点検ブログ

  • 【薪ストーブその②】2月16日(月) 定期点検1年目(富山市Y邸)

    薪ストーブの施工では様々な方法があるようです。
    今回ご紹介しますのは関連会社の導入事例で、「V・キャスティングのアンコール(ミドルクラス)」、「2階床抜き煙突」での施工です。お家の真ん中に薪ストーブを置いて、中心的な存在になっています。

    薪ストーブと煙突(1階天井)の納まりの様子。
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    一般的に薪ストーブの煙突設置については「真っすぐ」、「高く」、「棟の近く」がベストと言われているようです。

    2階の床から2階の天井へ突き抜けている様子。煙突は断熱仕様になっています。
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    天井の納まりの様子。
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    炎が見える位置には遠赤外線、本体(鋳物仕様)には燃焼による熱が蓄熱されて、輻射熱(赤外線)が室内へ放射、空気の対流でお家全体が暖まる仕組みになっています。
    熱の伝わり方には「対流」、「伝導」、「輻射(放射)」があります。
    (参考/2008年8月30日富山市I邸2年目点検、蓄熱式電気暖房機の設置)

    また、薪ストーブのほかに巷で話題になっている暖房機としてペレットストーブも人気があるようです。
    機会がありましたら、次回は施工事例等の特集を組んでみたいと思います。
    (参考/2008年10月21日砺波市N邸5年目点検、ペレットストーブ)

  • 【終わりに・・・】2月16日(月) 定期点検1年目(富山市Y邸)

    お客様アンケートでは「訪ねてこられる方からキレイな家って言われる」と書いてありました。
    まだ住まわれて1年目。これからの生活の中では、様々なメンテナンスが必要となる場面が出てくると思います。
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    新しい状態をいつまでも・・・と思われるのは、どの点検現場のお客様も一緒。今回、お渡しするのはお馴染みの「住まいの管理手帳」。
    困った時に・・・でも良いのですが、できれば困る前にあらかじめ読んで頂ければ良いと思います。
    これからも弊社中田工務店を宜しくお願い致します。

  • 【床材】2月14日(土) 定期点検1年目(富山市N邸)

    奥様は、無垢の床材がとってもお気に入り。蓄熱式電気暖房機(蓄暖)の暖かさと裸足で歩くと「自然の木ならでは」の、すべすべした感触がとても良いとウットリされているご様子。
    蓄暖の温風が当たる前面の床では過乾燥によって、木材に含まれている湿気が放出されて縮み、床同士の間に隙間等が発生することもありますが、それ以上に自然素材の色や感触は素晴らしいと思います。
    (参考/2009年2月12日富山市婦中町I邸1年目点検、床材の隙間)
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    奥様のご友人は○○ホームで新築されたようですが、中田工務店のほうが断然イイ!!と絶賛。
    私達スタッフにとってみれば、これ以上の励みの言葉はありません☆

  • 【床鳴り】2月12日(木) 定期点検1年目(富山市婦中町I邸)

    Q 床鳴りがある。
    A 現状を確認。音から判断すると床下にある鋼製束と木部との間に(木部の季節の湿度変化による伸縮はありますが)過乾燥による隙間が発生しているものと思われます。
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    そこで、床下に入って鋼製束を増し締め(※1)して、床鳴りを改善。
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    ※1 増し締めの方法では、「2008年9月14日富山市婦中町W邸1年目点検、床鳴り」で解説しています。床下で調整している間は床上のスタッフとの連携が必要です。

    この現場でのスタッフのやりとり(音声)を活字化すると・・・
    床上では坪島、床下では大矢となっています。
    坪島「大矢く~ん、ココを踏んでみるけど、どう~?」
    大矢「もう少し、ギュッギュッと踏んでみて下さ~い」「今、やってま~す!!」
    坪島「あっ!床鳴りが無くなった」
    大矢「分かりました~!それじゃ、OKですね~!!」
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  • 【お家の提案と住まわれるお客様】2月12日(木) 定期点検1年目(富山市婦中町I邸)

    お家については、「やっぱり魅力的ではないと!」や「電気代等のランニングコストを考えたい!」、「自然素材を使って、健康的な環境で暮らしたい!」、「とにかく低予算で抑えたい!」等々、様々な思いがあると思います。
    現在の住宅市場では、お客様のご希望・ご要望と会社側の提案をマッチさせる傾向にあります。
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    住まわれて1年目のアンケートでは、「ここがステキ!知人から褒められる」や「提案された間取りが良くって便利」、「もう少し、部屋を広く取れば良かった」、「ずっときれいなままでいたいから、こんな工夫をしている」、「住み始めて最初の頃は、子供が床や壁等を傷つけるかと神経質であったが、今になると諦めの境地」等々、様々な感想がありますね。
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    では、お家のメンテナンスの立場で考えると・・・少し変わってくるかもしれません。
    住み始めて2年目以降、毎月気になるのは水道光熱費で、去年の同じ時期とを比較しますよね。
    これはお財布のお話。
    (参考/2008年8月28日富山市K邸2年目点検、調理器具)

    太陽の紫外線や季節の温度・湿度の変化、風雨、立地等の外的要因では、外壁のコーキングや屋根材の経年変化、モルタルのヒビ、木部の伸縮、雨垂れ等々、これらを防ぐことはなかなか難しいです。
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    これが生活スタイル(水蒸気の発生)等の内的要因では、結露や床鳴り、クロスの変化、ドアの開閉等々、仕組み等が分かっていれば、その場や今後の対処方法、未然の注意等で改善できると思います。
    でも、お掃除とメンテナンスはちょっと違うので、なかなか好きではない限り、難しくもあります。
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    全てに共通しているのは「変かな?気付いた時、発見した時」という、お客様の使い勝手や使用頻度等で、住まわれているお客様にしか分からない「現象への早期対処が有効」という事、そして、「起こり得る事例を知っている事」が大事ですね。
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    この「住まいの管理手帳」。建築業界に携わっている者でも知らなかった事例が多く掲載されていますが、スタッフの経験的知識のほうが優っている場合も多々あります。
    また、お客様が独自に調べられて工夫されて、スタッフが勉強させられることもしばし。

    これからの定期点検。もっともっと勉強が必要なんだな、と今後の点検現場が楽しみになりました。

  • 【お子様への配慮】2月12日(木) 定期点検2年目(富山市八尾町O邸)

    リビングには、お子様が誤って指や物を入れないように工夫がありました。
    これは何でしょう?
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    カバーを開けてみると・・・コンセントが隠れていました☆
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    この他にも点検現場では様々な発見がありました。引き戸では閉める際、また開き戸では閉める際の戸先側や軸側にできる空間にも誤って指をケガしないように防いでくれるアイテムもありますね。
    (参考/2008年11月17日富山市M邸2年目点検、お客様の工夫、お子様への配慮)

    機会やご要望がありましたら、特集を組んでみたいです。