点検ブログ

  • 【クロスの亀裂】2012年6月30日(土)お家の点検1年目(富山市O邸)

    クロスの亀裂を発見。
    [2階洋室]
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    [亀裂の上部]       [亀裂の下部]
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    このクロスの状態は一般的にお部屋のコーナー部分で隙間が開く現象とは違って、下地材の伸縮等によってクロスがいったん開いて閉じた形跡がありました。当時の部材の含水率に少し問題があってこのような現象が発生したようですね。今回は1年目点検。弊社の施工責任がありますので、2年目のクロス保証まで待って様子を見て頂き、片面を貼り替えることをお約束。
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  • 【コンセントの位置】2012年6月22日(金)お家の点検2年目(富山市K邸)

    お客様曰く「小さな子供が居ると、些細なことも気になってしまう。コンセントにホコリやいたずら防止アイテムを取り付けたり等々、もっと考えるべきなのなかぁ・・・」と。
    大人視線と子供視線の違い。大人視線では日常の使い勝手等を考えて位置決めしますが、子供視線で考えると、コンセントの高さも考える必要がありますよね。
    [キッチンへの入口]    [リビングの外壁側の壁]
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  • 【クロスのよじれ】2012年6月16日(土)お家の点検1年目(高岡市N邸)

    クロス(壁紙)のよじれを発見。お部屋のコーナー(隅っこ)は一般的に「切る」施工ですが、「巻く」施工になっていたことで起こり得る現象だと思われます。まずは、カッターでコーナー部分に切れ込みを入れて、よじれの再発防止とコークボンドが充填しやすくなるようにします。
    [2階居室]
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    手持ちのコークボンドを充填。壁紙が淡いピンク色であり、縁取り感覚で白(ホワイト)のカラーを使っている箇所もありましたが、充填跡を目立たないようにするには調色が必要と思われます。
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    違う部屋でもクロスの施工方法を再確認。こちらの部屋でもコーナーで切っているのではなく、切り替えして数センチの場所で切っている施工でした。
    クロスを「巻く施工」にした背景には「施工の跡をキレイに見せられる」の意味が強いと思います。
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    また、メンテナンスの手軽さを考えると、壁紙はコークボンドの色に合わせたものが妥当ですが、雰囲気あるお部屋づくりでは、白一色というのも趣が無いように感じられます・・・(苦笑)
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    壁のクロスには少し膨らみがありました。これは湿度変化によって木部が伸縮し、これに伴って下地のボードも動くことでクロスに隙間や膨らみが発生してきます。2年目点検まで様子を見ることになりました。
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  • 【開き戸の隙間】2012年5月26日(土)お家の点検2年目(富山市S邸)

    開き戸の上部に隙間が開いているのを発見。ドアの隙間は「木部の伸縮に対応した、調整する際の遊びの部分」、「室内の空気を室外へ排気する」という意味があります。
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    開閉には何の支障も無かったのですが、隙間が縮まるように扉の傾きを補正することにしました。丁番のビスの位置にはそれぞれに役割があります。丁番の固定を締めたり緩めたり、傾き・奥行き等を補正したり、等々の説明をしながら調整しました。
    (このドライバーには特殊な機能があるようです。右手でツマミを回している様子が分かりますか?)
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    これは扉を少し持ち上げた状態・・・と言っても、見た目では扉の底部と床との間隔はそれほど変わらないように感じます・・・(汗)
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  • 【開き戸の引っ掛かり】2012年5月26日(土)お家の点検2年目(富山市S邸)

    [2階書斎]
    Q 開閉の際に扉の右上(ホールから見た場合)がドア枠に引っ掛かる。
    A 現状を確認。
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    扉の傾きや奥行きが少し下がる?ように丁番を補正して現状を改善。
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    [2階洋室]
    Q 閉じる際に扉の左上(室内側から見た場合)がドア枠に引っ掛かる。
    A 現状を確認。
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    丁番の固定を緩めるビスを回した後、丁番を微調整して扉の傾きを補正。その後は丁番を固定するビスを締め直して終了です。
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    最後に開閉テストを実施。改善完了です。
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  • 【引き戸の引っ掛かり】2012年5月26日(土)お家の点検2年目(富山市S邸)

    Q 引き戸の開閉の際に少し重たい感じがする。
    A 現状を確認。サンルームと2階ホールを仕切っている引き戸です。引き戸を閉めていることで二つの部屋(空間)で湿度差が発生して、少し反った状態になったものと思われます。サンルームでは洗濯物を乾かすことで水蒸気量が増加して湿度が高くなる傾向があります。
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    まずは向かって左側の扉の上下にある台車のツマミを回して、桟との間がスムーズになるように補正。
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    補正後、開閉の状態を確認。まだ少し引っ掛かりがあったので、次に向かって左右の台車ツマミを調整。
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    最後にお客様に開閉の状態を見て頂き、OKサイン(゚∇^d) グッ!!が出たので改善完了です。
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  • 【クロスの隙間】2012年5月10日(木)お家の点検2年目(富山市N邸)

    Q クロスに隙間が発生してきた。
    A 現状を確認。壁クロスの下地に入っているボードの動き(木部の湿度変化等による伸縮)にクロスが追随できずに隙間となって現れたものと思われます。
    [1箇所目]
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    [2箇所目]
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    このクロスは隣のWIC(ウォークインクローゼット)の壁から寝室の壁までの範囲を同一の模様であり、トータル的なコーディネートとなっています。
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    このクロスの「つなぎ(クロス同士の貼り合わせた隙間)部分」は柄に合わせた横貼りとなっています。一般的な縦で切る施工ではなく、横に流れる模様をそのままキレイに活かすために、横のラインに合わせて切った施工です。
    このクロスの柄は一般的な配色ではなく、オリジナル仕様となっています。仮にクロスの貼り替えを考える場合、商品の周期は一般的には約2年なので同じ柄が廃番になっていることも考えられます。
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    お客様との協議の結果、この隙間に対処すべきか否かを改めて検討して頂くことになりました。

  • 【クロスの隙間・浮き】2012年4月21日(土)お家の点検2年目(南砺市H邸)

    Q クロスの隙間や浮き等がある。
    [キッチン吊り棚の横]
    壁クロスの隙間や浮きが縦と横に見受けられました。
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    そこで、コークボンドを充填して、目立たないように補修することになりました。
    [縦の「隙間」に容器の先端でコークボンドを充填し、タオルで拭き取り]
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    [拭き取り後の状態]     [ローラーで水平にならす]
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    [横の「浮き」に注射器でコークボンドを充填し、タオルで拭き取り]
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    [ローラーで水平にならして終了]
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    [2階居室]
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    [容器の先端や注射器でコークボンドを隙間に充填]
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    [ローラーで水平にならす] [指につけて隙間に充填]
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    [リビング吹き抜けの高い部分/脚立の通常の長さ]
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    [リビング吹き抜けの高い部分/脚立を広げて倍の長さのハシゴに変形]
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