点検ブログ

  • 【2009年4月の施工事例】ペレットストーブ特集PartⅠ

    これは関連会社が販売権を持っている、カナダのFPI社(レージェンシー)のペレットストーブでGF55という商品です。
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    正面から向かって右側には温度調整等ができるコントロールパネルが収納されています。
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    本製品の場合、排気口は後面、給気口はお家の断熱仕様等によって「室内空気」または「屋外空気」を取り込む(給気する)のかが決まるようです。
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    屋外空気を取り込む場合は、床下に給気口を施すことになります。
    メーカーによって施工仕様が多少異なりますので、詳しくはお問合せしてくださいね。

    ここで一つの疑問。「燃料となるペレットはどのように補充すれば良いのか?」と。
    下の写真のように上部のカバーを開けると、ペレットをストックできるタンクがあります。燃焼中は自動で燃焼レベルに応じて、タンクから燃焼室へ、ベルトコンベア式にペレットが補充されます。
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    ちなみに一冬にどの程度の量のペレットを使うのか、試算(ペレットの種類は問わない)してみました。
    10kg(8~15時間)で約400円、1日に消費する量を5kg(約200円)と仮定すると・・・
    4ヶ月(約120日)×約200円=約24|||000円となりますね。

    お客様のご希望で、煙突の長さは短くして、下向きの仕様になりました。煙突から出る熱はヤケドするような高温にはならないようなので、安心ですね。
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    (参考/ペレットストーブ特集PartⅠ、2008年12月、2009年1月の施工事例)
    (参考/2008年10月21日砺波市N邸5年目点検、ペレットストーブ)

  • 【2009年6月の施工事例】ペレットストーブ特集PartⅠ

    今回の現場では、キッチンのコーナーに設置してあります。設置される床スペースにはタイルが貼られ、デザイン的にもステキなポイントになりますね。床材との色合いがGOODなセンス☆
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    やっぱり、筐体(きょうたい)の色がブラックだと、ズッシリ感があって映えますね。
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    給排気管の施工状況です。
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    煙突の様子。煙突の種類にも幾つかのバリエーションがあり、お家の景観や周辺環境等に合ったアイテムを選ばれるのが良いと思います。
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    これまでの事例では、ペレットストーブが壁に近い位置にあり、壁に穴を開けて施工しています。工事時間が短くなるのも特徴です。
    また、リビング等のお部屋の中央に設置する場合は、大がかりな工事になるので注意が必要となります。
    (参考/2008年10月21日砺波市N邸5年目点検、ペレットストーブ)

  • 【薪ストーブとの比較】ペレットストーブ特集PartⅠ

    薪ストーブとペレットストーブ、どちらがお勧め?と考えた場合、回答は難しいですが・・・。
    ここで、ペレットストーブ使っていく上での特徴を簡単に考えてみたいと思います。
    [薪ストーブ]
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    [ペレットストーブ]
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    [燃料]
    薪と比べるとペレットの方が調達しやすく、燃料の備蓄に場所をとらない。
    [運転]
    ボタン一つで着火、温度も調整できる。
    [メンテナンス]
    内部や排気管(長さが比較的短い)のお掃除がしやすい。

    (参考/2008年10月21日砺波市N邸5年目点検、ペレットストーブ)

  • 【デッキ材】5月20日(水) 定期点検5年目(富山市婦中町T邸)

    中庭にあるデッキの様子です。このままメンテを施さないで放置すると腐食する可能性があると指摘。
    塗装屋さんに依頼すると塗装面積等により数十万円程度の費用がかかってしまいます。
    05_T_デッキ材_01

    お手入れ方法として、この状態から判断すると、木を洗って(汚れやコケ等をデッキブラシで擦る)、木材保護塗料※1(ホームセンターで市販されているキシラデコール等)を塗布、色はダークブラウンを選んで頂くようお勧めしました。
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    ※1 通気性を保ちながら撥水や防蟻、対紫外線効果等の特徴があります。
    (参考/2008年10月21日砺波市N邸5年目点検、木製の門扉)

    木材は湿度の変化等によって伸縮を繰り返しています。割れ等が発生すると、お家の内と外では大きく状況が違ってきます。

    内の場合、屋根や外壁材等で過酷な自然環境(風雨や紫外線等)から守られており、腐食等の心配はほとんどありません。
    逆に外の場合は、あらかじめ防水塗装が施されているのですが、雨水等が直接当たることで、次第に水分が溜まって(日光の当たり具合等)、少しずつ腐食(経年変化等)が始まっていきます。

    でも、定期的に塗装を施す(通気性を保ちながら水分を弾かせる事で耐久性がアップ)事で、腐食を遅らせる事ができます。
    また、植木鉢やプランター等をデッキ面に直接置く場合は、定期的に動かすか、台等に載せて隙間を開けて通気を確保したほうが良いそうですね。
    (参考/料材開発㈱http://www.ryozai.com/material_deck/material_deck2.htmlより抜粋)

  • 【浴室の折れ戸】5月20日(水) 定期点検5年目(富山市S邸)

    Q 開閉の際に重く感じる。
    A 現状を確認。ドライバーで調整ビスを回して開閉を滑らかにしました。
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    調整ビスを緩めると上下に動く仕組みで、折れ戸の上下に付いています。調整する場合は、上下のビスを同時に調整する事が必要です。片方だけ調整した場合、使っていくうちに壊れてしまう事例もあるので注意して下さいね。
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    折れ戸の可動部分をCRCで滑りを良くしました。
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  • 【24時間換気システム】5月20日(水) 定期点検5年目(富山市S邸)

    機械のお掃除の有無をお聞きすると、数週間前に掃除されたそうです。
    そう言えば、今から約4年前、お客様と一緒にお掃除しました。懐かしいですね。
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    ご主人から「フィルターの予備が無くなったので、注文したい」とのお申し出。後日、見積書を提示する事をお約束。
    10_S_換気システム_03

    ここで、使った後のフィルター(白と黒)は再利用できる事を説明すると、意外な表情をされました。
    弊社スタッフの説明不足だった事を丁重に謝罪。
    ホコリを取った後は水洗いして、天日で干すようにお勧め。水洗い後の脱水方法では、手で絞りますが、破れ防止の為、軽く絞るようお願いしました。長持ちの秘訣です。

  • 【網戸の開閉】5月19日(火) 定期点検1年目(富山市H邸)

    サッシの調整の際、北陸新日軽㈱の方がお客様へ「網戸の仕組み」や「メンテナンス方法」を説明。
    この窓は網戸が右側に取り付けてある仕様です。
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    この網戸を「あえて左側へ動かす」事もありますが、その場合、中心部に隙間が生じる為、小さな虫が侵入してくる可能性もあります。開ける側には注意をしてくださいね。
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  • 【換気扇のお掃除方法】5月19日(火) 定期点検1年目(富山市H邸)

    Q 換気扇の掃除方法は?
    A 取り外し方を実演する事になりました。
    [浴室]
    廊下の天井に取り付けてある24時間換気の機械カバーを外す方法と似ています。
    04_H_換気扇_0104_H_換気扇_02

    カバーと本体とを留めてあるバネ(簡単に外せます)に注意。お手入れ方法や仕組みを説明。
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    [脱衣室]
    脱衣室の換気扇はトイレ用と同タイプです。併せて説明しました。
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    ここで、換気による空気の流れについて。
    浴室や脱衣室での換気を考えた場合、換気扇(排気)を空気の「出口」とすると、小窓を少し開ける等の空気の「入口」を作って頂くよう、お願いしました。
    入口が無い場合、排気口からの臭いが入ってくる事もあるので注意が必要です。
    (2009年4月22日富山市H邸2年目点検、洗濯パン)

  • 【起こり得る現象の仕組み】5月19日(火) 定期点検1年目(富山市H邸)

    本日の点検では、お客様の開口一番に「なぜ?」の鋭い質問が多かったように思います。
    ・クロスの隙間(コーナー部分)
    ・網戸の使い勝手(右側仕様)
    ・換気の注意点(空気の入口と出口)
    等々、まだまだ聞き逃した箇所はあったかもしれませんが、今回の取材と記録です。
    10_H_起こり得る現象_01

    お客様のお家は弊社のスタッフだけでなく、協力業者の方々と一緒に造り上げていきます。
    本当の意味での、お客様との深い絆とは、お家の引渡し(お客様の場合はお引越し)後、お客様のお家が存在する限り、ずっと・・・になります。
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    この後の弊社からの公式なお家の定期点検は、2年目、5年目、10年目点検。
    10_H_起こり得る現象_03

    また、10年以上経ったお家でも、お客様からのご要望があれば、点検を実施しています。
    その頃になると新築当時とは違って、ご家族の生活スタイルや家族構成等も変わっているのが一般的。
    お家の中も外も経年変化しています。いつまでも、お客様のお家を守りたいと切に感じました。

  • 【外壁】5月16日(木) 定期点検5年目(富山市Y邸)

    Q 外壁の塗装で剥がれてきている小さな箇所がある。
    A 現状を確認。この現象(塗膜の劣化)はエアコンの室外機の上面から雨水が弾いてできた跡であると思われます。
    改善策として、クリア(透明)のウレタン塗料をホームセンターで購入し、タッチアップ補修※1を施して頂くよう助言。

    ※1 目立たないように周囲の色に合わせて塗装する補修方法です。

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    また、5年を過ぎるとコーキングの劣化(硬化による弾性の劣化等)が心配されます。コーキングのメーカーでは一般的に保証(新築時の施工後)が5年と言われています。
    お家の方角によって紫外線等の影響も違ってくるのですが、10年目までは大丈夫と思われます。
    03_Y_外壁_03

    これからは10年目以降に起こり得る補修等の予算も貯めて頂くよう助言したところ、お客様はよく知っておられ、ご理解されていました。ありがとうございます。