床下点検を実施。これは車輪付き床下点検用ボードです。
シロアリ保証の延長について。今回の5年目点検で新築からのシロアリ保証が切れることをご案内。今後5年間の保証継続の金額を口頭で提示しました。お客様との協議の結果、次の点検は10年目点検になると紹介したところ、その時点で改めて検討することになりました。
暖房機器は蓄暖です。蓄暖は水蒸気を発生させない暖房器具なので、室内の水蒸気量がそのまま変わらずに室温だけが上昇(湿度が下がる)すると過乾燥になる傾向があります。健康を考えて加湿器を点けるご家庭もありますが、お客様宅では特に使っていないとのことでした。クロスの変化が大きくなる要因のひとつとして過乾燥もあげられています。
[LDK]
[LDK]
開き戸の底部(ドアの底部と床の間/換気用のドア底部の隙間)には透明なセロテープ状の物が貼り付けてありました。玄関ホールからLDKへの冷気の進入(隙間風)を防ぐ役割があると思われます。
[階段口]
カーテンレールが取り付けてありました。冬場には厚手のカーテンを取り付けて2階からの冷気が降りてくるのを遮断する役割があると思われます。レールの取り付け位置に工夫があり、正面は真下、横は横向きに取り付けてありました。
温度の感じ方・体感温度の違い。大小を問わず、人が集まる施設では「暑い、寒い」等、体調や体質によって寒さの感じ方が違っています。皆さんの周りにも暑がりや寒がり・・・いらっしゃると思います。
「体感温度」と検索すると、体感温度が分かる公式や汗による気化熱など、サッシからの熱の放出や表面温度、体の温度の感じ方の仕組み等々、どれがマッチする答えなのかよく分からないこともあります。
定期点検でこんな話題?と思われるかもしれませんが、お家の内外、住まいには話題がいっぱいです。
2013年9月25日(木)お家の点検2年目(富山市K邸)
所要時間 12:00~12:54 晴れ
スタッフ 砂田、渡辺
【K邸の紹介/収納力アップ】
収納庫(食品庫)の下は床下点検口、床下収納庫のようなイメージですが、少し違います。収納庫に物を並べるのにも限界がありますので、収納空間をもっと効率よく使えるようにする方法とは?
今回のお客様宅では突っ張り棒ではなく、複数の棚を必要に応じて配置できる安定性のある可動棚となっています。このような便利仕様・装備は新築後にDIYでも出来ますが、最初から造り付けにしておくと手間が省けて何かと有効だと思います。
[食品庫]
今度は突っ張り棒を使った工夫です。様々な用途に使われています。
[転倒防止/2階居室] [お子様の危険防止ゲージ/廊下]
浴槽にかぶせる「巻くタイプの風呂フタ」の置き場所をどうにかしたい。床上だとお掃除とかには邪魔になる(斜めにすると倒れる)。「だったら上に持っていって、空いた空間を有効利用」という発想には驚きです。元々、浴室暖房が天井に取り付けられており、物干し棒も標準仕様だったせいか、これがヒントになったのかもしれませんね。