点検ブログ

  • 【クロスの変化】2012年4月21日(土)お家の点検2年目(南砺市H邸)

    Q クロスの隙間やヒビ割れは今後とも起きる現象なのか?
    A お客様は階段手摺りに貼ってあるクロスを見ながら質問されました。季節の変化による室内湿度の変化によって下地の木部が伸縮します。これにともなってビニール製のクロスも追随しますが、経年変化によってクロスの弾力性が劣化していくとクロスに変化(隙間や浮き等)がでてきます。
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    クロスの施工方法について。コーナー(角)部分はよじれを防ぐために、あらかじめ「端っこ同士を召し合わせる(角の部分は切る)」施工をして、隙間には白系のコークボンドで目立たないようにしているのが現状です。クロスが変化しても簡単に対処しやすいように配慮されています。
    これがコーナーで巻いた施工の場合、クロスの変化によって「よじれ」現象になってしまい、補修するのに大変苦労しますし、跡が残ってしまうこともあります。
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    隙間が見えても構造上には全く問題はありませんし、隙間風も入ってきませんし・・・他の点検現場での事例を紹介しました。

    これは営業の永原が自分用のコークボンドで目立たないように補修している様子です。これまでに点検現場に同行して、点検スタッフが補修している状態を見て、自分なりに覚えたようですね。
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