Q 開閉の時、いつも引っ掛かりを感じる。でも今は不具合を感じないが・・・(笑)
A 現状を確認。特に不具合は確認されませんでした。
監督が検査すると、その時は不具合が見られない。現場での事例ですが、よくある事のようですね(汗)
そこで、普段のお手入れ方法として、CRC(ホームセンターで販売されている潤滑スプレー)をレール部分に定期的に吹き付けして頂くようお願いしました。
今回の5年目点検の現場は、弊社の一級建築士のお家でした。
通常のお客様点検と同じように検査しましたが、やっぱり終始笑みがこぼれてしまいますね☆
(だからと言って、手抜きはしませんが・・・笑)
一級建築士としての立場上、いつもはお客様宅の図面を持って検査に立会いするのですが、いざ「お客様の立場」になると照れてしまっているようです。
最後はひと通りの説明の後、点検表に署名をして頂き、記念に?満面の笑みで「ハイ♪チーズ」と、ぱちり☆
場所は変わって、会社の中。
住まいの管理手帳の贈呈です。
本当はお家でお渡しするはずだったのですが、会社に忘れてしまっていました(汗)
ちょっと意識し過ぎて緊張気味の二人。
お客様宅の点検現場で二人を見かけられた際には、ぜひとも激励の声をかけてあげてくださいね☆
藻は日当りが悪く、外壁に付着した雨水が乾燥しにくい箇所に発生しやすいようです。外構が土だと蒸発の速度が遅く、風通しが悪いと蒸発した水蒸気が周囲に溜まり、その付近の湿度が高い状態になり、乾きにくい環境になるものと思われます。
[西側]
この状態が続くと塗膜の劣化とともに塗膜を傷めてしまう事例もありますので、ブラシで擦り落とす等の早めのメンテナンスをお願いしました。
ここで、もう少し専門的にネットで調べてみました。
藻は光合成をするので、光と水分があれば、栄養源が乏しくても増殖します。
外壁塗膜が経年変化により劣化していくと防水性が低下し、含水率が高くなる事で藻が発生しやすくなるようです。
藻は外壁の表面で繁殖し、建物内部にまで根が伸びないので、建物の構造体に対しては特に悪影響を与えませんが、見た目の悪さがあります。
(日本ペイント/http://www.colormony.com/index.htmlより抜粋)
ブログで点検の様子を公開するようになって約3年が経過。実際にレスを入れられる方は少ないのですが、ご来社されるお客様からは様々なご好評も頂いています。
このブログをアップするキッカケのひとつとして、これからお家を新築される方へ「お家の点検って、どんな事をするの?」の疑問を実際の点検記事(言葉と写真)を通じてお応えしたかった為です。
お家は、一日の生活(会社や学校、家事等)の出発点、そして、一日の終着点でもあります。
一生のお住まいの拠点である大切なお家。点検スタッフがお家の訪問検査をする事で、発生している現象への「対処方法」、起こり得る事例に対して「知ること」や「未然に防止する方法」等が分かれば、プランの段階でとても参考になると思います。
建築に素人な私なので、至らぬ点が多いかと思いますが、様々な切り口でお家を見て頂ければ幸いです。