点検ブログ

  • 【汚水枡】10月20日(月) 定期点検5年目(富山市Y邸)

    汚水枡の蓋を順番に開けて現状を確認。ここで、周囲にある円形の蓋について説明。流し台等から排水が流れる時には、空気も一緒に入ってきます。下水の本管までに流れる途中の段階でこの空気を抜かないと排水が逆流する事もあります。そこで、ダブルトラップ(※2)という仕組みで異臭を除去させながら空気を抜いています。
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    ※2 一般家庭の流し台や洗面所等の排水設備配管の途中には、S字型の排水トラップがありますね。下水道の悪臭やガス等が屋内へ侵入するのを防いでいます。また、害虫やネズミ等が入らないようにトラップとしての役割もあります。
    トラップには様々な型があるようで、機会のある時に改めて調べてみたいと思います。

    また、排水枡の深さは下水管に近づくにつれて深くなって、勾配をつけています。
    お客様は「排水の流れ」の仕組みに納得されました。

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  • 【雨水枡】10月15日(水) 定期点検5年目(富山市A邸)

    雨水枡を確認。雨樋に溜まる雨水は勿論ですが、近くに大きな木がある場合は、枯葉も一緒に流れてしまうこともあります。
    また、風に乗って土が屋根に付着し、降雨で雨樋に入り、雨水枡へと流れる仕組みとなっています。
    土や枯葉が溜まり過ぎると排水管の詰まりの原因にもなります。定期的に蓋を開けて確認したい場所ですね。(参考/2008年9月20日、富山市M邸5年目点検)
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  • 【雨水枡】9月27日(土) 定期点検1年目(富山市Y邸)

    砂利で埋まっており、お客様自身もその存在に気がつかなかった状態。1年間も砂利の下だったせいか、開けようとしてもビクともしませんでした(汗)
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    そこで、道具箱にあるヘラを用意。周りの砂利や砂をずらして、やっとの思いで蓋を開けて点検。
    特に異常はありませんでした。
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  • 【床下点検】9月22日(月) 定期点検5年目(砺波市M邸)

    リビングで少しの床鳴りがあったので、床下にある鋼製束の調整を施しました。シロアリ保証は強い薬品を使っていないので5年で切れる為、シロアリ業者による点検(無償)をお勧めしました。
    新たに防蟻工事をするかの判断はお客様次第になります。
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  • 【汚水枡】9月20日(土) 定期点検5年目(富山市M邸)

    Q 汚水枡(※2)の周囲の丸い蓋は何ですか?
    A 排水を配管に流し込む際には空気を送り込む必要があります。また、異臭が逆流しないような仕組み(ダブルトラップ)になっています。蓋の隙間にマイナスドライバーを差し込んで、定期的に内部を確認する事が望ましいようです。
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    ※2 汚水枡とは家屋内の汚水を集めて下水管へ流す枡。台所排水の油分が溜まって蓋をしたような状態になると、内部流し台の床排水口から逆流して台所に溢れ出ることもあるので、定期的に点検・清掃が必要となります。