点検ブログ

  • 【太陽光発電】3月14日(土) 定期点検5年目(氷見市M邸)

    お客様宅は、屋根全体にソーラーパネルが施してあるお家。
    Q 太陽光発電は月にどれくらいの発電量があるのですか?
    A 4月~11月は月に7|||000円から10|||000円程度の発電量です。ただ、雪が積もると発電量は0円。冬の発電量は4|||000円ぐらい。また、黄砂が降ると、発電量が落ちてしまう(困)
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    太陽光発電では瞬間的な発電に対して、現時点で使っている電気を補って余った場合は電力会社に販売。
    料金明細では「売った分と日常使っている分」とが別々にくるそうですね。
    ただ、発電した電気を貯めておける仕組みが無いので、売り買いする電気単価を比べると・・・
    現在は「使う電気の単価」>「発電する電気の単価」となっているようです。
    初期費用で、約240万円。月1万円の収入の単純計算で約20年。これに節電効果を考慮すると・・・
    専門的に計算しないと難しいですね。

    でも、今後はこの相場が変わっていくようです。
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    2009年2月、経済産業省は初期投資を10年程度で回収できる助成策の導入を発表。具体的には2009年1月から条件付きで1kWp(キロワットピーク:太陽光発電装置の定格出力単位)あたり7万円の補助金を開始。さらに同年2月、固定価格買い取り制度の導入を決定。電力会社が余剰電力を現在の約2倍の価格で10年程度買い取りする事を義務付け。
    (参考/ウィキペディア 太陽光発電http://ja.wikipedia.orgより抜粋)
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    お客様が太陽光発電システムを導入されたのは、約5年前。当時はメンテナンスを考えていなかったので、自分で点検や掃除ができるように階段をつければ良かった、とお客様。
    また、太陽光発電パネルは半永久的に使えますが、配線部分は建物の立地や周辺環境、気候等による経年変化等もありますので、約10年を点検の目安として交換や補修する必要もあるそうですね。

  • 【屋根点検】3月13日(金) 定期点検2年目(入善町U邸)

    今回の点検では、屋根勾配が高かったので、サンルームからの目視点検を実施。
    屋根材は洋瓦(写っていませんが・汗)と一部AT葺(※1)。特に異常はありませんでした。
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    ※1 葺き上がりラインがソフトで美しく、重厚な雰囲気が特徴です。仕様では、1段式や2段式、3段式とがあります。

  • 【屋根点検】2月18日(水) 定期点検5年目(砺波市N邸)

    当日は雪だったので、晴れの日に点検する事をお約束。
    それから約10日後の2月27日。晴れ間を見ての点検です。ほとんどの瓦はきれいな状態でした。
    少し黒ずんでいるのはコケが生えているようですね。
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    谷の部分に割れを発見。お客様宅にある予備の瓦を使って、後日補修する事をお約束。この瓦は新築の際に余った瓦を捨てずに保管しておられたそうです。
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  • 【屋根点検】2月18日(水) 定期点検5年目(富山市K邸)

    点検当日は、屋根に雪が積もっていましたので、2月26日(木)に実施しました。
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    お客様は「留守でも点検して欲しい」とのご要望でしたので、当日はスタッフだけで検査。天窓の周囲に枯葉が挟まっていたので、取り除きました。
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    北側の雨樋には枯葉や土が溜まっていました。
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    とりあえず、樋に雨水が通るように・・・
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    周囲の環境を調査。近くに大木がありました。北西からの強風に乗って枯葉や落ち葉が積もったものと思われます。
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    雨樋からの雨水の流れを追ってみました。
    横樋の雨水が集水器に集まって縦樋を通り、地中へ。
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    雨水枡の内部です。樋からの雨水が流れ込んでいます。特に異常なしです。
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    最後に側溝に流されています。
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    (参考/2008年11月17日富山市M邸2年目点検、排水について)

  • 【屋根点検】12月18日(木) 定期点検5年目(富山市T邸)

    当日は雨で屋根瓦が濡れていて点検できなかったので、当日の夜に週間天気予報で晴れの日を探し、お客様へスケジュールの調整をして頂きました。24日(水)に実施です。
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    瓦を押さえる釘(スクリュー型)が自然環境(屋根雪等)の影響で浮いている箇所が多数あったので、ハンマーで増し打ちしました。下の写真は釘が浮いている様子です。自然環境がいかに大きな影響力をもっているのかを垣間見た瞬間です。
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    これがスクリュー型の釘(宮本の道具箱に入っている物)です。普通の釘と違って、抜けにくくなっています。
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  • 【屋根点検】12月13日(土) 定期点検5年目(富山市Y邸)

    屋根に上って点検を実施。屋根材はコロニアル仕様です。
    北側の2枚が割れて、4枚にヒビが入っていました。雪が積もり残って加重がかかったものと思われます。
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    コロニアルの下には防水の役目がある、アスファルトルーフィング(※1)という防水シートが敷いて(貼って)ありますが、コロニアルが割れて、露出した防水シートが紫外線や風雨を浴び続けるとシート自体の経年変化(劣化等)が速くなり、水が浸入すると屋根の中にも入ってしまうことも。

    ※1 厚手の紙やフェルト等にアスファルトをしみ込ませ、さらに覆うようにアスファルトを塗り、粘着防止のために粉末にした雲母(※2)や粘土等を塗布してシート状にした製品。

    ※2 雲母(鉱物の一種)は剥がれやすく、電気や熱を通しにくい性質があります。

    また、屋根の側面にある板金が経年変化でこげ茶色から茶色に色あせていました。素材は板金で塗装を施してありますが、塗膜が劣化してくるとサビの原因にもなります。

    そこで、部分的なコロニアルの取替えと板金塗装のご提案をし、後日見積書を提示する事になりました。