点検ブログ

  • 【床鳴り/和室、洗面脱衣室】2012年3月12日(月)お家の点検5年目(富山市八尾町O邸)

    和室と洗面脱衣室で床鳴りがあるのを発見。
    [和室]          [洗面脱衣室]
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    そこで、床下点検も兼ねて床下にある鋼製束を増し締めすることになりました。
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    これが鋼製束です。増し締めを実施し、床鳴りを改善。基礎の風窓からの雨水進入もなく、特に異常はありませんでした。
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  • 【天井クロスの隙間】2012年3月12日(月)お家の点検5年目(富山市八尾町O邸)

    天井クロスの隙間を発見。コークボンドを充填して目立たないように補修しています。今回はキャップの先端が固まっていたので、キャップを外して指に直接付けて隙間にコークボンドを充填しています。余分なボンドはタオルで拭き取ります。
    [2階の換気システムの横]
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    [2階ホールの天井と壁との間]
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    これがコークボンドのキャップです。液体が出てくる箇所が固まったりすることって接着剤でもよくありますよね。出なくなったら、先端をハサミで切ってみたり等々。でも、これは回すと取れるので切らなくても大丈夫です。手に付いても水性なので、水で洗えば取れます。
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  • 【床材の変色/サンルーム】2012年3月8日(金)お家の点検5年目(入善町U邸)

    太陽の紫外線の影響による床の変色を発見。自然光を取り入れる為に天井に小窓があります。
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    このまま放置しておくと、床材の表面が変色するにつれて少しずつ傷んできます。日常的なお掃除にワックスで塗膜を作って頂くようお願いしました。
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    一般的にお手入れ用品を調達する時はホームセンターでワックス等を購入しますが、UVカットの有無を確認したほうが良いと思われます。

  • 【バルコニー手摺りの塗装】2012年3月8日(金)お家の点検5年目(入善町U邸)

    Q 手摺りの所々の色(塗装)が少し剥がれてきているが、防水は大丈夫?
    A 現状を確認。剥がれ現象は経年変化等によるものですが、手摺りに使われている部材は錆びるものではなく心配ありません。
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    雨垂れについては水道水で高圧洗浄することによってある程度は落とせますが、塗装面が凸凹しているので、汚れが次第に堆積していくと完全にキレイにすることは難しくなってしまいます。
    DIYで再塗装される場合は雨垂れを落とした後、市販されている数ある塗料の中から数種類を選んで調色・塗装して頂くようお願いしました。

    また、バルコニーの排水口に枯葉等が溜まると、バルコニー内に入った雨水が抜けなくなり、オーバーフロー現象がある事例を紹介。定期的なお掃除をお勧めしました。
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  • 【床下点検と床鳴り対応】2012年3月8日(金)お家の点検5年目(入善町U邸)

    リビングで床を踏んだ(体重をかけた)時に床鳴りがありました。床鳴りの音から判断すると、「バネの伸縮に似たような音」であり、床下にある鋼製束(車を持ち上げるジャッキに似ている)が鳴っていると判明。具体的に鋼製束によって床高が調整される幅をジェスチャーで紹介。
    [1階リビング]
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    無垢のフローリング仕様。床下点検口はキッチンの床下収納庫となっています。床下に入って鋼製束を増し締めすることになりました。
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    床下で鋼製束を増し締めしている様子。一箇所の調整だけでは周囲の鋼製束にも影響があるので、周辺の床に対しても床鳴り確認していることをお客様に説明。
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    床下換気について。奥様が「晴れた日に空気の入れ替えで窓を開けている」姿を例にとって、基礎内部は「風窓」や「基礎パッキン」工法によって床下が換気できるようにしている仕組みを紹介。
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  • 【壁クロスのキズとリビングドアの開閉】2012年2月17日(金)お家の点検1年目(富山市I邸)

    Q ドアの開閉(機能的)に異常はないが、子供が強く閉めるせいか壁にキズが付いた。何とかなるの?
    A 現状を確認。ドアストッパーはマグネットタイプになっています。磁力の力は強いのですが、それ以上に押す(室内側から)・引っ張る(玄関側から)力が大きいものと思われます。
    お客様へ「ドアストッパーを交換しますか?」の質問では費用もかかるので、できればキズを直すだけで交換まではしなくても良いとのことです。
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    そこで、実際にドアを最大限に開いてドアストッパーが機能した状態で止めてみました。ドアノブと壁との距離は約数センチ。壁クロスが凹んでいる状態が分かりますか?
    (デジカメでの撮り方(テクニック?)は・・・追求しないでください・・・汗)
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    お客様からのご要望で目立たないように補修することになりました。
    傷口の周囲をカッターで四角形(下だけは切りません)に切り取ってコークボンドを充填。
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    指圧で仮止めした後、タオルやローラーでシッカリと押さえつけて目立たないように補修完了。
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    ドアノブをよく見ると右側のノブが少し抜けている状態を発見。この伸びた分の影響で壁にぶつかったものと思われます。
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    そこで、元の正常な状態に直すことになりました。いったんドアノブの根元のネジを緩めて、両方のノブを取り外した後に再度取り付けて補修完了。
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  • 【壁クロスの隙間等の補修】2012年2月17日(金)お家の点検1年目(富山市I邸)

    Q クロスの隙間が目立ってきた。
    A 現状を確認。室内外の湿度変化等による下地材(木部)の伸縮(エアコンや蓄暖による除湿や過乾燥等)に対してクロス(ビニール製)が追随できないという現象が出てきていました。
    そこで、目立たないように補修することになりました。高い場所には足場として脚立を使います。お客様宅の床材は表面が強化コーティングされている丈夫な仕様ですが、脚立の脚底には床にキズがつかないように養生材を取り付ける配慮がなされていました。
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    カッターで隙間の箇所を少し開いてコークボンドを充填、上からローラー等で押さえつけて補修完了。
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    Q ベビーチェアがぶつかって、コーナー部分にキズが付いてしまった。何とかして欲しい。
    A 現状を確認。椅子が回転する仕様となっています。ひじ掛け(側面から落下しないような安全措置)の高さと椅子の脚の辺り(合計2箇所)にはこすれたキズ跡がありました。
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    そこで、コークボンドを充填して指でなぞり目立たないようにしました。
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    今回は目立たないように補修しましたが、今後も同じような現象が起こり得ることをお客様へご報告。
    お客様はベビーチェアを買い換えるのを思案されているご様子でしたが、ホームセンターにはコーナーに取り付ける枠材が販売されているのをご紹介。安価な方法が良いですよね☆
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    お子様の成長につれて・・・
    現在はクロスのキズが気になりますが、お子様が室内で乗り物を乗り回すようになると今度はフローリングのキズも気になってくるようですね。これまでの定期点検での小さなお子様のいらっしゃるご家庭での事例です。お客様もウンウンと頷いておられました☆

  • 【コーキングの変色/洗面脱衣室】2012年2月17日(金)お家の点検1年目(富山市I邸)

    Q コーキングされた箇所が黄色く(※)なっているのは何故か?
    A 点検現場では「紫外線の影響」とお応えしましたが、少し気になったのでネットで調べてみました。
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    ※ 浴室や洗面所の壁等のタイル目地や隙間を埋めるためにコーキング材が使われています。
    一般的なコーキング材はカビ発生防止のために防カビ剤が混入されているそうです。一般的な防カビ剤は紫外線によって変色(特に黄変)が起こりやすく、防カビ剤の添加量が多いほど防カビ効果は高くなりますが、黄変も激しくなってしまい、外観が悪くなる傾向もあるようですね。
    (参考/黄変防止性シリコーンシーラント/http://www.patentjp.com/08/L/L100007/DA10103.html)

  • 【結露について】2012年2月17日(金)お家の点検1年目(富山市I邸)

    Q 結露跡を検査。奥様にお聞きすると「結露はない」とのご返答でした。
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    寝室の暖房器具はエアコン、リビングは蓄暖やエアコンとなっています。結露が発生する仕組みは「室内水蒸気量の増加と室温の低下」です。同じお家であっても「生活スタイル」によって変わってきます。
    例えば、石油ファンヒーターの場合は燃焼すると室内に水蒸気が発生したり、室内で洗濯物を干すと乾くことで室内の水蒸気が増えます。
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    これは階段口に取り付けられたロールカーテンです。これを下げると、冬の間は1階リビングの暖気が2階へ逃げないようにしてくれますし、夏はその反対になります。1階と2階の暖気と寒気の対流をある程度防いでくれます。その分、室内の気温が安定しますので、光熱費の節約にもなります。
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