点検ブログ

  • 【クロスの隙間等】2013年12月12日(木)お家の点検2年目(富山市Y邸)

    Q クロスに隙間がある。

    A 現状を確認。色違いのクロスの間が剥がれてきたようです。

    [階段口/寝室前]

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    コークボンドを剥がれた箇所に再度充填、ローラーで均してタオルで拭き仕上げ。

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    2階ホールから寝室への短い階段は曲がっているので、脚立をバランスよく置くことができません。そこで、脚立の脚の3点は階段桁に置いて、残りの1点は足の甲にしました。非常に痛かったのですが、安全第一ということで・・・(汗)

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    [2階居室]

    コークボンド充填とタオル拭き取り

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    手際よくコークボンドやタオルを使って目立たないように補修しています。

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    [クロスのヒビ割れ]

    Q 天井のクロスに白い線が出てきた。指で擦ると少しは取れるが、ヒビ割れなのか?

    [寝室天井]

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    現状を確認。下地ボードのジョイント部分(クロスが左右に引っ張られている)であり、タオルで擦るとクロスのヒビ割れが分かる様子。コークボンドで調色しながら補修(一般的にはクリアかホワイトのコークボンド)という方法もありますが、補修跡が逆に目立ってしまうこともあります。お客様との協議の結果、このままの状態を理解して頂きました。

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    [2階ホールの天井]

    [コークボンド充填]    [タオルで拭き均し]

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    [スポンジで拭き仕上げ]

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  • 【顧客満足は学校の予習・授業・復習に似ているのかもしれません】2013年12月12日(木)お家の点検2年目(富山市Y邸)

    お家の引渡し。お客様にとって人生の一大イベントですし、「夢が形になって嬉しい」時期です。住宅メーカーでは建築中の様々な時期に、満足のお引渡しが出来るようにヒアリング等をしていると思います。私たち点検スタッフは色んな点検現場を体験して感じているのは「お客様の本当の感想は実際に住まわれてから」であり、お客様とスタッフが一緒になってプランを考えた成果が「住み心地」となって形化・現実化すると考えています。

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    顧客満足までの道のりは学校の「予習・授業・復習」に似ています。

    予習・・・引渡しまでの段取り(ヒアリングとプランニング、住まい方の予想図)

    授業・・・お客様が実際に住まわれて、お家の使い勝手・住みやすさ等を体験

    復習・・・お客様から体験談をお聞きして、弊社の提案したプラン・仕様を添削

     

    今回のお客様宅は建売となっています。「かくれんぼできる家」をキャッチフレーズにしていました。注文住宅とは条件が少し違って「予習」の一部が省略されていますが、「会議室・机上ではなく点検現場のお客様にお聞きすること」がお客様満足への近道だと、数々の点検現場を踏んで実感しています。

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    1年目点検の時に話題にあがったウッドデッキ。1年目点検の後、ご主人が奥様にせがまれて刷毛で防水塗装されたご様子。雨・雪が降っているので画像で見ると質感は分かりにくいのですが・・・(汗)

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    ガラスブロックの使い方。隣り合って仕切られた部屋・空間同士ですが、透明ではなく、何となく向こう側の雰囲気・明るさが伝わる・伝えられるガラスを用いています。

    [玄関]          [DK]

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    リビングから見える4つのブロックガラス。反対側はホールとなっています。手摺りにもガラスブロックを取り入れてデザインとして用いています。

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    唯一無二のお客様宅。お家の定期点検を通じて、素人目線ですが、様々な発見・思いをこれからも伝えていきたいと思います。

  • 【J邸の紹介】2013年11月26日(火)お家の点検2年目(高岡市J邸)

    2013年11月26日(火)お家の点検2年目(高岡市J邸)

    所要時間 13:49~14:49 雨

    スタッフ 横窪、渡辺

     

    【J邸の紹介】

    ご自慢できる・されているリビングの吹き抜け。

    南側からの採光で、ポカポカ暖かな陽射しが十分に感じられます。非常に室内が明るくなる設計です。

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    書斎の下は収納スペースです。LDKのスペースと小上がりの書斎、2階ホールとのツナガリも感じられる空間の取り方が上手に考えられています。

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    飾り棚が上手に配置、壁スペースが有効に使われています。「壁に貼る」のではなく、「壁を飾る」という発想だと思われます。

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  • 【クロスの隙間等】2013年11月26日(火)お家の点検2年目(高岡市J邸)

    Q クロスの隙間等がある。

    [リビング/コーナー/隙間]

     

     

    これはクロスの膨らみ現象です。その少し左側に下地ボードのジョイントがあります。

     

    [リビング/壁]

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    A 今回は当時のクロス施工の協力業者の方にも同行をお願いしていました。一般的な補修方法ですが、クロスの膨らみ部分をカッターで切れ目を入れてコークボンドを充填、ローラーで均等に均しています。

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    [クロス補修道具]     [クロス施工の道具入れ]

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    光の加減、撮影時の角度等によってクッキリとは撮れていませんが、以前よりは目立たなくなりました。

    [ビフォー]        [アフター]

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    お客様は今回の一般的な補修跡には納得されず、クロスの部分貼り替えを強くご要望されました。

    弊社からの説明では・・・「大きな吹き抜けがあって、上からの部材等圧力でこのような膨らみ現象は発生しやすい」でしたが、お客様側からは・・・「発生することが変。1年目点検では「貼り替える」ニュアンスだった」と強く抗議されました。同じ言葉であってもお客様と弊社の認識が違ってしまっていた事例になりました。

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    今回のクロスの柄・模様は「横」です。「縦」の場合は「縦に切る」補修でも柄をつなぎ合わせれば目立ちにくくなるのですが、横の柄の場合はつなぎ部分が目立ってしまうと思われます。お客様との協議の結果、貼り替え範囲は膨らみ現象のあった周辺から北側の外壁面までの長さになりました。弊社の説明不足・説明の仕方に不備があったことが原因と思われます。丁重に謝罪しました。

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