点検ブログ

  • 4月18日(金) 定期点検1年目(富山市H邸)

    4月18日(金) 定期点検1年目(富山市H邸)
    所要時間 15:50~16:40 小雨
    スタッフ 中田、坪島、岩見、渡辺
    協力業者 光陽トーヨー住器㈱

    【H邸の特徴】
    H邸は町中ですが、静かな所に建っています。まるで隠れ家のよう。仕様はカスタムのアーバンタイプ(都市型)。お家の小物もかわいい物が揃っていて思わずニッコリ。間接照明もオシャレな演出をしていました。

    【お誕生日】
    1年目のお家のお誕生日、おめでとうございます。カワイイお花をプレゼント♪奥様もニッコリ☆
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    【ひび割れ】
    基礎の表面の化粧モルタルや雑土間にひび割れ(※1)を発見。気温によるモルタルの膨張が原因と思われます。後日、表面補修する事をお約束。
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    ※1 「宿命」とも言われている、コンクリートの気温による膨張や収縮。圧縮には強いのですが、引っ張りには弱い性質があります。膨張すると、ひび割れが生じ易くなるので、縁切りの為の目地や誘発目地を入れる施工もあります。

    【クロスの隙間等】
    Q 壁クロスに隙間がある。
    A 現状を確認。壁クロス(ビニール製)と下地材(木製)との湿度による伸縮率の差が原因と思われます。後日、目立たないようにコークボンド補修する事をお約束。
    03_H_クロス_0103_H_クロス_02

    【建具の調整】
    Q 引き戸等が閉まりにくくなった。
    A 現状を確認。閉まり難い引き戸は取り外して戸車等を、開き戸は丁番をドライバーで調整しました。
    04_H_ドア調整_0104_H_ドア調整_02

    【クローゼットの照明】
    Q 実際に住んで、日頃から使っているとクローゼット内が暗く感じる。やっぱり、明かりが欲しい。
    A 現状を確認。クローゼット内に点検口があれば、直ぐに引けますが、2階のトイレの中に点検口があります。照明の電源は天井上から引っ張る施工になると説明。後日、見積書をご提示する事をお約束。
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    【炊飯器】
    Q 炊飯器からの蒸気が上の棚板に付く。毎回、吊棚の板を拭いている。
    A 現状を確認。一般家庭にある、ごく普通の炊飯器で自然な配置となっています。
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    防水処理が施してある真上の棚板。炊飯はタイマーでセットしてあるのが通常ですので、同時に換気扇を回すのは時間的に難しさがあります。炊飯器の場所を替える案も協議しましたが、使い勝手等もあります。炊飯器の設置台が引き出し式であれば、問題は解決すると思われます。
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    【バスマット】
    バスマットが敷いてある床の状況を確認。キレイですね。住み始めて1年。マットの下は風呂上りの足拭きで湿気が溜まりやすくなっています。湿ったまま放置しておくと床にシミ等が出来やすいので、注意したい場所ですね。
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    【玄関タイル】
    Q タイルが汚れた時の掃除方法は?
    A お客様が採用されたタイルは、見栄えは白さが際立って美しいのですが、汚れが目立ちやすいのが難点です。車で言うと逆(白は汚れが目立たず、黒は目立つ)ですね。中性洗剤を使ってデッキブラシで軽く擦って掃除するようアドバイス。
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    【住み心地アンケート】
    Q 家具の配置等は思い通りに出来ましたか?
    A 2階の部屋の窓を大きくした為、大きな家具が入らなかった。採光を考えると大きな窓が良いが、家具は自然と低くなる。配置した後で分かった(笑)
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  • 3月29日(土) 定期点検2年目(富山市K邸)

    3月29日(土) 定期点検2年目(富山市K邸)
    所要時間 16:00~17:10 小雨
    スタッフ 砂田、舘、岩林、渡辺
    協力業者 同行なし

    【K邸の特徴】
    ところどころにさりげないコダワリを光らせているお家。細部にもK様らしさが見られます。ちょっとしたコダワリがお家への愛着を深めるのだと改めて思いました。

    【外回り】
    お客様が入居後に建てられたサンルーム。屋根から養生テープがぶら下がっていました。周囲に対して目立っているので、取り除く事にしました。
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    【雨樋】
    玄関口の雨樋が通常の向きではなく、違和感があったので調べてみると偏っている事が分かりました。原因は自然環境によるものと思われます。後日、補修する事をお約束。
    02_K_雨樋

    【お客様のこだわり】
    玄関ポーチには、石が敷き詰められ、中には化石模様(※1)もありました。
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    ※1 乱形の天然石で高硬度の石灰岩の一種。色や柄模様にはバラツキがあり、化石模様の特徴もあります。

    【ドアの異音】
    ドアを開閉する際にゴム状の緩衝材が引っ掛かって、「ピシャピシャ」と音がしていました。
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    ドライバーで丁番を調整、ドア本体を若干移動(※2)し、現状を改善。日常の使い勝手によりドア本体が若干ずれてきていた事が原因と思われます。
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    【ドアの反り】
    Q ドア(2階居室)が室内側に反っている感じがして、閉めにくい。
    A 現状を確認。室内の湿度が低く、ホール側の湿度が高い状態であると考えられます。
      ドアの構造・性能等では圧縮材を使用し、湿度変化にも適応していますが、木には自然の調湿機能とこれに伴なう伸縮性があります。空気中の湿度が高いと湿気を吸収して伸び、乾燥してくると湿気を放出して縮みます。
      今回は、現状の閉めにくい現象を改善する為に、ドライバーにて三次元丁番(※2)の調整を実施。

      ホールを挟んで向かい側には洗濯物を干している部屋。室内にはエアコンがありましたが、除湿能力よりも洗濯物からの水蒸気発散の量が大きい場合、ドアの開閉等により湿度の高い空気がホールの空間に移動しているものと思われます。

    後日、メーカーに事例を説明し、改善策等を検討する事をお約束。
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    ※2 三次元丁番は、ドア本体の現場調整(ドア枠の中で本体の移動)が上下・左右、そして前後にも容易にできます。これは、室内環境によるドアの伸縮や使い勝手等への対応となっています。

    【クロス】
    キレやねじれ等を確認。後日、補修する事をお約束。
    06_K_クロス_0106_K_クロス_02

    ここで、お客様へクロスの施工方法である「巻く」と「切る」について説明。一般的には建築後、約2年間は湿度による木部の伸縮が特に大きい時期となります。
    06_K_クロス_03

    【コーナー部分】
    ねじれが発生する事があり、補修する場合、先ずはカッターで切れ込みを入れ、次にコークボンド(※3)を充填して切れ目を目立たなくします。機能や性能ではなく、あくまでも景観上(見た目)の問題で、もし充填後の状況が気になるのでしたら、現状のままにしておくのも良いと思います。
    【壁部分】
    浮きやよじれが発生する事があり、補修する場合、先ずは該当部分にカッターで切れ目を入れ、次にコークボンドを充填し、最後にローラーで抑えて補修します。

    ※3 コークボンドの使い方は、弊社のHPの「住まいのメンテナンス」にも紹介されています。用途はコーキングで、壁に釘穴やビス穴などへの補修にも使えますが、硬化する(液状が乾く)とゴム状になり、痩せて凹んでしまう事もあります。DIYでは注意して施工しましょう。

    【結露】
    Q 結露はありますか?
    A 特にないですよ(笑)
    現状を調査。素材の仕様はアルミです。寝室のサッシ枠のゴム部分に小さなカビを発見。次回の5年目点検まで放置すると余計に取り難くなる事例もあるので、ご主人へ拭き掃除等のメンテをして頂くようにお願いしました。
    07_K_結露_0107_K_結露_02

    寝室の場合は、一般的に寝る前にドアを閉めて、室内を暖めますね。暖まった後は、エアコンを消して就寝。時間と共に徐々に室内温度が低下し、露点も低くなります。ヒトの呼吸(水蒸気発散)が次第に部屋中に溜まって、室内温度が一番低くなる朝方に枠の冷たい部分に結露が発生しやすくなると思われます。・・・2月19日(火)富山市A邸の【結露】参照

  • 3月29日(土) 定期点検1年目(富山市N邸)

    3月29日(土) 定期点検1年目(富山市N邸)
    所要時間 15:00~15:45 小雨
    スタッフ 中田、成瀬、渡辺、岩林
    協力業者 同行なし

    【N邸の特徴】
    1階部分にブリックが貼ってあるカスタムハウス。団地のような隣同士にきっちりとお家が建っているわけじゃないので、ゆったりとした雰囲気がありました。
    ご夫婦もラブラブで実に羨ましい限りです!!

    【お誕生日】
    1年目のお家のお誕生日、おめでとうございます♪ご夫婦でお迎えして下さいました。
    01_N_お誕生日_01

    【枡の高さ】
    Q 砂利の部分をいずれ土間を打ちたいが、枡の高さが低い。既存の土間とのつり合いは大丈夫?
    A 現状を確認。枡の嵩(かさ)上げは可能です。施工される時にお声をかけてくださいね。
    02_N_枡の高さ_0102_N_枡の高さ_02

    【クロスのキズ】
    玄関の入り口の壁クロスに黒い線が付いていました。
    Q あっ・・・このキズはどうされたのですか?
    A ハンガーラックへ衣類の掛け過ぎが原因で、倒れてきて、黒い部分がキズ(塗料の跡?)として残ってしまいました。
    03_N_クロスのキズ_01

    そこで、キズの補修方法として、消しゴムで消えるかどうか試してみる事をご提案。効果がなければ、中性洗剤で局所的(目立たない箇所)に試してみる事。それでも落ちなければ、補修用のクレヨンを購入して下さいね。
    また、漂白剤を使用する例として、2月16日(K邸2年目点検)のもらいサビの事例を参照。
    色が白の場合は、塩素系(キッチンハイター等)の漂白剤を水で適度に薄め、古歯ブラシにつけて擦り、しばらく放置してから水拭きします。効果が得られない場合でも数回試してみることが良いそうです。白以外の色柄模様等のある場合は、酸素系(キッチンワイドハイター等)をお試し下さい。(詳しくはお掃除のKISを参照)
    除光液はクロスを傷める可能性があります。気をつけて下さいね。

    【脱衣室】
    Q 洗面所にホコリが溜まり易い気がする。
    A 現状を確認。洗面脱衣室は、衣類を脱ぎ着する場所であり、ホコリが溜まり易い場所。また、窓の向こうは道路と空き地があります。風の通り道でホコリの侵入の影響があるとも考えられます。
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    【足元灯】
    夜の階段は足を踏み外す危険があります。自動感知の足元灯なのでうっかり照明を点けなくても分かりやすいので便利ですね。
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    【換気システム】
    1階、2階ともにスイッチがONになっていました。
    Q フィルターなどのお掃除はやっておられますか?
    A 引越し後に2回、掃除しましたよ。夏の掃除の時は、小さな虫がたくさん入っており、大変驚きました(笑)
    06_N_換気システム_0106_N_換気システム_02

    【ドアストッパー】
    Q 夏になると扇風機の風でガチャガチャと音がしていた。何だろうって不思議だった(笑)
    A 原因は、ドアストッパーの留め金が振動する音でした。ドアストッパーは、ドアの開く限界を作って、ドアノブで壁クロスが傷つくのを防ぐ働きがあります。また、留め金は、開けっ放しにする際にドアが不意に閉まらないように固定するものです。お客様の要望で、金属音がしないようにする為、テープを張りました。
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    【外構】
    大きなレンガ造りの花壇。お客様のお手製です。プランターにも花々が植えてあり、花咲く頃が待ち遠しいですね♪
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    【終わりに・・・】
    住み心地アンケートでは、お二人が仲良く声に出して読みながら相談しあって答えて頂けたのが印象的でした。5月末には新しい家族が増えるだとか♪おめでとうございます☆
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  • 3月27日(木) 定期点検1年目(富山市婦中町Y邸)

    3月27日(木) 定期点検1年目(富山市婦中町Y邸)
    所要時間 14:00~15:00 晴れ
    スタッフ 石丸、橋爪、長澤、川上
    協力業者 同行なし

    【Y邸の特徴】
    洋風の注文住宅のY邸。お客様のこだわりが随所に見られて、とっても素敵。小さいお子さんがいるのに上手く収納とディスプレイをされていらっしゃいました。また、こだわりの床材も年を経るにつれて味が出ており、これからまた伺う楽しみが増えました。

    【水溜り】
    Q 玄関前に水溜りができて、晴れの日でも渇きにくいのは何故?
    A 現状を確認。コンクリートの気温による膨張や収縮で若干の段差が発生したものと思われます。後日、対応する事をお約束。
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    【塗り壁のひび割れ】
    Q 外壁の塗装にひび割れを発見。家に雨水が入らないのなら良いのだが・・・
    A 現状を確認。塗装材料と下地材の伸縮率の差によるものと思われます。雨水浸入等の防水等の機能的には全く問題はありませんが、見栄えの面で気になる箇所です。後日、目立たないように補修する事をお約束。
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    【天然の床材】
    無垢の床材です。1年が経過して、適度に日に焼けて、優しい色合いになっていました。やっぱり天然の素材は良いですね。奥様も嬉しそうでした♪
    03_Y_無垢材_0103_Y_無垢材_02

    【床のキズ】
    奥様曰く「引越し当初は、子供が床にキズをつけるんじゃないかと、とっても心配でした」との事。でも今となってみれば「キズつけないように」から「仕方がない」に変わると回想(笑)
    富山市婦中町のF邸やT邸もそうでした。元気なお子様の笑顔、かわいいですね♪
    04_Y_床のキズ_01

    【特徴1】
    R型の腰壁は職人泣かせの施工みたいです(笑)
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    【特徴2】
    室内の雰囲気(左下は施工中の現場)です。柔らかさが漂ってきます。
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    【内部の窓】
    Q 窓が開けにくい。
    A 現状を確認。木部の伸縮と金物との摩擦等が原因と思われます。ドライバーで調整しました。
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    【住み心地アンケート】
    Q その後いかがですか?
    A 訪れる知人にはリビングのヒノキの床や珪藻土の塗り壁が褒められますね。
    08_Y_住み心地A_01

    A リビングは明るくてとても良いけれど、玄関が少し暗く感じます。
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    【終わりに・・・】
    随所に奥様のこだわりが伝わってきました。やっぱり、使う材料が一つ違っても、室内の空間が結構違うんだなぁ~って感じです☆
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    最後に奥様から質問。
    Q 大きな絵を飾りたいのだけれど、ドコに飾れば良いですか?
    A 30cm毎に5cm幅の下地が入っています。下地のある場所にビスを打てば良いのですが、無い箇所に打つと大きな絵の場合、外れてくる可能性があるので危ないです。
    現場監督は「下地探し」の道具(ホームセンターに売っています)を使いますが、持っていない場合、壁を叩いて調べるようですね。う~ん・・・私にも出来るかしら・・・?(笑)
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  • 3月26日(水) 定期点検2年目(富山市婦中町Y邸)

    3月26日(水) 定期点検2年目(富山市婦中町Y邸)
    所要時間 10:00~11:05 曇り
    スタッフ 砂田、橋爪、渡辺
    協力業者 光陽トーヨー住器㈱

    【Y邸の特徴】
    輸入部材をふんだんに使ってあるY邸。とっても欧風の雰囲気が漂っています。ご主人が施工された花壇、デッキ、色々とご家族で「Y様らしさ♪」を追及していらっしゃるようでした。

    【外壁のキズ】
    外壁にキズを発見。キズ跡と汚れを見るとお客様が何か鉄製の物をぶつけて、残った鉄分が自然環境で酸化したものと思われます。
    01_Y_外壁_0101_Y_外壁_02

    下図は、外壁に打ち込んである釘です。釘の頭にも塗装が施してあり、自然環境による酸化を防いでいます。
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    ご主人がDIY(Do It Yourself)でデッキを製作しておられました。「完成はいつになることやら?」と奥様のつぶやきが冗談めいていて、とっても楽しいご夫婦♪
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    お客様が施工された花壇。ステキです!私にはこのようなセンスは無いのですが・・・(恥)
    季節の花々が私達スタッフの心を癒してくれました。花壇の周りには瓦チップ。普通の砂利とは全く異なる独特の雰囲気が醸し出されていますね。
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    【小屋裏点検】
    弊社の点検項目となっている断熱材の再敷き詰め、金物のレンチでの増し締めを実施しました。
    03_Y_小屋裏_0103_Y_小屋裏_02

    【床鳴り】
    Q 現在は、床鳴り(床暖房による)がありますか?
    A 今はないですよ。床暖房は経済性を考えて使わず、石油ファンヒーターを利用しています。
    04_Y_床鳴り

    【結露1】
    暖房機器は石油ファンヒーター(※1)、調理器機はIHで5人家族。サッシ素材は樹脂(※2)です。特に結露跡は無かったように思われます。
    05_Y_結露_0105_Y_結露_02

    ※1 灯油1ℓを燃焼した場合、1ℓの水分が発散(結露の原因)します。室内の加湿の必要性はありませんが、多量の酸素を消費するので、十分な換気には注意しましょう。
    ※2 樹脂の熱伝導率はアルミの約1/1000です。熱伝導率の高い金属製のアルミの場合は、外気温が低くなれば、室内側のアルミ(但し製品仕様により異なる)も冷たくなりますが、熱伝導率が低い樹脂は極端には冷たくなったりせず、結露の発生も低くなっています。

    【結露2】
    今回の点検は2年目。一般的に結露の発生は冬特有と考え気味ですが、夏にも起こる現象みたいです。
    冬の場合は、知っての通り、家の中は暖かくて外が低温の状態。断熱性の低い窓や暖房していない部屋の壁に暖房の暖かくて多湿な空気がぶつかって結露します。
    05_Y_結露_0305_Y_結露_04

    夏(梅雨も含む)の場合、高温で多湿な状態。この空気が家の中の冷たい部分に触れれば結露します。
    冷えた飲み物を飲む際にグラスの表面に水分が付着する事がありますね。これが結露です。

    【メンテナンス】
    ほかに室内で冷たい場所と考えると・・・トイレになります。便器の素材は陶器なので表面は非常に冷たく結露が発生し易い箇所です。
    特に便器の底の丸みをおびた部分と床の隙間は、拭き掃除が難しい場所。この隙間に結露水が溜まる可能性が高く、トイレカーペット(仕様により異なる)を敷くと通気性を損ねる原因にもなります。
    また、日常の拭き掃除(メンテナンス)の副作用(水分の付着/結露と同じ状態)もあります。
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    今回の事例は、木製の床材。換気扇を回す事は、臭いを排出する目的もありますが、結露防止にも役立っています。
    トイレの床材により、メンテナンス方法が異なってきます。ビニール製の床材(クッションフロア)でしたら水分に強いので変色の心配はないのですが、木製の床材の場合は特に水分への配慮が必要です。
    水やアンモニアによる木材の黒変を防止する方法として、DIYでウレタン塗料がお勧めです。
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    速乾性(乾燥時間は気温25度で1時間)があり、キズにも強い商品。価格は1500円程度です。

    【終わりに・・・】
    新築の感激・感動をいつまでも・・・。建てた後が「本当のおつきあい」の始まりである工務店。
    住まいのドクターとして、予防医学のようなメンテ指導を、定期点検を通じてお客様と一緒(DIY)に考えていきたいです。
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  • 3月25日(火) 定期点検1年目(入善町U邸)

    3月25日(火) 定期点検1年目(入善町U邸)
    所要時間 10:30~11:20 雨
    スタッフ 砂田、永原、長澤、渡辺
    協力業者 光陽トーヨー住器㈱

    【U邸の特徴】
    U邸は、弊社の看板展示場の「グレースティー」。まるで海外にでも来たかのような雰囲気で、海外ドラマ「フルハ○ス」のよう。ご家族の笑顔がとても輝いていました。

    【1年目のお誕生日】
    ご無沙汰しておりまーす。お客様が新居にお引越しされて、1年目ですね。
    01_U_お誕生日

    【契約前の思い出】
    下の画像は、お客様が新築される前の3Dプレゼンの画像で、弊社のHPでも紹介されています。
    打合せする度に「あっ!そうそう♪」「えっ?そうだったっけ?」とか、お客様のたくさんのご要望をお聞きし、疑問点も解決しました。あの頃がとっても懐かしいですね。この画像は大型スクリーンに立体的に映し出され、グルグルと歩いた感じで見る事ができるんですよ。
    02_U_契約前の思い出_0102_U_契約前の思い出_02

    【ポーチ柱の土台】
    何らかの影響で石にヒビが入っていました。後日、補修する事をお約束。
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    【雨垂れ】
    破風(※1)板部分の雨垂れの汚れが激しい状態を確認。雨垂れは月日の経過とともに次第に汚れが落ちにくくなります。奥様だと高所は危ないので、ご主人へ脚立等を使って水洗い又は中性洗剤で洗浄する事をお勧め。
    04_U_雨垂れ

    ※1 切妻や入母屋の屋根で妻側につけられる山形の隠し板。

    【外構の工夫】
    正面の外回りには、砂利ではなく、瓦を砕いてリサイクル(※2)されたものがまかれていました。
    よ~く見ると、瓦の黒色と茶色のまばら模様。昔(約30年前の話)、瓦を砕いて道路に落書きをしていた古き良き時代を思い出しました(笑)みなさんも経験ないですか?
    05_U_外構_0105_U_外構_02

    ※2 瓦チップと言います。防除草効果や踏むと「シャリシャリ」と特有の音がして防犯効果、愛・地球博では保水性を活かしたヒートアイランド現象(地表温度上昇)の抑制剤として採用されていたみたいです。最近ではホームセンターでも売られていますね。リサイクル品としては多少高めですが・・・。

    【床のキシミ】
    Q キッチンの床でキシミがする。
    A 現状を確認。床はヒトの体重(両足からの2点荷重)でも沈む現象があり、床材の数ミリ程度のズレがあると思われます。今回の事例では床材は無垢(※3)。後日、補修する事をお約束。
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    ※3 無垢は唯一無二、自然素材で化学物質の発生が極小、人に優しい適度な硬さ、高い調湿作用があり、60%に調湿しようとする作用があります。

    【ポスト口】
    Q 雨が吹き込む事がある。
    A 現状を確認。
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    標準のポスト口です。通常(上方向)の雨でしたら問題ないと思います。この地域は海岸に近い立地。
    風も強く、雨風になる天候がわりと多いです。新聞紙が入った状態での風雨の場合、投函物を伝って雨水が浸入すると考えられます。
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    現状を改善するには、ポストを外に設置する方法もありますが、季節(特に寒い時期や積雪)、服装(パジャマ姿で取りに行く)の近所の目もあります。何らかの方法を検討して、返答する事をお約束。
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    【設計・施工での特徴】
    サンルームは、自然光を取り入れる設計上の工夫がしてあります。
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    壁は珪藻土の塗り壁。そしてアーチ型のゲート。とってもすてきな空間です。
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    そして、アイアン製のオシャレなカーテンレール。様々な箇所にお客様のセンスが光っています♪
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    サークルヘッドの窓。通常のサッシ窓の上に半円形の窓があり、より多くの自然光が入ります。
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    リビングは無垢の床材。メンテナンスが行き届いていました。
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    【お湯の使用】
    Q 休日には主人が大量のお湯を使って掃除するので、冬場にお湯が足りなくなるのが心配。
    A タンクに溜まっているお湯量は、お客様宅では460ℓの容量があり、タンク内のお湯の使用では、水と混合しながらお湯が出る仕組みとなっており、極端な過剰使用でない限り、心配ない事を申し添えました。
    08_U_お湯

    【結露】
    Q 結露はありますか?
    A 特に無いですよ(笑)

    現状を確認。暖房機器は蓄熱式電気暖房機、調理器機はIH、室内には物干しが少し、サッシ素材はアルミ(仕様により異なる)で、壁材は珪藻土の塗り壁です。
    展示場なら結露の元となる水蒸気の発生がなく、問題ないのですが、お家にはヒトが住んで生活をしています。すると少なからず結露は発生し、目立つか目立たないかの差だと思われます。
    09_U_結露_0109_U_結露_02

    今回はサッシ枠のゴム状の部分に若干のカビを確認。2年目点検では、お客様に具体的なメンテ方法をお伝えしようと思います。

  • 3月22日(土) 定期点検1年目(富山市K邸)

    3月22日(土) 定期点検1年目(富山市K邸)
    所要時間 10:00~11:10 快晴
    スタッフ 大矢、永原、岩林、川上
    協力業者 同行なし

    【K邸の特徴】
    K邸はカスタムハウス。カーポートがあり、広~いお家に大きなテレビ。セレブな生活の感じ。細部にまで気が行き届いていて、気持ちの良いお宅でした。

    【雨水枡】
    弊社の点検項目に入っている雨水枡内の点検。たまにゴミが溜まっている事もあります。年に1度はお客様の目で確かめてみるのも良いですね。
    01_K_雨水枡_0101_K_雨水枡_02

    【ドア調整】
    日頃の使い勝手等でドアが若干下がっていました。近い将来、ドアの下部が床を傷つけてしまうのを防止する為にドライバーで調整しました。
    02_K_ドア調整_0102_K_ドア調整_02

    【クロス】
    1階はクロスのキレは見当たらなかったのですが、2階では幾つか発見しました。2階は日頃ほとんど使っておられない部屋との事。2年目点検で目立たないようにコークボンドで補修する事をお約束。
    建築後、約2年間は、木部が伸縮します。建築材として家の骨組みとなった木は、その土地の気候や湿度に順応するのに約2年かかるそうです。
    03_K_クロス_0103_K_クロス_02

    【弊社のカレンダー】
    カレンダーが冷蔵庫の横に張ってありました。とても感激しました!!
    04_K_カレンダー

    【エアー抜き】
    Q お湯の使用時に「ポコポコ」と音がする。
    A 現状を確認。給湯器はお客様がご準備されたものでした。給湯器から蛇口までの配管内に空気が溜まっており、お湯を出すことで気泡が膨張したものと思われます。お客様にとっては耳障りな音。
    ただ、ご用意された給湯器には、自動エアー抜き機能がありませんでした。
    05_K_水栓エアー

    【終わりに・・・】
    点検完了後の一連の説明後、コーヒーやお菓子がたくさん出てきました♪
    お客様曰く・・・「スーパーへ行けば98円、コンビニで買えば120円以上」生活の知恵ですね。もてなして頂き、ありがとうございました。そしてご馳走様でした。大変美味しかったです♪
    06_K_終わりに_0106_K_終わりに_02

  • 2月19日(火) 定期点検1年目(富山市A邸)

    2月19日(火) 定期点検1年目(富山市A邸)
    所要時間 16:05~16:45 晴れ
    スタッフ 石丸、橋爪、広野、渡辺
    協力業者 同行なし

    【A邸の特徴】
    1階がブリック貼りの「カスタムハウス」。欧風な感じ。外壁の色も濃い山吹色なので南欧の風が吹き抜けてくる気がしました。ポーチの作りもあまり例の無いものです。お客様の好みでカスタムも色んな顔を見せてくれます。

    【1年目のお誕生日】
    お元気ですか?お客様が新居にお引越しされて、約1年になりました。
    01_A_お誕生日

    【カウンターのキレ】
    蓄熱式電気暖房機の上のカウンターと壁との間に隙間が発生していました。暖房の熱と乾燥で水性のコーキングが切れたものと思われます。お客様も建築の知識を持っておられ、原因には理解を示されました。暖房機を使わなくなる春頃に補修する事をお約束。
    02_A_カウンター

    【和室の床鳴り】
    床鳴りを確認。強く踏み込んだ際の音を聞くと、床下の床を支える鋼製束の緩みであることが判明。
    季節(湿度)の変化により、床鳴りが発生したものと思われます。後日、床下から増し締めを実施する事をお約束。
    03_A_床鳴り

    【引き違い戸】
    Q 子供が押したせいか、閉める際にカタンとレールに違和感がある。
    A 現状を確認。数回、試したところ、モヘヤ(※1)と戸の表面の飾りとの摩擦が原因である事が判明。閉める時の微妙な力加減が違和感になる事を説明し、お客様もご納得。
    04_A_引き違い戸_0104_A_引き違い戸_02

    ※1 モヘヤ ・・・ 腰の強い繊維。

    【玄関ドア】
    Q ドアの閉まる速さが一定なので、勢いの無い閉まり方にして欲しい。
    A 現状を確認。ドアクローザーの調整ネジをドライバーで調整。数ミリ単位で難しい作業でしたが、お客様が希望される「9割が一定の速さ、閉まる間際の1割でゆっくり」を実現。
    05_A_玄関ドア_0105_A_玄関ドア_02

    【結露】
    結露って一言でいうと難しいですよね。特に冬場に多く見られる現象です。
    Q 結露はどうして発生するのですか?
    A 複層ガラスの場合、ガラスの間に空気層が設けてある為、断熱効果が高く、ガラスは結露しないと思われます。枠の場合、素材や製品仕様によって異なっており、結露がしにくい状態となります。
      点検現場では「複層ガラス=窓全体が結露しない」が一般的に考えておられるようです。
    06_A_結露_01

    様々な諸条件が重なって結露が発生しますが、何やら難しい用語で「飽和水蒸気量(※2)」や「露点」(※3)等々、私なりに考えてみました。
    寝室の場合、一般的にドアを閉めて室内を暖めていると思います。暖かくなった後、暖房を消して就寝。その後、徐々に室内温度が低下すると露点も下がっていきます。

    同時にヒトの水蒸気発散(呼吸)の占める割合が大きくなって、露点に近い状態になり、外気に近い温度(素材の熱伝導率(※5)により異なる)の枠に結露が発生すると思われます。
    ドアを開けて空気(暖かい空気)の交換や除湿すれば飽和水蒸気量がもっと減ります。気温と露点の関係ですね。
    06_A_結露_02

    したがって、室内(部屋毎に違う)温度、暖房機器、調理機器、物干しの場所、住まわれる家族構成、サッシの素材の断熱効果等々と思われます。
    ※2 飽和水蒸気量 ・・・ 1㎥の空間に存在できる水蒸気の質量をgで表したもの。
    ※3 露点 ・・・ 水蒸気が飽和(※4)に達して凝結する温度。
    ※4 飽和 ・・・ 最大限度まで満たされること。
    ※5 熱伝導率 ・・・ 専門的には気体や液体(例えば対流)、固体や金属等に分類されます。今回の場合は、金属。用語とか難しいのですが、アルミの場合、鉄の約3倍となる「熱しやすく冷めやすい」性質をもっています。アルミ製のヤカンや鍋は直ぐにお湯が沸きますね。

  • 2月18日(月) 定期点検1年目(富山市O邸)

    2月18日(月) 定期点検1年目(富山市O邸)
    所要時間 9:50~10:55 雪
    スタッフ 中田、砂田、坪島、成瀬、渡辺
    協力業者 光陽トーヨー住器㈱

    【O邸の特徴】
    やさしいクリーム色とビタミンカラーのオレンジ色。あまり例が無いのでオリジナリティがあります。
    優しさと元気を表現されているように感じられました。優しげなご夫婦と元気なお子さんを象徴しているようです。

    【1年目のお誕生日】
    お客様が新築にお引越しされて、約1年。今思うと、たくさんの楽しいイベントもありましたね。喜びもひとしおです。
    01_O_誕生日

    【枯れ草】
    外壁内に侵入している枯れ草を発見。これはエノコログサ。植物の隠れたチカラは、コンクリートを突き破る等で有名ですね。今回の事例は深刻なものではありませんが、スタッフの手で引っこ抜きました。
    02_O_枯れ草_0102_O_枯れ草_02

    子供の頃、エノコログサで友達をくすぐったりしたことがあります。何だか動物(犬?猫?)のシッポに似ていますね(笑)
    「犬コロ」がなまって「エノコロ」になったそうです。子犬のシッポ。不思議不思議♪

    【基礎の表面】
    基礎の表面(厚さ5㎜)の仕上げモルタル部分にクラック(ヒビ割れ)を発見。お客様には基礎本体には影響が無い事を伝え、安心して頂きました。景観上の問題であり、2年目点検の時に補修する事をお約束。
    03_O_クラック_0103_O_クラック_02

    【積雪】
    本日の積雪量?降雪量は約30cm。メーターボックス等が埋もれていた為、今回は点検出来なかったのですが、次回の点検で蓋を開けて検査する事になりました。
    04_O_積雪_0104_O_積雪_02

    【ユニットバス】
    廻り縁が外れていたのを発見。他のコーナーと比べると明らかに変な状態でした。お客様へ謝罪し、直ぐに処置する事をお約束。
    05_O_UB_0105_O_UB_02

    【和室の床鳴り】
    床鳴りを発見。強く踏み込むと、床下の床を支える鋼製束の音であることが判明。季節(湿度)の変化により、床鳴りが発生したものと思われます。お客様宅での事例は初めてなので、一通りの増し締めを実施する事をお約束。
    06_O_床鳴り_01

    【クロスのキレ等】
    階段口や2階居室で壁クロスのキレ等を発見。下地材が季節の湿度と室内湿度(ライフスタイル)によるものと思われます。室内湿度の変化には様々な要因があります。暖房機器、調理器具、家族構成等々。後日、目立たないように補修する事をお約束。
    07_O_クロス_0107_O_クロス_02

    【床のキズ】
    玄関口の床にキズがついていました。
    Q このキズはどうされたのですか?
    A 灯油のタンクを引っ掛けてしまいました(笑)
    ホームセンターで販売されている「クレヨン」等で、試してみる事をお勧めしました。やっぱり、どのご家庭でも家族構成によって様々なキズがあります。低予算でお考えの場合は、お客様自身のメンテも大切なのだなって実感。
    08_O_床のキズ_01

    【換気システム】
    今回は、お客様に具体的なメンテナンス方法をお伝えしました。スタッフが手本となって、お掃除を実施。やっぱり、1年経過すると汚れていますね。
    09_O_換気システム_0109_O_換気システム_02

    次にフィルターの取替えです。使用後のフィルターは小さな虫やホコリで汚れていました。やっぱり、換気システムはホコリ等を吸って吐き出しているのですね。
    09_O_換気システム_0309_O_換気システム_04

    【住み心地アンケート】
    お客様が新居に住まわれてからのアンケートを取りました。お客様の工夫等、様々なお話になりました。
    10_O_アンケート_01

    階段の上り口と下り口にコンセントが設けてあります。足元点灯は安全対策、また階段や廊下を掃除する際に重宝されているご様子。使い勝手が良いみたいですね。
    11_O_アンケート_0211_O_アンケート_03

  • 2月16日(土) 定期点検2年目(富山市K邸)

    2月16日(土) 定期点検2年目(富山市K邸)
    所要時間 13:30~14:20 晴れ
    スタッフ 石丸、長澤、川上
    協力業者 同行なし

    【K邸の特徴】
    弊社の建売物件、ストラトフォードのお家。あまり例が無いので、とても新鮮な感じがします。
    ブリックタイルが貼ってありますが、「カスタム」とも「ノスタルジア」とも違ったタイプの上品な建物です。

    【玄関ドアの鍵】
    Q 玄関ドアの鍵が開けにくい。
    A 現状を確認。潤滑スプレーで滑りを良くする方法もありますが、鍵や鍵穴の場合、余計なホコリが付着して鍵がかからなくなる可能性もあります。そこで登場するのが鉛筆の芯(※1)。削った鉛筆で鍵の横(細い部分)に塗るのが効果的です。自転車の鍵もOK。
    01_K_玄関ドアの鍵

    ※1 鉛筆の芯(黒鉛)はダイヤモンドなどと同じ炭素の同素体でとても密な結晶体です。この結晶体が鍵穴の内側の傷に入って、傷穴を埋めて滑らかになるそうです。黒鉛は金属と同じくらいの硬さもあり、一度行なえば長持ちします。

    潤滑スプレーは、弊社ホームページの住まいのメンテナンスにも記事がありますが、ドアの金具等の擦れが原因の場合に吹き付け使用します。

    【建具調整】
    Q 脱衣室のロックがかかりにくい。
    A 現状を確認。ドライバー1本でドアの傾きを調整できる事を披露するとお客様はニコニコ笑顔。
    作業中も興味津々に見入っておられ、ご自身でもメンテをされているようでした。
    02_K_建具調整_0102_K_建具調整_02

    【収納物干し竿】
    前回の点検でもサビが出るという指摘がありました。この商品はホシ姫サマ(※2)。ステンレス製なので、もらいサビ(※3)と思われます。このまま放置するとステンレス自体のサビを誘発しますので、早めに拭き取る事をお勧めしました。
    03_K_物干し_01

    ※2 天井下や窓の上部などに取り付け、竿を自由に上下させることができ、天井高が2400㎜時では車椅子でも使える高さにまで降りる便利モノ。室内の未利用空間を有効に活用できます。
    ※3 ステンレス自体からの発生ではなく、表面の油分・塩分・ホコリなどの汚れに外界から飛来した酸化鉄分(サビ)が付着した状態のことです。
    03_K_物干し_02

    予防法としては、表面の汚れを溜めないようにする事です。気がついた時には早めに金属用のサビ落としで除去しましょう。
    もらいサビに有効なのは粒状の還元型漂白剤(※4)。少しお湯を足してペースト状にした漂白剤をサビに塗り、しばらく(目安は約5分)待ちます。そして固く絞った柔らかい布で擦ると落ちていきます。でも、お勧めは伝線した(破れた)ストッキングですね。スポンジよりも目が細かく弾力性が高いのでとても磨きやすいです。
    また、素材に傷をつけにくいので、水栓金具を磨いたりするのにも重宝します。

    ※4 漂白剤とは、繊維から汚れを取り除いてきれいにするのではなく、汚れの色素を分解して、別の物質に変えて、色をなくして見えなくする働きがあります。(詳しくは石けん百科を参照)
       現在市販されている漂白剤には酸化型(塩素系、酸素系)、還元型とに分類されます。還元型の形状は粉末の弱アルカリ性で、色柄物には使用できませんが、鉄分による黄ばみを取り除く事ができます。

    【クロスのキレ等】
    室内のクロスに隙間等があるかどうか見渡しましたが、特に目立った箇所はありませんでした。
    でも、今回は2年目点検。後日、全ての箇所を専門業者の手で再確認する事をお約束。
    04_K_クロス_01

    【床下点検】
    床下点検を実施しました。「おっと!進路を邪魔する物体あり」。タイヤが保管してありました。確かに床下収納庫など空いているスペースを有効に活用するのは知っていますが・・・。
    「潜ってみてびっくり!」は今回が初めて。過去の点検現場の、とあるシーンを思い出しました(笑)
    05_K_床下点検_0105_K_床下点検_02