点検ブログ

  • 【クロスの剥がれ(1階トイレ)】12月18日(木) 定期点検5年目(富山市T邸)

    剥がれているのを発見。クロスの柄は竹模様となっています。
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    まずは、白色のコークボンドを塗り込みます。
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    次にローラーで押さえつけて、平らにします。
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    持参した、きれいなタオルを水に濡らして、はみ出したボンドを拭き取ります。
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    奥様に補修後の状態を確認して頂きました。
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  • 【クロス(階段口)】12月18日(木) 定期点検5年目(富山市T邸)

    階段口のクロスがよじれているのを発見。クロスはビニール製。室内外の湿度の変化で木部が伸縮し、それに伴なって表面に貼ってあるクロスが変化します。よじれると元に戻らない性質があるので、通常はこのような状態になるのを防ぐ為に、カッターでコーナー部分を切るのですが、景観上、隙間が目立ってしまうので、「切る」のではなく「廻す」施工になったものと思われます。
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  • 【ホコリの汚れ】12月18日(木) 定期点検5年目(富山市T邸)

    Q そういえば、蛍光灯の傘の部分が「ネッチョリ」しているのは、どうして?
    A 間取りは一般家庭に多いダイニングキッチン、また、ダイニングテーブルではホットプレート等で調理もされておられると思います。
    油を使った料理をすると、目には見えませんが、空気中にも油が舞っている状態。これがホコリとくっ付き月日の経過とともに粘着性のある汚れのようになると思われます。
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    今回のような傘の部分でしたら、汚れが染み付いても目立ちませんが、壁クロスの場合はそうもいきませんね。変色等が気になってしまいます。
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    見映えが悪くならないように、前もってお手入れすること。奥様へお手入れ方法をお話ししました。
    (参考/2008年11月14日富山市Y邸2年目点検、壁クロス)

  • 【クロスの糊】12月13日(土) 定期点検2年目(富山市T邸)

    Q これは何ですか?
    A 前回の1年目点検でスタッフの説明が足りなかったせいか、お客様からの質問がありました。
    クロスを施工した時の糊が完全に乾き切る1年~2年目で浮き出てくる現象です。
    お客様には乾拭き雑巾で落としてお掃除して頂く事をお勧めしました。
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  • 【クロスの糊】12月13日(土) 定期点検2年目(富山市U邸)

    Q 先日、白いオブラード状でゴミのようなものが木部から垂れ下がっていた。
    A この白い物体はクロスの糊です。引渡し時には十分に検査をしていますが、表面に浮き出てくるという「完全に乾燥した状態」になるのは数年経過した頃になってしまいます。
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    濡れ拭きで掃除すると再接着してしまうので、乾拭き雑巾で落とすようお願いしました。

  • 【壁クロス】12月13日(土) 定期点検2年目(富山市U邸)

    Q 壁を拭いた事はありますか?
    A えっ?無いけど・・・(汗)
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    ホコリが単体で付着している場合は、拭くだけで簡単に落とせますが、油と結合し、紫外線(太陽光や蛍光灯等)の影響で変色(ホコリやけ)することもあるそうです。お客様宅の調理機器はIHですが、油を使う料理もあると思います。油というのはキッチン廻りだけでなく、ミスト状になって室内を浮遊しているようですね。
    (参考/2008年11月14日富山市Y邸2年目点検、壁クロス)
    (参考/2008年8月28日富山市A邸2年目点検、クロス)

  • 【クロス】12月6日(土) 定期点検1年目(富山市S邸)

    リビング天井の照明付近、コーナー部分にクロスの切れや隙間を発見。主な原因として、室内外の湿度変化がありますが、クロスの素材も関連しているそうです。
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    コーナー部分のクロスは、予め隙間が発生する事を想定して、カッターで切れ目を入れて施工しており、この部分が目立ってきたと考えられます。逆に切れ目を入れてない場合、湿度変化によってクロスが変化した時に、よじれてしまうこともあります。こうなると修復が難しくなってしまう為、予め切れ目を入れています。
    今回は、1年目点検。今後も変化する可能性がある為、2年目点検での状態(※1)を待ってコークボンドで目立たないように補修する事をお約束。
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    ※1 木材等はだいたい2年で現地の気候(湿度等)になじむと言われているそうです。

    また、厚さが薄いクロスの場合、下地材が浮き上がってしまうことも。そこでクロス選びには室内空間のレイアウトは勿論ですが、住まわれてからの湿度変化も想定したほうが良いかもしれませんね。

  • 【クロス】11月17日(月) 定期点検2年目(富山市M邸)

    壁クロスにキレ等を発見。室内湿度の変化等による下地材(木部)の伸縮が原因と思われます。2年目まではクロスの保証期間となっていますので、後日、目立たないようにコーキング補修する事をお約束。
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    また、垂れ下がっているのはクロスの糊です。お引渡しの頃は十分に糊が乾いておらず、厳密に検査してもよく分からないのが実情です。
    施工後1年~2年目の頃に、このようなオブラートのような形で浮き出てきてしまいます。
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    水拭きだと乾いた糊が再接着しますので、乾拭き雑巾で拭き落として掃除する事をお勧めしました。