[雨水枡]
雨水枡の検査です。配管が詰まっている等の異常は特にありません。
[建物左面/西側]
[汚水枡]
汚水枡には白い油脂等が溜まっている状態。数年に1回程度、ホースの水流で通気管と点検枡の内部を洗浄して頂くようお願いしました。屋内の排水管は薬剤で定期的にお手入れされているご様子。
[建物後面/北側/キッチン]
[建物後面/北側/キッチン/通気管及び点検枡]
[雨水枡]
雨水枡の蓋を開けて検査。底部に少し泥が溜まっていますが、雨樋を通って流れてくる雨水に混じっていた泥が枡内で沈殿したものなので、特に問題はありません。
[建物後面/南西側] [建物後面/南東側]
雨水枡の蓋の上にはブロックが載せられていました。強風時に風(風圧)が雨樋を通って雨水枡に進入すると点検枡内の圧力が大きくなって蓋が飛ばされる事例があります。
[汚水枡]
汚水枡の検査。今回の5年目点検の段階で白い油脂等が溜まっている現状をお客様にも見て頂きました。
[建物後面/南側/キッチン]
お客様からホースリールをお借りして汚水枡の洗浄をしました。築5年目にもなると、生活スタイルにも関係しますが、油脂等が溜まってくる傾向があります。今後は排水管の詰まり防止の意味で数年毎にホースの水流で洗浄して頂くようお願いしました。
[通気管の様子] [点検枡の様子]
お客様がお家の排水経路に関心があったので、まずはお家の周囲にある雨水枡を紹介。雨樋を流れる雨水が雨水枡に入って・中継して側溝に流れていることを紹介。
[雨水枡]
[建物前面/西側] [建物後面/東側]
[汚水枡]
浴室やキッチン等からの生活排水。屋内の排水口から排水管を通って道路にある下水道本管まで流れる中継地点の汚水枡の場所を紹介。汚水枡の蓋を開けるとお客様は興味津々で内部を見ておられました。
[建物後面/西側/浴室]
今回は油脂等の溜まりは特に見受けられませんでした。室内の排水口に流れた排水は外部にある通気管を経由して汚水枡に流れること、通気管の蓋にはスムーズに排水されるように空気穴が開いている等々を説明。次回の5年目点検では実際にホースの水流で内部を洗浄することになります。
Q 雨水枡の蓋が取れる(事前葉書)
現状を確認。雨水枡の蓋が持ち上がるのは強風によって雨水枡内の気圧があがることによって蓋がポンと飛び上がるという起こり得る現象です。この雨水枡は外構工事等の理由でかさ上げされているので横風の影響を受けているのでしょうか・・。
[建物前面/南側]
一方、北側にある雨水枡は蓋が飛ぶ現象はないようです。配管内に強い北風が入ってくることで雨水枡の気圧が大きくなって蓋が持ち上がるのは分かるのですが・・
[建物後面/北側]
排水管や雨樋から雨水枡に風が逆流して風圧によって蓋が飛ぶ現象は他の点検現場での事例もあります。再発防止のためにボンド固定も考えられますが、雨樋とつながっている排水管に落葉等が詰まった場合は点検枡を開ける必要もあります。そこで、レンガやブロック等の重しを蓋の上に置いて頂くようお願いしました。