点検ブログ

  • 【クロス】11月6日(土) 定期点検2年目(立山町I邸)

    Q クロスに隙間がある。
    A 現状を確認。2年目点検でクロスの保証が終わるので、全室のクロスの状態を確認し、後日に目立たないようにコークボンドで補修する事をお約束。
    [コーナー部分]
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    季節の変化、室内外の湿度変化、天候等で下地の木部が伸縮して壁紙に変化が起きる現象です。表面上は「クロスに隙間」と見えますが、下地の動きに合わせてクロスが追随している状態となっています。
    コークボンドの耐用年数は約2年。白くプチプチと見えるのは、月日が経つにつれてコークボンドが硬化することで弾力性が弱くなり、下地の動きに合わせて伸縮しきれなくなった跡と思われます。
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  • 【お家の2年目点検】11月6日(土) 定期点検2年目(立山町I邸)

    新築ならではの、起こり得る現象に対処している点検スタッフたち。
    点検表に当日の現象等を書き綴っている様子です。
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    ひとつひとつ、当日の点検箇所を具体的に説明し、補修すべき箇所・指摘事項があれば「原因と対処」をお答えし、お客様カルテに記録として綴られます。
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    お家の部材が長持ちする方法。今後のお客様によるメンテナンスがあるか否かで、補修時の費用負担が変わってきます。
    メンテナンスでは、ドライバーとCRC(潤滑油)コークボンド(色は多種)、等があればDIYでの補修が可能となります。ドライバーは開き戸の丁番や引き戸のツマミを調整、CRCは開き戸の丁番の滑り具合やサッシの開閉時の摩擦を解消、コークボンドはクロスの隙間を埋めて目立たないようにしてくれます。
    日用大工の延長でもう少し極めるとすれば・・・まだまだ様々な小物がありますので、点検スタッフに聞いてみるのも良いかも~♪お家への愛着がますます深まります♪♪

  • 【クロス/2階サンルーム】10月18日(月) 定期点検5年目(富山市S邸)

    コーナー部分にクロスのよじれを発見。
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    下地材の動き(季節や季候の変化による湿度の増減)が垂直の2面で異なっているので、ビニール製のクロスがよじれを起こしている状態です。このままでも良いのですが、さらに湿度により下地材が動くと元に戻らなくなる可能性もあります。
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    今後はお客様ご自身でDIYにより行なう事になるのですが、方法としてはコーナー部分にカッターで切れ目(既存のコーキングを取る)を入れて、コークボンドをクロスの裏側に注入、そしてローラーで水平にさせ、最後は切れ目にコークボンドを充填します。

  • 【クロスの隙間】9月14日(火) 定期点検1年目(富山市M邸)

    お部屋や階段口のコーナー部分のクロスに隙間が発生する現象です。季節や天候、室内外の湿度変化によって下地材が伸縮することで起こります。
    新築して数年(2年目が目安)は木部の調湿作用が大きく、季節によって隙間が開いたり閉じたりしています。お家の立地や生活スタイル(水蒸気の発生)によっては、必ずしも起こり得る現象とは限らない事例もあります。
    お客様宅の冷暖房機器はエアコン。除湿機能によって室内の湿度が下がり、これにより木部に含まれていた水分が放出され、縮んで隙間が開いたものと思われます。
    [外壁側]
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    [内側]
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    隙間が目立たないように水性アクリル系のコークボンドを充填している様子。はみ出た箇所はタオルで拭き取りしています。
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    お客様によるDIYでも手軽にできますので、これからのメンテナンスの一環としてのマメ知識ですね。
    コークボンドはホームセンターで購入できます。
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    今回は補修しましたが、コークボンドの耐用年数※1(貯蔵安定性/性能が維持する期間)もあり、室内環境(日当りや湿度等)によって変化の現れ方も違ってきますので、再度隙間が開いた時は同じように充填することになります。

    ※1 参考【壁クロス】2009年5月2日(土) 定期点検5年目(射水市M邸)

  • 【クロス】7月12日(月) 定期点検5年目(富山市婦中町T邸)

    Q クロスのヨレがある。
    A 現状を確認。2階階段口の一面に貼ってある壁クロス。下地にはボードが入っており、ジョイント部分が浮き出ているものと思われます。下地材の伸縮でクロスの経年変化(伸縮率の低下)で下地材の動きに追随しにくくなっていることが原因と思われます。
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    2年目点検でも少しですが、盛り上がりが気になる状態でした。
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    また、2階のロフトではクロス同士の間に隙間が発生していました。
    これらの現象は湿度変化による(工法にも左右されますが)下地材の伸縮が原因で起こり得る現象となります。ホームセンターで販売されているコークボンドを購入してDIYで充填して頂くようお願いしました。
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  • 【突っ張り棒】6月21日(月) 定期点検5年目(富山市婦中町D邸)

    「以前に突っ張り棒の水平圧力と上に載せる荷物の重さのバランスが悪く、突っ張り棒が落下した」とお客様。その際に付いた傷との事でした。
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    突っ張り棒は壁に穴を開けないで、手軽に使えるのが特徴です。これまでの点検現場でも収納場所の確保や危険防止(お子様)のゲートでも活躍しています。壁と壁の間の距離がある程度狭ければ、空間を有効に使えるアイテムですが、荷物の重さによる「クロスの破れ」、長期間設置することによる「クロスへの跡」も起こり得る事例だと思われます。

  • 【クロスのキズ】6月21日(月) 定期点検5年目(富山市婦中町D邸)

    Q 家具の移動の際に、傷をつけてしまった(笑)
    A 現状を確認。市販されている同色のコークボンドを充填する事で目立たなくする事がある程度可能です。通常、5年目点検の現場ではDIYをオススメするのですが、今回は砂田(プロ級?)が出来る範囲で傷口を目立たないように補修する事になりました。
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  • 【クロスの隙間】6月19日(土) 定期点検2年目(富山市E邸)

    冷蔵庫が置いてある奥の方のコーナー部分に隙間がありました。
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    前回の1年目点検時で2年目点検のフォローで補修する旨をお伝えしてありましたので、コークボンドを充填して補修しました。隙間が見えなくなったのが分かりますか?
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    また、1年目点検の時に隙間があった箇所は他にもあったのですが、今回の2年目点検では隙間が無い状態。湿度変化による木部の伸縮のようですね。