点検ブログ

  • 【結露】2013年8月17日(土)お家の点検5年目(高岡市E邸)

    結露跡を検査。大変キレイな状態でしたので秘訣をお聞きすると、実はお盆期間中に今回の5年目点検に備えて大掃除をされたご様子。一般的なご家庭で、よくある事例として蓄暖の過乾燥対策の加湿器や室温の低下による飽和水蒸気量になる結露・カビの発生事例を紹介。

    [LDK/南側]

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    [2階居室]

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    LDKには蓄暖が設置。LDKと2階への階段は引き戸で仕切ってあるので、扉を閉めることで冷暖房効率は非常に良いと思われます。

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    Q 蓄暖の横が汚れているが、どうしてなのか?

    A 給気口付近を擦ってみると、ホコリが付着している状態でした。室内の空気を吸い込んで吹き出し口から温風を出す仕組みであり、定期的に拭き掃除して頂くようお願いしました。

    [LDK]

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  • 【クロスの糊】2013年6月19日(土)お家の点検1年目(富山市K邸)

    クロスの糊がオブラード状に浮き出ているのを発見。そこで、キッチンのフキンをお借りして拭き掃除を実施。同じような現象が室内ドアにも見受けられた場合は乾拭きで床にいったん落として、掃き掃除して頂くよう助言。濡れ拭きの場合、再度糊化してしまう(完全に乾いた頃に同じ現象が再度発生)こともあります。

    [キッチン天井]

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    クロスの糊跡の拭き掃除はお引渡し前に専門業者の方が入念に行なっていますが、オブラード状に糊が浮き出てくる現象は完全に乾いた時になるので、一般的に起こり得る現象のひとつになっています。

  • 【点検枡】2013年6月15日(土)お家の点検2年目(高岡市N邸)

    [雨水枡]

    雨水枡の状態を確認。特に異常なし。

    [建物右面/南東側]

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    [建物後面/北側]

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    [汚水枡]

    汚水枡の状態を確認。底部に白い油脂等が少し溜まっていました。

    [建物後面/北側/キッチン等]

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    お客様にも1年目点検時と同様に状態を見て頂いて、将来的な「排水管の詰まり防止」の為、ホースの水流で定期的に洗浄して頂くようお願いしました。日常的な生活の中でキッチン等からの洗剤排水が配管を流れる際、電子的・温度的にシンク等で分解した油分を再放出させて排水管の壁に溜まってしまう現象を他の点検現場での事例を交えながら説明。

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  • 【2年目の定期点検の所要時間】2013年6月15日(土)お家の点検2年目(高岡市N邸)

    弊社の2年目点検。外回りから始まって実際に屋根の上にのぼる屋根点検、室内では建具の開閉検査や内装の状態確認、小屋裏点検、床下点検等々、点検スタッフだけの動きを考えると現実に約1時間かかっています。

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    検査レベルを落とさずに時間短縮に努めていますが、お客様からのご指摘、気づかれた点への対応等を含めると所要時間は平均して約1時間30分になることもあります。お客様にとってもせっかくの休日に1時間以上も時間を割いて頂くのも都合が悪いのかもしれません。

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    また、奥様からは日頃のお掃除時間の短縮を考えたアイテムを紹介して頂きました。

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    「IHマットは天板の汚れ防止になるから買ってきたが、使っているうちに天板も汚れてきた(笑)」

    水はね防止マット(シンクマット)は水はねの音が緩和される効果はありますが、毎回キレイにしないとヌメヌメになったりして不衛生になることも・・・(汗)。

     

    様々なお家の点検現場。お掃除のアイデア・やり方は人によって何通りもあるかもしれません。私たち点検スタッフを介して、「あっ!これ良いかも♪」というアイデアの情報交換ができるよう橋渡し的な存在になれれば・・・とお客様からのご相談・お話を聞きながらいつも感じています。

  • 【結露】2013年5月18日(土)お家の点検5年目(富山市S邸)

    結露跡を検査。暖房機器は蓄暖ですが、過乾燥が気になっているとお客様。お子様の健康を考えて加湿器を多用しておられるご様子。サッシには結露防止シート等が貼られていました。
    [リビング/東側]
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    [蓄暖の前/室内干し]   [加湿器]
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    結露の仕組み。蓄暖は高温で過乾燥になる傾向があるので、健康を考えると加湿器を使って室内湿度を強制的に上げることが必要ですが、蓄暖を切った後の室温が下がった状態では換気をしない限り、多湿になって結露してしまいます。
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    サッシのゴム部分には小さなカビが発生していました。放置したままだと深部にまでカビが侵入して取りにくくなる事例を説明すると、お客様は早速全てのサッシの結露防止シートを取り外して拭き掃除をされました。
    [寝室]
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    結露防止シートは結露水を吸収しますが、その水分はどこに行くのか?と考えると難しいかもしれません。何回も拭き掃除をしなくても良いメリットがありますが、サッシ枠のゴム部分がカビの温床になりかねないデメリットもあると思われます。

  • 【点検枡】2013年5月16日(木)お家の点検2年目(富山市O邸)

    [汚水枡]
    汚水枡を確認。お客様にも一緒に見て頂きました。
    [建物前面/北側]     [建物前面/北側/浴室]
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    白い油脂等(洗剤等で油汚れを落とした後に排水管に一部が放出される)が溜まっている状態を発見。将来的な詰まり防止の為に定期的にホースの水流で洗浄して頂くようお願いしました。
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    するとお客様は早速ホースを手に持って洗い流されました。
    [洗浄後の様子]
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    雨水枡の状態を確認。特に異常はありませんでした。
    [建物前面/北側]
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  • 【ソフトクローザー効きが悪い】2013年5月16日(木)お家の点検2年目(富山市O邸)

    Q これまでに何回か自分で(お客様DIY)直しているが、ソフトクローザーが効かなくなることが多い。
    [物干し場/引き戸]
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    ドライバーでビスを回して開閉状態を補正確認しましたが、閉まり方がスムーズではありませんでした。
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    そこで扉を取り外して細部に至るまで補正することになりました。
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    扉の桟や車輪にはホコリ(衣類の繊維)がたくさん詰まっていました。物干し場なので知らず知らずのうちにホコリが溜まってしまう、起こり得る現象だと思われます。
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    車輪の高さを調整、最後にCRC(潤滑油)を拭き付けして車輪の摩擦を滑らかにしました。
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    ソフトクローザーの調整する時のコツを伝授。扉の閉まる・開ける左右の軌道と部品の向きとの関係をお客様に解説。
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    ドライバーの先端を動かしながら・・・「これが・・・こうして・・・」とジェスチャーで伝授します。日頃からDIYされているお客様なので、フムフムと頷いておられました。
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  • 【開き戸のぐらつき】2013年5月16日(木)お家の点検2年目(富山市O邸)

    扉を閉めてもドアノブが前後にガタガタと少し動く状態だったので、ドライバーでラッチ受けを調整しました。使い勝手等によって少しずつ動いてしまう(ラッチとラッチ受けのかみ合わせ)現象です。お客様にも見て頂き、お客様DIYを勧めながら仕組みを紹介。早めのDIYが部材の消耗スピードを遅くすることもあります。
    [2階洋室]
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  • 【玄関ドアの閉まる速さ調整】2013年5月16日(木)お家の点検2年目(富山市O邸)

    閉まる軌道には「第1軌道(大きな弧を描く)」、「第2軌道(最後にゆっくりと閉まる)」があることを説明。ドアクローザーは油圧式なので、ドライバーで調整ネジを回すときは数ミリ単位で動かして頂くようお願いしました。回しすぎると閉まらなくなったりすることもありますので注意が必要です。
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