点検ブログ

  • 【床鳴り】5月20日(水) 定期点検5年目(富山市S邸)

    Q 以前、階段の上がり口と脱衣室の床にキシミがあったが、今は階段口のほうは鳴っていない。
    A 現状を確認。床材は無垢(自然素材)仕様です。季節や天候の変化、室内外の湿度変化等の影響で床材の下地材や根太(※1)等が伸縮して、床鳴りがする時期があります。
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    ※1 床材の下地には24mmの構造用合板が貼ってあり、その下には根太、そして根太を鋼製束が支えています。
    根太が伸縮する事で起こり得る鋼製束との間や床材の伸縮による小さな隙間等にヒトの体重がかかることで擦れて音が出るようです。

    脱衣室側の検査を実施。
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    断熱材が邪魔してビス打ち(床鳴り対処)が困難でしたが、床鳴りする箇所へ数本のビスを打ち、現状を大幅に改善。少し音がしますが、床材同士の擦れ合う音。お客様へ説明し、納得して頂きました。
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    今回の床下点検での作業道具(左下)。ビスの箱、インパクト、モンキーレンチです。
    また、宮本の道具箱(右下)は三段になって、色んな道具が満載。まるでドラえもんのポケットのよう(大げさかも・・・笑)とっても立体的!!
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  • 【換気扇のお掃除方法】5月19日(火) 定期点検1年目(富山市H邸)

    Q 換気扇の掃除方法は?
    A 取り外し方を実演する事になりました。
    [浴室]
    廊下の天井に取り付けてある24時間換気の機械カバーを外す方法と似ています。
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    カバーと本体とを留めてあるバネ(簡単に外せます)に注意。お手入れ方法や仕組みを説明。
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    [脱衣室]
    脱衣室の換気扇はトイレ用と同タイプです。併せて説明しました。
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    ここで、換気による空気の流れについて。
    浴室や脱衣室での換気を考えた場合、換気扇(排気)を空気の「出口」とすると、小窓を少し開ける等の空気の「入口」を作って頂くよう、お願いしました。
    入口が無い場合、排気口からの臭いが入ってくる事もあるので注意が必要です。
    (2009年4月22日富山市H邸2年目点検、洗濯パン)

  • 【洗濯パン】4月22日(水) 定期点検2年目(富山市H邸)

    洗濯機の排水を流す口です。排水口の内部には排水トラップ(※1)が設けられています。
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    ※1 異臭や害虫の侵入を防ぐ排水トラップ(キッチン、洗面室、ユニットバス等)。
    長期間使われない時やお風呂場を洗濯物の乾燥室として利用される場合、トラップ内の封水(臭気を抑える為に入っている水)が自然蒸発し、悪臭や害虫が侵入する可能性もありますので、月に2~3回程度水回りの設備に水を流し、排水トラップに水を溜める必要があるそうです。
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    この排水トラップにゴミが溜まると排水の流れが悪くなったり、雑菌が繁殖することがあり、空気が汚れる原因にもなるようです。排水口にゴミ取りフィルタを取り付け(溜まったゴミ捨ても大事)たり、排水トラップのお掃除等をこまめにして、いつもきれいな状態を保ちたい場所ですね。

    (参考/ケイハウスより抜粋http://www.k-house55.co.jp/k-house14.html)

    また、閉め切っている状態で換気扇を回すと、空気が外に出してばかりで室内の気圧が下がり、取り込みやすい場所から空気を取り込もう(気圧を元に戻す)として、洗濯パンや台所等のトラップ部分からの空気(異臭)が流れてくることもあるようです。
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    (参考/教えてgooより抜粋http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4874287.html)

  • 【脱衣室】3月18日(水) 定期点検1年目(富山市婦中町S邸)

    この床模様は大衆浴場でよく使われるようで、お風呂場の雰囲気があります。壁は木材をあしらった模様の一般的なクロス、床はクッションフロア仕様です。
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    温泉等の雰囲気を大事にする場所では、本物の籐(とう)を使うようですが、そうなってくると維持管理が大変みたいですね。

  • 【洗面脱衣室】3月13日(金) 定期点検2年目(入善町U邸)

    床の仕様はビニール製のクッションフロア。表面は防水加工が施してありますので、汚れ(水分)には強いのですが、整髪等の化粧品やゴム製の車輪等によるゴム汚染等でシミが起こる事もあります。
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    (参考/2009年2月14日富山市N邸1年目点検、洗面脱衣室の床)

  • 【洗面脱衣室の床】2月14日(土) 定期点検1年目(富山市N邸)

    Q 脱衣室の床にシミができている。洗剤や染髪料等をこぼした覚えは無く、どうしてなのか?
    A 現状を確認。洗面化粧台の前の辺りに茶色のシミが数箇所ありました。床材はビニール製のクッションフロア。防湿・防水仕様となっています。
    考えられる事例では、施工時の釘を打った後にアクが浮き出てくる事もまれにありますが、触った感触では周辺に釘を打った形跡もありません。現象ではシミが乱れた状態で発生しているので、釘の乱れ打ちでは無いと判断されます。
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    あとは、整髪剤等の化粧品類との化学反応等やゴム(滑り止めマット等)との反応(ゴム汚染)によるシミが原因かと思われます。
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    奥様は大変気になっているご様子。洗剤をつけたり、濡れ雑巾で擦ってみたりしていたそうですが、シミが全く取れなかったようです。
    (参考/2008年6月20日富山市T邸2年目点検、クッションフロアの変色)
    (参考/2008年8月30日富山市I邸2年目点検、カーペットの下のゴム跡)

    全面張り替えになると大がかりな工事になるので、部分的な張替えをご提案。ただし、ツギハギのような状態にもなるので、何か別の工事をする機会に・・・となりました。

  • 【収納提案】12月18日(木) 定期点検5年目(富山市T邸)

    Q 洗面脱衣室にタオル等を置く棚が欲しい。
    A 現状を確認。室内で設置場所にふさわしい箇所を調査。壁側や窓側に取り付けた場合、日常の使い勝手等で不都合になることも想定されます。
    協議の結果、洗面化粧台のオプション品を探すほうが良いとの事になりました。
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    奥様の「当時は完璧な設計だと思っても、やっぱり生活して分かる事が数多くありますね(笑)」のコトバがとても印象的でした。
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  • 【開き戸(洗面脱衣室)】12月13日(土) 定期点検2年目(富山市U邸)

    Q ドアのロックが掛からなくなったので、自分なりに工夫していたが、ドアに傷を付けてしまった。
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    A 現状を確認。使用頻度や使い勝手等でドアが少し傾いており、ラッチの部分とのかみ合わせがズレていたことが原因で、ロックが掛かりにくかったと思われます。ドライバーで丁番を調整し、現状を改善。
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  • 【お客様の工夫】11月17日(月) 定期点検2年目(富山市M邸)

    脱衣室の開き戸に何か取り付けてありました。
    Q これは何ですか?
    A 子供が指を挟んでも怪我をしないようにする為のアイテム(緩衝材)ですよ(笑)
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    また、1年目点検にもありましたが、引き戸がわざと開けにくくしてありました。
    (参考/2007年11月19日富山市M邸1年目点検、脱衣室の引き戸)