点検ブログ

  • 【T邸の紹介/住宅メーカー・工務店とお客様は家つながり?それとも人つながり?】2015年6月19日(火)お家の点検10年目(富山市婦中町T邸)

    2015年6月19日(火)お家の点検10年目(富山市婦中町T邸)

    所要時間 9:47~11:19 曇り後雨

    スタッフ 前根、渡辺

     

    【T邸の紹介/住宅メーカー・工務店とお客様は家つながり?それとも人つながり?】

    新築後10年が経ちました。外壁は自然環境等によって経年劣化が目立ってきますが、内観は住まわれるほど、年月の経過とともに愛着が沸いてくると思います。

    01_ST10_紹介_01 01_ST10_紹介_02 01_ST10_紹介_03

     

    私たち点検スタッフはお客様と10年の間で1年目、2年目、5年目、10年目という4回しかお会いできないのですが、訪問検査を通じて感じることは、弊社・中田工務店いや点検スタッフとのツナガリを大事にされていること。ご夫婦揃ってお家に関することを質問したり、10年住んでの感想を話したりする姿を見ていると、お客様と弊社スタッフが一緒になってメンテナンスを考えていく雰囲気が感じられてとても嬉しくなります。

    01_ST10_紹介_04 01_ST10_紹介_05 01_ST10_紹介_06

     

    床は無垢材で姫ツバキ仕様。和室は斬新なデザイン。10年経った今でも良い物はいつまで経っても良いですよね。

    01_ST10_紹介_07 01_ST10_紹介_08 01_ST10_紹介_09

  • 【M邸の紹介/水漏れの早期発見は非常に大切です】2015年5月27日(水)お家の点検5年目(富山市婦中町M邸)

    2015年5月27日(水)お家の点検5年目(富山市婦中町M邸)

    所要時間 09:46~11:18 晴れ

    スタッフ 前根、渡辺

     

    【M邸の紹介/水漏れの早期発見は非常に大切です】

    水漏れの早期発見。新築して数年が経った配管からの水漏れは施工不良ではなく、ほとんどがパッキン材の経年劣化と考えられます。最初は触ったら濡れているのが分かる水漏れであっても、年月の経過にともなって、周辺部材にも影響を及ぼすことで費用負担が大きくなってしまいます。早期発見では「配管周りを見る習慣」を付けないとなかなか分からないと思われます。

    01_TM05_紹介_01 01_TM05_紹介_02

     

    どのご家庭でも洗面化粧台の下は洗剤等の収納に使っており、突っ込んで放置しているのがほとんど。プラスチックケースに洗剤等を入れて収納し、買い増し毎に出し入れ・整理整頓していると早期発見につながることもあります。「習慣づけ」はもちろんですが、その前に「漏れてくることがある」という意識を持って頂くことが必要となります。弊社の訪問検査では他の点検現場で発見された水漏れ事例を紹介して皆さんに注意を促しています。

    [洗面脱衣室]        [キッチン]

    01_TM05_紹介_03 01_TM05_紹介_04

     

    また、住宅メーカー・工務店によっては新築後の自主的な訪問検査が無い場合も現実にあります。お客様のご友人で「訪問検査は無い、有料になったから受けてない等々」のお話を実際に聞くことも・・。

    01_TM05_紹介_05 01_TM05_紹介_06

     

    起こり得る現象が分からないままに水周りにトラブル等が発生して、住宅メーカー・工務店に問い合せても「経年劣化です」の一点張りということもありますので、出来る限り弊社のような訪問検査を受けて頂き、早期発見に心掛けて頂ければ・事例を知って頂ければ・・と考えています。

  • 【S邸の紹介/訪問検査の所要時間と内容】2015年4月29日(水)お家の点検5年目(富山市S邸)

    2015年4月29日(水)お家の点検5年目(富山市S邸)

    所要時間 13:45~15:51 晴れ

    スタッフ 前根、渡辺

     

    【S邸の紹介/訪問検査の所要時間と内容】

    訪問検査を専門にしている点検スタッフにとって初対面が多い訪問検査。お客様とのお話がメンテナンス・お手入れが主になっているので、次から次へとお客様の気づきや相談、質問等が増えてくると訪問検査の時間が長くなってしまうこともあります。ちなみに今回は約2時間の所要時間でした。

    01_DS05_紹介_01 01_DS05_紹介_02

     

    「訪問検査を早く終わらせよう」と考えれば、機械的な検査や事務的な淡々とした点検報告になる傾向があると思います。実際に玄関先で質疑応答だけで終わらせる住宅メーカー・工務店もあるようです。

    弊社・中田工務店の訪問検査では一連の検査のあとは最後にお客様と複写式の点検表を見ながらお客様にも積極的に参加して頂くよう配慮しています。

    01_DS05_紹介_03 01_DS05_紹介_04 01_DS05_紹介_05

     

    お客様にとっても初対面である訪問検査。お客様が「聞ける雰囲気」を感じ取ると、自然体になって・打ち解けることで、ふと思い出したように質問等をいくつも投げかけてこられます。

    01_DS05_紹介_06 01_DS05_紹介_07

     

    話題は・・と言うと、お家の構造体よりも生活ステージになっている場所・身近な部位・部材に関することが多いようです。私たち点検スタッフは「住まいを提供するだけでなく、生活感にも配慮すること」を様々な点検現場で感じ取っています。

  • 【お客様アンケートでお客様の感想をお聞きしました】2015年4月29日(水)お家の点検5年目(富山市S邸)

    Q 中田工務店を選んだワケは?・・・価格

    11_DS05_お客様アンケート_01 11_DS05_お客様アンケート_02

     

    「コンセントの位置や数をもう少し考えれば良かった。カウンターの上にはコンセントがあるが、下側にも無いと使い勝手が悪い」とのこと。コンセントの数には予算的にも制限があるので、窓際のカウンターにコードを通せるように穴を開けて上下コンセントを共有したほうが良かったのかもしれません。

    [LDK/作業カウンター]

    11_DS05_お客様アンケート_03 11_DS05_お客様アンケート_04

     

    [キッチン/背面カウンター]

    11_DS05_お客様アンケート_05 11_DS05_お客様アンケート_06

     

    Q 冬の暖房器具は?

    冬の暖房器具はエアコンとコタツ。お客様は今以上にあったかくなる暖房器具が欲しいご様子。「設置場所がそれほど占めない、空気が汚れない、価格、ランニングコスト等々」を考えてペレットストーブも考えておられました。後日、カタログ等を持参することになりました。

    [LDK]

    11_DS05_お客様アンケート_07 11_DS05_お客様アンケート_08

     

    Q 2階からの寒気・冷気の進入は防げていますか?

    冬になると家中の暖気と寒気・冷気の対流現象(暖気が上にのぼり、寒気・冷気が下にさがる)が激しくなってきます。階段口から寒気・冷気が2階から1階に降りてきますが、お客様宅では階段口とLDKの出入口の2箇所にロールカーテンを取り付けているお陰で、それほど寒さを感じられないご様子。これが光熱費の節約になっているようです。

    [LDK側]         [階段側]          [リビング天井]

    11_DS05_お客様アンケート_09 11_DS05_お客様アンケート_10 11_DS05_お客様アンケート_11

     

    お客様宅のリビングは吹き抜けではなく、暖気が逃げにくい室内環境なのかもしれません。

  • 【O邸の紹介/訪問検査ではお客様との対話で経年劣化を理解して頂くことはとても大切です】2015年4月21日(火)お家の点検5年目(富山市O邸)

    2015年4月21日(火)お家の点検5年目(富山市O邸)

    所要時間 11:38~13:54 曇り

    スタッフ 前根、渡辺

     

    【O邸の紹介/訪問検査ではお客様との対話で経年劣化を理解して頂くことはとても大切です】

    訪問検査ではお客様に経年劣化等を理解して頂くことがとても大切な目的になっています。点検スタッフにとってお客様とお会いするのは初対面の場合が多いので、お客様が積極的にお話できる環境を整えること・雰囲気づくりを優先的に考えています。参考に・・と思って、お客様の友人の体験談やネットで訪問検査の様子を探してみると、何が理由か分かりませんが、弊社が訪問検査で要している時間よりもかなり短い、10分程度の聞き込みで検査が終わることもあるそうです。

    01_YO05_紹介_01 01_YO05_紹介_02

     

    訪問検査を受けるお客様の中には点検スタッフからの一方的な説明だけを受けて理解不十分になっていることもあると思います。弊社の場合も「前もって説明したはずなのに・・・」ということが過去にありました。

    01_YO05_紹介_03 01_YO05_紹介_04 01_YO05_紹介_05

     

    それは「お家を建てる住宅会社とお家を購入するお客様」の情報や知識レベルが異なっていることが原因で「情報の非対称性」と言われるものです。図面等を挟んでお客様と打ち合わせするのですが、説明だけでは理解・納得されず、住まわれてお客様が初めて気づく・体験することで「最初から何も聞いていない」と勘違いされることもあります。

    01_YO05_紹介_06 01_YO05_紹介_07 01_YO05_紹介_08

     

    そこで、全ての訪問検査の場では必要に応じて起こり得る現象・事例を何度でも「手を替え・品を替える」具合に説明しています。訪問検査の場ではお客様に「知る」から「気づく」になるよう、点検スタッフがお客様の疑問を見つけて・気づいて解答へと導けるよう、日々努めています。

  • 【お客様へのアンケートや聞き込み】2015年4月21日(火)お家の点検5年目(富山市O邸)

    Q 中田工務店を選んだワケは?

    A 知人の紹介

    08_YO05_お客様アンケート_01 08_YO05_お客様アンケート_02

     

    Q お住まいになってからの感想は?

    A 2階トイレのトラブルが多かった。過去に2階のトイレから下水臭がしたとのこと。さらに詳しくお聞きすると、当時は2階のトイレをほとんど使っていなかったそうで、便器内に溜まっている封水(ふうすい)が蒸発して下水臭が排水口から逆流したことが原因でした。今回の説明で改めて起こり得る現象を知って頂いて、今後とも気をつけて頂くようお願いしました。

    08_YO05_お客様アンケート_03 08_YO05_お客様アンケート_04 08_YO05_お客様アンケート_05

     

    Q 子供が自分の部屋を欲しくなったら将来的に低予算で部屋を作れるのか?

    [2階寝室と畳コーナー]

    08_YO05_お客様アンケート_06 08_YO05_お客様アンケート_07

     

    A 壁や間仕切りはタルキやボード等で作れるので、必要になった時は連絡して頂くようお願いしました。元々の図面では将来を見据えたプラン・間取りだったので、お客様は新築当時・約5年前のことを懐かしく思い出しておられました。

    08_YO05_お客様アンケート_08 08_YO05_お客様アンケート_09

     

  • 【T邸の紹介/気づかせてくれる・気づいて頂く訪問検査】2015年4月18日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町T邸)

    2015年4月18日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町T邸)

    所要時間 15:02~16:09 晴れ

    スタッフ 石丸、渡辺

     

    【T邸の紹介/気づかせてくれる・気づいて頂く訪問検査】

    弊社の訪問検査が10年目点検までに4回は必ずあることを知っているお客様。1年、2年目点検では「まだまだこの先も点検(訪問検査)がある」という安心感を持っておられますが、5年、10年目点検になると「まだまだ続けて欲しい」と切なる要望に変わっていく心境の変化が数多く見受けられます。

    01_KT05_紹介_01 01_KT05_紹介_02

     

    お客様は建築(経年劣化等)に詳しくないので、気づけない・気づかないことが多いと思われます。

    点検スタッフが訪問検査に来ることで改めてお家の現状に気づく・気づかせてくれる、将来を知ることができるようです。

    01_KT05_紹介_03 01_KT05_紹介_04

     

    お客様の生活スタイルやお家の立地環境等によって同じお家仕様でも違ってくるので、定期的な訪問検査が必要・大切だと毎回の点検で実感させられます。

  • 【お客様アンケートでお客様の本音をお聞きします】2015年4月18日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町T邸)

    お客様にアンケートをお願いしました。

    06_KT05_お客様アンケート_01 06_KT05_お客様アンケート_02

     

    Q 中田工務店を選んだワケは?

    A 何件か住宅メーカーを回ってみてイメージしている家に一番近く、提案してもらったプランも理想に近かった。

    06_KT05_お客様アンケート_03 06_KT05_お客様アンケート_04

     

    タイル調のキッチンカウンターがすごくオシャレです。

    06_KT05_お客様アンケート_05 06_KT05_お客様アンケート_06

     

    Q 住まいになってからの感想は?

    A 吹き抜けの下に蓄暖があるのでファンを回してもなかなか1階が暖まりにくい。

    06_KT05_お客様アンケート_07 06_KT05_お客様アンケート_08

     

    蓄暖で暖められた空気が吹き抜け天井に上昇する暖気と寒気・冷気が入れ替わる対流が起こっていると思われます。吹き抜けは開放感や2階との一体感等の良い点がある一方、暖房効率の悪さという欠点もあります。リビング階段はオシャレですが、冷たい空気が降りてくることもありますので、カーテン等で仕切ることが良いかもしれません。実際にこのような吹き抜け階段にカーテンレールをDIYで施工されているお客様もおられます。レールを施工する際にはシッカリと打ち込めるように下地の上にビスを打つことが必要になります。

    06_KT05_お客様アンケート_09 06_KT05_お客様アンケート_10 06_KT05_お客様アンケート_11

     

     

  • 【S邸の紹介/これはどうしてこうなるの?】2015年3月20日(金)お家の点検5年目(富山市S邸)

    2015年3月20日(金)お家の点検5年目(富山市S邸)

    所要時間 14:44~16:46 曇り

    スタッフ 前根、渡辺

     

    【S邸の紹介/これはどうしてこうなるの?】

    弊社点検スタッフによるお客様の感受性の判断。新築当時のお客様担当から聞くと「こんな雰囲気のお客様」と申し送りされていることもありますが、点検スタッフが実際に訪問検査で応答をしてみると、「説明を求める、知りたがる」お客様だったと判明することもあります。

    01_KS05_紹介_01 01_KS05_紹介_02

     

    「どうしてこうなるの?」「どうすれば良いの?」等々、点検現場ではお客様からの素朴な疑問が飛び交っていますが、チャンとしたお応えをすると新築当時以上に信頼感を抱かれることもあり、嬉しさを感じます。今回の訪問検査では親身に誠意のある事例紹介する姿勢を評価されてのことかは分かりませんが、「引越し当時は口うるさく言ってたけど、もう良いんです(笑)」と、お客様はニッコリ♪

    01_KS05_紹介_03 01_KS05_紹介_04 01_KS05_紹介_05

     

    「10年目や15年目点検はやんなきゃダメ(笑)」と切望されました。

    全ての訪問検査で共通して言えることは「生活しているお家」という当たり前のこと。建築前のお客様はお家の起こり得る現象・経年劣化等については未体験なので、今から5年後・10年後・15年後を知りたがるのは当然かもしれません。私たち点検スタッフの義務は点検現場での対処と将来的なメンテナンスを助言することと考えています。

    01_KS05_紹介_06 01_KS05_紹介_07

  • 【A邸の紹介/中田工務店が訪問検査に来るので・・・】2015年3月18日(水)お家の点検5年目(高岡市A邸)

    2015年3月18日(水)お家の点検5年目(高岡市A邸)

    所要時間 14:38~16:16 曇り

    スタッフ 前根、渡辺

     

    【A邸の紹介/中田工務店が訪問検査に来るので・・・】

    弊社の訪問検査(新築後の定期点検)でお客様に直接お聞きしたり、お部屋の状態を見て客観的に判断したりしていますが、「弊社・中田工務店が訪問検査に来る」ことに対して事前準備されているのかどうか・・・話のついで?にお聞きすることもあります。

    01_RA05_訪問検査_01 01_RA05_訪問検査_02 01_RA05_訪問検査_03

     

    1 大掃除並みに準備(ピカピカにする、徹底した整理整頓)

    2 日常の掃除の延長(掃除機かけ、生活感を隠す)

    3 とりあえず、片付け(洗濯物はそのまま等々)

    以上のシーンが想定されますが、もちろん例外もあります。

    01_RA05_訪問検査_04 01_RA05_訪問検査_05

     

    お家の訪問検査・定期点検はお客様ご家族の実生活を振り返って・実生活に合わせて助言しています。

    室内に日常的な生活感が見えてくるとライフスタイルが連想されるので、起こり得る現象が想定できて的確な助言ができるメリットがあります。

    01_RA05_訪問検査_06 01_RA05_訪問検査_07

     

    例えば・・これがキレイに片付けられた室内環境で「結露」の話があると、改まってお客様のお家の問診をしないと助言できないこともあるので、点検スタッフにとっては気苦労もあります。