点検ブログ

  • 【屋根点検でコロニアルをシーリング補修】2015年5月27日(水)お家の点検5年目(富山市婦中町M邸)

    長ハシゴの長さが屋根まで届かないと判断し、トラックの荷台を足場代わりにしています。これだと長ハシゴの下で支える人手が不要になり、足場もシッカリしているので良いアイデアかもしれません。

    [建物左面/南側]

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    屋根点検を実施。

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    屋根材はコロニアル(セメント系)仕様。北側の屋根材にヒビ割れが比較的多くありました。屋根雪の落下等の自然環境によるものと思われます。

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    そこで、今回はお客様へのアフターサービスの一環としてシーリング処理をすることになりました。コークガンを使ってシーリング剤をライフルのように打ち込むことができる代物です。

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    シーリングを打ち込んだ後はヘラを使って均しています。

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  • 【コウモリの被害】2015年5月27日(水)お家の点検5年目(富山市婦中町M邸)

    コウモリのフンが散らばって落ちているのを発見。

    [建物後面/南側]

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    外壁にはコウモリの影響と思われる白い跡?が見受けられました。

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    コウモリが止まりやすいのか、樋の上や周辺にはフンや尿の白い跡があるようです。過去に進入口となったベンドキャップは現在進入防止が施されています。

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    これは2014年8月にお客様からのコウモリ被害の申し出があって対処したものです。各部屋の外壁側には換気をするために給気口が設置されているのですが、この穴を通ってコウモリが外から入ってきたようです。外部へと通じる穴の中を見てみると、黒いフン?が溜まっているのが分かります。スポンジフィルターも汚れていました。

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    そこで、穴からの進入防止のために手製の網とスポンジフィルターを作ることになりました。

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    [金網取り付け前/従来]   [金網取り付け後]

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    コウモリの被害は弊社の無料訪問検査の際に相談を受けている事例が数件あります。コウモリは鳥獣保護法の対象になっており、許可無く飼う・駆除はできなくなっています。そこで、進入防止を施す必要が出てきています。「コウモリってウチだけ?」という質問がありましたが、周辺環境等によるのか詳細は不明となっています。

  • 【内部結露があった場合は・・】2015年5月27日(水)お家の点検5年目(富山市婦中町M邸)

    複層(ペア)ガラスの内部が結露してしまう現象があります。メーカーのサッシ保証は10年となっていますが、製造年月日から起算していますので、実際は住み始めてからは約9年になると思われます。日頃のお掃除でガラスを拭いても結露が消えない場合は内部結露の可能性が高いので、次回の点検(今回は5年目点検なので次回は10年目点検)を待たずに早めの連絡をお願いしました。

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    サッシ・ガラスの右下に製造年月日等が刻印されているのですが、分かりますか?

  • 【S邸の紹介/訪問検査の所要時間と内容】2015年4月29日(水)お家の点検5年目(富山市S邸)

    2015年4月29日(水)お家の点検5年目(富山市S邸)

    所要時間 13:45~15:51 晴れ

    スタッフ 前根、渡辺

     

    【S邸の紹介/訪問検査の所要時間と内容】

    訪問検査を専門にしている点検スタッフにとって初対面が多い訪問検査。お客様とのお話がメンテナンス・お手入れが主になっているので、次から次へとお客様の気づきや相談、質問等が増えてくると訪問検査の時間が長くなってしまうこともあります。ちなみに今回は約2時間の所要時間でした。

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    「訪問検査を早く終わらせよう」と考えれば、機械的な検査や事務的な淡々とした点検報告になる傾向があると思います。実際に玄関先で質疑応答だけで終わらせる住宅メーカー・工務店もあるようです。

    弊社・中田工務店の訪問検査では一連の検査のあとは最後にお客様と複写式の点検表を見ながらお客様にも積極的に参加して頂くよう配慮しています。

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    お客様にとっても初対面である訪問検査。お客様が「聞ける雰囲気」を感じ取ると、自然体になって・打ち解けることで、ふと思い出したように質問等をいくつも投げかけてこられます。

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    話題は・・と言うと、お家の構造体よりも生活ステージになっている場所・身近な部位・部材に関することが多いようです。私たち点検スタッフは「住まいを提供するだけでなく、生活感にも配慮すること」を様々な点検現場で感じ取っています。

  • 【点検枡】2015年4月29日(水)お家の点検5年目(富山市S邸)

    [雨水枡]

    雨水枡の点検を実施。特に異常はありません。

    [建物右面/東側]

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    [汚水枡]

    汚水枡の点検を実施。白い油脂等が溜まっている状態でした。

    [建物右面/東側/家事室]

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    [建物後面/北側/浴室・洗面脱衣室]

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    そこで、お客様に現状を見て頂きホースの水流で洗浄することになりました。

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    洗浄後の様子。汚水枡の底部に堆積していた油脂等がキレイに取り除かれました。

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  • 【外壁の釘の出が気になる】2015年4月29日(水)お家の点検5年目(富山市S邸)

    Q 外壁から釘が出ているのが気になる。

    現状を確認。ハンマーで増し打ちすることになりました。経年劣化等によって幕板を留めている釘が少しずつ出てきたものと思われます。

    [建物前面/南側]

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    ハンマーで増し打ちを実施。お客様にも見て頂くことで、今回の点検スタッフによる対処が今後のお客様ご自身でするメンテナンスのお手本になると思っています。

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  • 【クロスの変化等】2015年4月29日(水)お家の点検5年目(富山市S邸)

    Q クロスに割れや浮きがある(事前葉書)

    現状を確認。壁クロスの割れや浮き現象が下地ボードのジョイント部分で発生していました。木造住宅は湿度変化等による木部の伸縮(調湿機能)によってチカラが下地ボードからクロスへと伝わっていきます。クロスの経年劣化等で下地ボードの動きに追随できなくなり変化が現れてくると思われます。

    [2階居室/クロスの割れ]

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    [2階居室/クロスの浮き]

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