点検ブログ

  • 【開き戸のノブが壁クロスに当たる】2015年4月18日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町T邸)

    開き戸のノブが壁クロスに当たっている状態でした。お客様は初めて気づかれたご様子。

    [2階寝室]

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    マグネット式のドアストッパーですが、効きが悪くなってか扉がマグネットを通り越してノブが壁に当たって止まっている状態。既存のマグネットを分解して改めて取付け直すことになりました。

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    ドアストッパーを取り付け直した状態。ノブは壁クロスには当たっていません。

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    ストッパーは正常に機能するようになりましたが、元々の金物を固定していたビス穴が目立つようになりました。

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    そこで床の補修材である「クレヨン」をカッターで削って、元のビス穴に埋め込むことで目立たないように配慮しました。

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  • 【クロスの隙間】2015年4月18日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町T邸)

    クロスの隙間を発見。5年目点検ではお客様DIYをお勧めしているのですが、今回はお客様のメンテナンスのお手本になるよう、お客様が見ているのを確認してコークボンドを充填。仮にボンド剤がはみ出ても水性なので失敗しても手直しは何度でも可能です。はみ出たらタオルで拭き取って頂くよう助言。

    [2階ホール]

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    クロス同士が召し合う部分(入隅)では隙間が発生しやすい事例を紹介。クロスが隅っこでよじれないように隙間ができるように施工してあり、その隙間部分にはコークボンドが充填されています。

    [2階寝室]

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    今後のDIY・お手入れを考えてコークボンドを贈呈しました。

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  • 【お客様アンケートでお客様の本音をお聞きします】2015年4月18日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町T邸)

    お客様にアンケートをお願いしました。

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    Q 中田工務店を選んだワケは?

    A 何件か住宅メーカーを回ってみてイメージしている家に一番近く、提案してもらったプランも理想に近かった。

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    タイル調のキッチンカウンターがすごくオシャレです。

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    Q 住まいになってからの感想は?

    A 吹き抜けの下に蓄暖があるのでファンを回してもなかなか1階が暖まりにくい。

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    蓄暖で暖められた空気が吹き抜け天井に上昇する暖気と寒気・冷気が入れ替わる対流が起こっていると思われます。吹き抜けは開放感や2階との一体感等の良い点がある一方、暖房効率の悪さという欠点もあります。リビング階段はオシャレですが、冷たい空気が降りてくることもありますので、カーテン等で仕切ることが良いかもしれません。実際にこのような吹き抜け階段にカーテンレールをDIYで施工されているお客様もおられます。レールを施工する際にはシッカリと打ち込めるように下地の上にビスを打つことが必要になります。

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  • 【点検枡】2015年3月20日(金)お家の点検5年目(富山市S邸)

    [雨水枡]

    雨水枡の点検を実施。特に異常はありません。

    [建物前面/東側]

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    [汚水枡]

    汚水枡の点検を実施。汚水枡内に油脂等の溜まりが少し見受けられたので、お客様からホースをお借りして薬剤を使わずに内部を洗浄している様子を一緒に見て頂きました。

    [建物後面/西側/浴室]

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    洗浄しながら白い油脂等の特徴(洗剤で落とされた油分が電子的・温度的な変化で排水管の内壁に残る等)を説明。日常のお手入れに使うパイプスルー等の薬剤は屋内の排水管までの洗浄ですが、検査で見た汚水枡の排水管は屋外で薬剤は届かないので、数年に1回程度で洗浄して頂くようお願いしました。

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    [洗浄前]         [洗浄後]

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  • 【基礎化粧モルタルのヒビ割れ】2015年3月20日(金)お家の点検5年目(富山市S邸)

    Q 基礎のヒビ割れが多い(案内葉書)

    A 現状を確認。細いヒビ割れが北側や西側に数箇所ありました。ハンマーで表面を軽く叩いて音を聞くことで内部が剥離しているか否かを検査しています。

    [建物後面/西側]

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    基礎本体ではなく表面に化粧用としてモルタルを塗布しているので構造的な影響はほとんどないと思われます。仮にヒビ割れが目立たないようにセメントを上塗りした場合、ツギハギのように目立ってしまうこともあるので、協議の結果、このままの状態となりました。

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    お客様は他社で施工された隣家の基礎を例示されました。「縦に線の入った施工はヒビ割れがない?」

    の質問に対して「目に見える目地が縦に入っているのでヒビ割れしても目立たない」と説明することで理解して頂きました。

    [西側の隣家]

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  • 【お客様アンケートで聞けていないことをお聞きします】2015年3月20日(金)お家の点検5年目(富山市S邸)

    お客様にアンケートをお願いしました。用紙に記入されていないことは口頭で聞いています。

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    Q 中田工務店を選んだワケは?・・・通りすがりに立ち寄った。

    Q 住まいになってからの感想は?・・・まずまず快適です。

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    Q 蓄暖を点けていても冬は寒い?

    LDKに蓄暖があるのですが、エアコンも点けておられるご様子。吹き抜けは暖房効率が非常に悪いという感想を頂きました。一概に「吹き抜けが悪い」とは言えないのですが、蓄暖の容量不足や設定温度、体感温度の差などがあると思われます。

    [LDK]

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    Q 窓に目隠しを付けてみたが・・

    2年目点検では「隣家の2階からキッチンの窓を通して室内が見えてしまう」という感想があったので、点検後のフォローでカーテン等の見積書を提示していましたが、ブラインドウだと開閉時のヒモの位置が嫌だったり、フィルムを貼ると景色が見えなくなる等の理由で却下されていたようです。

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    今回の5年目点検ではお客様が100均ショップで「貼る飾り」を購入されたご様子。なかなかセンスが良いです。室内が少し暗くなりましたが、プライバシーの保護やインテリア等を考えると、メリットが大きいと思われます。

    和室のサッシのブラインドウを上げてみると、白木の枠材が少し変色している状態でした。住み始めて1年目で何らかの理由で結露していたようで、発見が遅れて拭いていなかったことで起こったようです。室内干し等が原因だったのかもしれません。

    [和室]

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    Q 子供部屋に入ると目がチカチカすることもある。24時間換気を点けているのに・・・

    壁クロスの糊などホルムアルデヒド等の有害物質の量は昔に比べてかなり低くなっていますが、窓を閉めっ放しの状態で換気システムだけに頼るのは大きな空気の流れがなく室内の空気が滞留することも。また、有害物質はお家を構成する部材等だけでなく、家具等にも含まれていることもあります。

    [2階居室]

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    直射日光による化学変化は起こり得る現象ですが、「窓を開けての換気」がほとんどなく、窓を閉めっ放しにすると、空気がよどんでしまうこともあります。日頃から窓を開ける習慣を持って頂き、2箇所(空気の入口と出口)を開けて換気して頂くよう、もしも防犯上の心配がある場合はサッシにかませるグッズが販売されているので探してみることもお勧めしました。

  • 【階段巾木の隙間】2015年3月20日(金)お家の点検5年目(富山市S邸)

    2年目点検の時に対処してもらったが、また隙間が開いてきた。

    現状を確認。木造住宅の特徴なのですが、湿度変化によって木部が伸縮することで起こり得る現象になります。前回の2年目点検では巾木を取り外す訳にもいかなかったので、コークボンドを充填して目立たないようにしていた経緯があったようです。

    [階段口]

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    お客様は「巾木を取り外せば?」と言われたのですが、補修跡が逆に目立ってしまったり、コークボンドの一般的な耐用年数(品質の保持)が約2年であり、今後も隙間が開く等の同じことの繰り返しになると説明。お客様DIYを勧めながらの協議の結果、このままの状態を理解して頂きました。