点検ブログ

  • 12月1日(土) 定期点検1年目(富山市K邸)

    12月1日(土) 定期点検1年目(富山市K邸)
    所要時間 10:30~11:30 曇り
    スタッフ 大矢、永原、川上
    協力業者 同行なし

    【K邸の特徴】
    弊社の規格住宅の一つ「カスタムハウス」で、ブリックが施してあるものです。広い敷地で、お家を建てられてもまだキャッチボールが出来る位の土地があります。
    奥様の趣味のかわいらしいインテリア、ご主人のお手製のデッキや花壇・・・。工夫して居心地の良い生活空間を創っていらっしゃいました。

    【ドアの調整】
    リビングドアの開閉に若干の支障が感じられました。季節の湿度の変化や使用頻度等に因るものと思われます。丁番をドライバーで調整し、開閉をスムーズにしました。
    01_K_ドア調整101_K_ドア調整2

    ラッチ受けの部分も調整。
    01_K_ドア調整3

    【リビング長戸】
    開閉しにくかったので、ドライバーで調整しました。アルミサッシの場合、陽が良く当たる箇所では膨張が起こりやすくなります。各素材には伸縮・膨張率があるそうで、季節によっては摩擦も発生するようです。
    02_K_リビング長戸102_K_リビング長戸2

    【換気システム】
    換気システムの機械がOFFの状態でした。これから寒い時期に入ります。換気システムが動いていると肌寒く感じる事もありますが、OFFの場合、ダクト内で結露する可能性が高まります。
    暖かい室内空気がダクト内で外気に触れる(一定の湿度を保った空気が急激に冷やされる)と、水滴が生じ、その水滴が溜まって、換気システムから室内に落ちてくる可能性も考えられます。
    お客様には、常に電源をONにして頂くようお願いしました。
    03_K_換気システム1

    【床の傷】
    Q 床に出来た傷を補修する場合、どうすれば良いですか?
    A ホームセンター等で床補修用のかくれんぼを購入し、ご自身で補修する方法があります。または専門業者に補修依頼をされる際には、傷の数(補修箇所)ではなく、補修に要した時間で計算されます。したがって、多くなった頃を見計らって、専門業者へ依頼したほうが効果的・経済的です。
    04_K_床の傷104_K_床の傷2

    【電気スイッチ】
    スイッチプレートの浮きを確認。漏電する可能性もある為、再度固定する事にしました。
    05_K_スイッチ105_K_スイッチ2

    【クロス】
    壁クロスの隙間やキレを発見。持参したコークボンドとローラーで目立たないように補修。
    06_K_クロス106_K_クロス2

    【感想等】
    点検現場で感じる事。お客様は住宅のメンテ方法や用語を知らないのが当然。でもやっぱり、スタッフは、用語を使ってしまい気味。聞いてもよく分からないですよね。
    現在、お客様の立場になって点検を実施していますが、聞いて頂く言葉にも注意しなきゃイケナイって改めて実感しました。本当にごめんなさい。今後は気をつけていきます。
    07_K_感想1

  • 11月21日(水) 定期点検2年目(富山市K邸)

    11月21日(水) 定期点検2年目(富山市K邸)
    所要時間 16:00~16:45 雨
    スタッフ 大矢、坪島、岩見、川上
    協力業者 同行なし

    【K邸の特徴】
    とっても可愛らしいインテリアで、家の中だけではなく、外側にも気を配っていらっしゃいました。
    植栽から何もかもが、さり気なく光っていました。淡いイエローの外壁にブリックが貼ってある「カスタムハウス」。外壁の色や仕様で、同じカスタムでも印象が全く異なります。

    【フェンスの土台】
    Q これはヒビですか?
    A この箇所は、水が流れるように意図的に作られた切れ目なんですよ。ですから、心配しないで下さいね。この言葉で奥様も安心されたご様子。
    01_K_フェンス

    【リビングドア】
    Q ドアがぴったりとくっついていないかも?
    A 現状を確認。お引渡しの頃は、ピッタリと閉まっていたと思います。この現象は、季節の湿度の変化でドアの木部が伸縮した結果、若干隙間が開いたものと思われます。
    02_K_リビングドア102_K_リビングドア2

    ドライバーで調整を実施。
    02_K_リビングドア3

    【換気システム】
    スイッチがOFFの状態であった為、常時ONにしてもらうよう指導。高気密化された住宅で、閉め切った状態であっても換気してくれる仕組みであると説明。
    04_K_換気システム104_K_換気システム2

    【感想】
    お家。一日の生活の拠点。点検現場ではお客様の暖かい家族の姿、そして雰囲気が感じられます。
    お家を大切に考えていらっしゃるのは誰もが一緒。私たちスタッフも同じです。
    これからも、今の状態が長く続くよう、お客様と一緒にメンテナンスを考えていきたいと思います。
    05_K_感想105_K_感想2

  • 11月21日(土) 定期点検2年目(富山市M邸)

    11月21日(土) 定期点検2年目(富山市M邸)
    所要時間 14:00~14:50 雨
    スタッフ 大矢、長澤、川上
    協力業者 同行なし

    【M邸の特徴】
    外観は格式漂う日本家屋で注文住宅。玄関へ続く周囲には、日本の心が息づく四季折々の木々や草花。
    やはり日本人だからだろうか。凛とした雰囲気の中にも、どこか懐かしさが感じられた。
    また、バリアフリーのお家で、段差もなく、転んだりする心配もありません。

    【和室の障子戸①】
    Q 障子戸を引く時、固い感じがする。
    A 現状を確認。枠が木製である為、季節の湿度で伸縮して下がる事もあります。後日、補修する事をお約束。
    01_M_和室101_M_和室2

    【和室の障子戸②】
    Q 障子紙にたくさんの穴が開いている。
    A 現状を確認。原因は不明であるが、貼ってあるのは純障子紙。障子紙にも様々な種類があるので、次に貼り替える際には、強度のある紙を選んで頂くよう提案。
    02_M_和室102_M_和室2

    【換気システム】
    お家が広いので24時間換気システムが3箇所に設置してありました。フィルターが詰まると電気代にも影響があるので、目安として季節の変わり目に掃除して頂くように促しました。
    03_M_換気システム

    【お客様のこだわり】
    着付教室を開いていらっしゃる奥様のおけいこ部屋。まるで旅館のようにエアコンが壁の中に設置してあり、木枠で雰囲気を壊さないような工夫が施してありました。
    04_M_こだわり

  • 11月15日(木) 定期点検1年目(富山市Y邸)

    11月15日(木) 定期点検1年目(滑川市Y邸)
    所要時間 15:00~15:40 曇り
    スタッフ 大矢、橋爪、鉾井、渡辺
    協力業者 同行なし

    【Y邸の特徴】
    外観は白が基調。そして青色の目隠し壁のあるモダンでお洒落なお家。室内に入ると床柱のある重厚な和室。この意外性が知人へのご自慢。
    01_Y_特徴

    【下足箱の戸当たり】
    限られた室内の空間は上手に使いたい。でも下足箱のドアの軌道には壁があるので取っ手でクロス等に傷がつく心配もある。そこで、ちっちゃくって透明な戸当たり(画像では見え難いですが「なみだ」と言います)を付けました。
    02_Y_戸当たり

    【クロスの糊】
    引越しして約1年。
    Q 白くてオブラートみたいなものがドアや枠にくっついていますが、何ですか?
    A 壁クロスの糊が乾燥したものです。施工後(施工時は透明な色)には、キレイに拭き取っていますが、透明である為、完全に乾燥するのはどうしても今の時分になってしまいます。
      濡れ雑巾で拭き取る方法がありますが、乾いた糊が湿気を帯びて再接着の可能性もあります。乾いた布で拭き落とし、掃除機で吸い取るほうが良いでしょう。
    03_Y_クロス糊

    【階段のきしみ】
    以前、ギシギシと音がしていたようです。
    実際に該当箇所で何度も足踏みしましたが、現象を確認出来ませんでした。季節の湿度の変化が木部を伸縮させることで、このような現象が発生します。次回、このような現象がありましたら、連絡して下さいね。補修に駆けつけます。お客様はご納得。
    04_Y_階段キシミ

    【照明器具の買い替え】
    Q 今のテレビを地デジ対応の大型に買い替える時に、照明器具を6段階程度に調整できる物に交換したい。配線は大丈夫ですか?
    A 大丈夫ですよ。地デジ対応にする時も配線のことがありますから、いつでも相談してくださいね。
    05_Y_照明器具

    【スイッチ・コンセントの位置】
    エアコンを購入する時は価格と性能は勿論ですが、やっぱり大きさも考えれば良かった。今更だけど、コンセント口が下にあれば更に有効にスペースを使う事が出来た。
    様々な事例をみるとカーテンやエアコン工事は後でお客様が施工されることもあり、カーテンポールとエアコンがぶつかってしまうこともあります。新築の際には気に留めておきましょう。
    06_Y_電源1

    家電製品は年々変わっていきます。私達もお客様の言葉を真摯に受け止め、これからのお客様にご提案していきます。
    06_Y_電源2

  • 10月19日(金) 定期点検1年目(富山市S邸)

    10月19日(金) 定期点検1年目(富山市S邸)
    所要時間 17:00~17:40 雨
    スタッフ 大矢、川上
    協力業者 同行なし

    【S邸の特徴】
    S邸を建てはじめたときは家のまわりに何もなかったのに、一年も経たないうちにたくさんのお家が・・・。びっくりです。S邸もいろいろ変化がありました。カーポートができていたり、ウッドデッキができていたりと、またまたビックリ。
    s-カーポート

    【点検補修】
    訪問時にクロスのキレについて指摘を受けました。細かな所まで目に付いてしまう・・・。お家をとても大切にされているのがよくわかりました。
    クロスのキレについては、蓄熱式電気暖房器具等による木部の伸縮などの説明で理解して頂き、後日補修することにしました。
    s-クロス

    【メンテナンス】
    24時間換気システム掃除はされていますか?
    お客さま・・・「外側を拭いているくらいかなぁ。」
    スタッフ・・・「メンテナンスをお願いします。次回伺う時に、お手入れの仕方をお見せしますね。」
    s-メンテ

    2階の娘さんのお部屋からは『絶景』の立山連峰が臨めるらしいのですが、まわりに続々と家が建ち始め、立山が臨める窓の前にもとうとう家が建てられるらしく、残念がっておられました。

  • 8月27日(月) 定期点検1年目(富山市A邸)

    平成19年8月27日(月) 定期点検1年目(富山市A邸)
    所要時間 13:00~13:35 晴れ
    同行スタッフ 大矢、成瀬、橋爪、渡辺

    【点検状況】
    基礎の状態 → 通常のコンクリートの色とは異なっていました。泥跳ねではないかと思われます。
    2007.8.27_4基礎

    リビング網戸 → 閉めた際に隙間が気になるとの事で確認したところ、上下に隙間を発見。後日補修に伺うことを約束しました。
    2007.8.27_5網戸

    【Q&A】
     『換気システムはどのようにメンテナンスすれば良いのですか?』
    2007.8.27_6換気

    カバーの外し方を実演し、汚れの箇所を指差し確認しました。後にお客さま自身の手で掃除する事となりました。

  • 8月27日(月) 定期点検1年目(富山市K邸)

    平成19年8月27日 定期点検1年目 (富山市K邸)
    所要時間 8:00~8:30 晴れ
    同行スタッフ 大矢、舘、川上

    【K邸の特徴】
    ご主人のお父様が生けられたとの花が飾ってありました。見事です!!
    2007.8.27_1花

    【点検状況】
    ○クロスの切れ
    2007.8.27_2クロス2007.8.27_3クロス

    Q「蓄熱式電気暖房機を付けると目立って開いてくるんですが。」
    A「乾燥するとやはりクロスやカウンター(木製)が縮んでしまうんです。気密性が高いところへ熱だけをぐんぐん上げると乾燥します。その結果建材に隙間が出来たり、切れるという現象が起きてしまいます。」

    → クロス補修を手配しました。

    【最後に】
    Kさまは四人家族で、ほのぼのとした素敵なご家庭でした。ご主人様は定期点検という事で、午前中の仕事を休まれたらしく、家に対する熱い思い、大切にする思いや、お子様を大切にしていらっしゃる雰囲気が感じられました。

  • 6月14日(木) 定期点検1年目(富山市K邸)

    平成19年6月14日 富山市K邸 1年目
    同行スタッフ 大矢、成瀬、渡辺
    所要時間  16:00~17:00 晴れ

    【K邸の特徴】
      茶道教室を開いてらっしゃるのもあり、和室にはこだわりを持ってらっしゃいます。
      無垢の竹製のテーブルは美しい!!
    2007.6.14テーブル

    【点検状況】
      ☆トイレの換気扇の音が大きく、気になるとのこと。
       間取りの都合上天井に取り付けるタイプで、天井裏のダクト内に排気する仕様のものです。直接外へ抜けるタイプのものではない為、音が大きくなってしまうものと思われます。
    2007.6.14トイレ換気扇

    【Q&A】
     Q:蓄熱式電気暖房機の暖房効果がとても暑く感じられる。
     A:暖房効率を考えると、サーキュレーターを採用する方法があります。
    サーキュレーターとは、室内の上下の空気をかき混ぜ、効率良く空気を循環させる空気循環器です。エアコンと併用することで夏は床に溜まった冷房の空気を、冬は天井に溜まった暖かい空気を部屋全体に循環させ、室温のムラを解消させることが出来ます。

    価格は、8~10畳の部屋であれば、扇風機と同程度の値段で購入が可能です。扇風機と形状が良く似た手軽な電気機器で、設置工事等も必要ありません。