点検ブログ

  • 【室外機の位置】2013年5月18日(土)お家の点検2年目(富山市Y邸)

    複数ある室外機の1台が隣家の外壁との距離が約30cmの状態。室外機はコンプレッサーで発生した熱をファンで放出しているのですが、室外機の前には障害物を置かないように、目安として30cm~70cm程度を空けるのが良いとされています。
    [建物左面/東側]
    05_SY02_室外機の位置_01.jpg05_SY02_室外機の位置_02.jpg05_SY02_室外機の位置_03.jpg

    この室外機の配置は前面が少し狭いだけで左右は風通しの良い(空気が滞留しない)環境。完全に空気が滞る環境ではなく、室外機が放出した熱が周辺にこもって再びその熱を室外機が吸収するという悪循環にはならないと思われます。また、他の点検現場では諸事情があってドレンホースを長く取っている事例もあります。
    一般的に室外機は十分な放熱用のスペース(通風路の確保)が必要。実際には「消費電力の増加」と「冷暖房能力の低下」があげられるそうです。
    室外機について(参考/http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7567119.html)
    ドレン・・・冷暖房機器(エアコン)の冷却と除湿時に制御盤内の除湿された結露水(空気の熱を冷やす時に発生)などの排液。