊社スタッフとで考え抜いた間取りであったとしても、実生活を体験・新居での生活スタイルの中で不備な点はあるそうで、お客様の感性・十人十色のまだ見ぬ実生活を想定するには非常に難しいとも感じています。
階段収納内にコンセントがあれば良かった。
お客様宅には充電式掃除機(コードでも可)がありました。充電中は目立たないように収納庫の中に置いておきたいご様子。
アイランド型のキッチン。IHクッキングヒーターの前面は対面ではなく壁になっていることで料理中のニオイを遮って・換気扇に直接誘導してくれます。壁や周囲のガラスがないほうがオシャレに見えるかもしれませんが、室内にニオイが充満することも考えないとイケマセン。また、対面カウンターの場合はコンセントが欲しくなりますが、どの位置に取り付けるのか?良し悪しもあります。
お客様・お気に入りのエコカラットの背面壁です。レンガに似てオシャレですし、エコカラットの特徴である「調湿効果や脱臭効果等」のメリットが嬉しいですね。
これは本日の訪問検査で最後で書いている「本日の定期点検のまとめ」です。お客様から1年間住まわれて疑問に感じた事柄等もお聞きしながら改めて説明します。建築前の図面等で説明するよりも実生活を通して体験されたことに対する補足説明のほうがお客様にとっては理解しやすいそうです。
本日の点検の最後にお客様からのサインを頂いています。今回の1年目点検は約3時間という長い時間でしたが、お客様は弊社の訪問検査のスタイルに大変満足されているご様子でした。