Q 以前にリビングの角っこのほうでクロスの隙間があった。今見ると隙間は開いていないが・・・。
A 現状を確認。季節や天候、室内の湿度変化等によって下地が伸縮してクロスが追随・動く性質があります。施工ではこの伸縮現象を考慮してコーナー部分はヨレないように「切る」施工になっています。起こり得る現象に対応して施工事例も変化させていることを点検現場の事例を用いて紹介しました。
[リビング/隙間]
お家の定期点検が一般化して10年以上が経過している住宅業界。定期点検が常識化していると思っていましたが、お客様のお話をお聞きすると、現実はそうでもないようで非常に驚きました。それも一社だけでなく、複数の住宅メーカーにある事実だそうです。
「訪問点検」という検査体制。これまでの検査ノウハウがある弊社ではデータを活用してアフターに関するお客様の不安感を解消して安心・安全という信頼感を得られるよう努めています。
最近では住宅の点検に関するネット閲覧数が次第に増加しているのを実感しています。リアルで住宅メーカーに直接聞くよりもネットで自分の検索条件の結果で並んだ(ヒットした)住宅メーカーの意見を聴くというスタイルに変化してきていると思われます。
弊社・中田工務店の定期点検の範囲は富山県中心ですが、実例というノンフィクションとなる発信・配信情報が全国共通で有益なノウハウ・事例になるように今後とも変わらぬ勢いで取り組んでいきます。
2013年11月18日(月)お家の点検1年目(富山市T邸)
所要時間 15:00~16:00 曇り
スタッフ 砂田、中谷、渡辺
【T邸の紹介/まるでモデルハウスみたい?】
食器棚・カップボードなど、キッチン全体をトータルインテリアで考えると、どのようにしてパーツや部分をまとめ上げますか?
バラエティに富んだ様々な方法があると思いますが、対面キッチン・LDKが一般的な今、これまでの数ある点検事例から言うと、アピールの対象は来客(友人・知人)となります。センスの良さ・コーディネートを造り出すのはご家族のセンス、ホコリが被らないようにする配慮だと思われます。
このキッチン棚。壁を背面にして可動棚を利用することで経済的・インテリアとして非常に有効です。
見た目には一体型の造作棚?と勘違いしてしまいそうなくらいにステキな感じに仕上がっています。
食器棚を置くと壁は隠れて場所が固定化してしまいます。でも、「壁をインテリアの一部として」と考えるのでしたらオシャレなファンシーショップ的な感性で、このような抜群のセンスが光るのではないでしょうか・・・。
室内には緑があちらこちらに点在。緑への気配りも大変そうですね。
室外機のドレンホースからの排水(熱交換によって発生)を流す経路。この排水経路が整備されていると、設備台の表面に溜まった排水等でコケが生えたりしないので、比較的長い間きれいな状態を保つことができると思われます。
[建物後面/東側]
※ エアコン暖房について
一般的な電気ヒーターの3倍以上の効率&消費電力が1/3以下で済む高出力・省電力設計のエアコンです。コンプレッサーを動かす(熱交換する)ことで2倍の熱量を屋外空気から取り入れ、この為に消費した電力で1倍の熱量が発生(合計で3倍)させるということだそうです。
(参考/ヤフー知恵袋/http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1198601546)
これは給湯器や室外機からの排水を受ける口となっています。
[建物左面/北側]