点検ブログ

  • 【お家の定期点検(アフターメンテナンス)をしているとは?】2011年11月12日(土)お家の点検1年目(富山市婦中町N邸)

    住宅の財産価値や安全性を長持ちさせるには、日常的・定期的に各部位の点検を行なって、必要に応じて部材や部品の補修や交換、修繕をすることが大切になってきます。
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    「定期点検をしている」いう言葉は今では昔と違い、どの住宅メーカーでも常識的になっている今日。
    お客様と一緒にお家の外と中をぐるりと回って、お客様が気づかれた点にお応えし、専門スタッフが気づいた点に対処します。最後はお客様の署名を頂き、納得の上でお家の定期点検が終わります。
    「その後のフォローは迅速に!!」がスタッフ間の合言葉。
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    他の住宅メーカーの定期点検はWebサイト等を見ても「定期点検をやっています」という言葉だけで物足りなさがありますが、弊社では「どんな風に?どんな感じで?何に気をつければ良いの?」等々、お家の定期点検ブログを通じて、少しでもお家のメンテナンスに関心を持って頂ければ・・・と思っています。
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    「住んでからも安心の長期保証」
    お客様のご予算に応じて、デザインや仕様、安全、安心、機能性等々がお家の装備になります。新築した後は何もしなくても良い・・・という訳ではありません。私たち人間の場合の定期健診や車の点検整備等々、不具合や不都合等が現れてくる前に点検をすることで起こり得る現象や事例を事前に察知し、早めに対処・お手入れすることで大切な住まいを快適に、長持ちさせるコツと言われています。

    私たちが実践しているお家の点検の1年目、2年目、5年目、10年目点検がその一役を担えるように、そして多くの方々に定期点検の様子を分かって頂くことが本ブログの願いです。

  • 【アフターメンテナンスの意味】2011年11月3日(祝/木)お家の点検1年目(高岡市M邸)

    アフターメンテナンス・・・というと、いろんな意味があると思います。
    こうやってお客様宅に定期的に訪問して、「不具合等はありますか?」をお客様の前で確認して対応する対処療法的な定期点検。
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    また、お家の全体像を見て、お客様の生活スタイルも考慮して、起こり得る現象や事例をご紹介することで「知っている・聞いた事がある」に変わる予防医学的な定期点検。
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    そして、メンテナンスに関する冊子やメンテナンス・お掃除で使う道具等をご紹介し、実際に補修している様子を見て頂く処方箋的な定期点検。
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    こうして定期点検を通じて「お客様カルテ」に綴られていきます。
    今回はお家の1年目点検。次は1年後の2年目点検です。その次は5年目、最後は10年目という流れをお客様に説明すると、ニッコリされたのが印象的でした。
    本日はありがとうございました☆

  • 【お家を建てて5年が過ぎましたPartⅡ】2011年10月18日(火)お家の点検5年目(富山市S邸)

    お客様へメンテナンスの詳細が分かりやすくイラスト付きで掲載されている「住まいの管理手帳」をお見せ・贈呈しています。
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    今回の点検で発見された現象や対処方法を説明。お客様宅の現場監督は大矢です。1年目、2年目、そして今回の5年目点検をずっと見てきました。点検後のお客様への最終確認の際には笑いも交えた和気あいあいな雰囲気。
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    私たちスタッフは多くの点検現場で得た貴重な経験を通して、次の点検現場にも事例が活かせるように記録しながら振り返りながらアフターメンテナンスの充実に努めています。
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    今回も住まいの管理手帳に掲載されている「30年間の標準的な維持保全(点検、手入れ、更新、取替え等)計画」から引用します。
    外壁の場合、サイディング壁(窯業系)では3年毎の点検が推奨されています。主な点検項目では「割れ、欠損、はがれ、シーリング材の破断」等となっています。
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    弊社ではこうして5年目点検の現場では現状を検査し、今後の起こり得る事例を紹介しながら改修計画もお話しています。
    新築や外装等のリフォームで使われる材料・素材を選ぶ時、一般的にはデザイン重視になる傾向が強いと思われます。ですが、ちょっと頭の片隅にアフターメンテナンス(太陽の紫外線等による劣化等)も考えながら選択されると、今後の改修計画にも幅が出てきます。
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    一般的な部材は外の苛酷な自然環境にさらされているので、防水塗装が必要不可欠になります。近年では技術の発達で耐用年数やその効果等が進化しているので、ご予算に合わせて改めて考えてみるのも良いかもしれませんね。

  • 【お家の1年目点検は5年目点検の目線で・・・】2011年10月16日(日)お家の点検1年目(高岡市福岡町T邸)

    今回の点検は日曜日。大矢の代わりに当番の砂田が点検です。初めてお会いするので名刺をお渡し。
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    お客様は新居に引越し後の1年目では、5年が経過した頃のお家の部材に現れる現象が分からないのが一般的だと思います。お家が新しいうちに5年以降のお話(事例の紹介)をして、早い段階からメンテナンスを考えていただくことに点検スタッフは努めています。
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    弊社の点検スタッフに求められていること。1年目点検であっても、アフターメンテナンスとしての「数年先を見越した助言」となります。
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    でも、お家の点検は自分自身で体験しないと他の現場の事例等が分からないのが一般的。点検現場で体験した本人の「記憶・経験」となりますが、弊社では報告書を社内に回覧して「間接体験(情報の共有)」を行なっています。
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    砂田の車のトランクを激写☆工具箱やメンテナンス道具で溢れかえっていました。
    お客様宅を守っているのは道具類と腕(技術)、そして社内で共有化されている知識ですね。

  • 【住み心地アンケート】2011年10月13日(木)お家の点検1年目(富山市八尾町K邸)

    お客様へ住み心地アンケートの記入をお願いしました。室内の収納スペースがいっぱいあることに大満足だそうです☆
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    [内玄関]
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    [食品庫]
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    [階段下収納]
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    [リビングクローゼット]
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    仕切り棚同士の間隔がピッタリだそうです☆プランナーの「空間を上手に利用」する知恵や発想、経験等が見受けられます。

  • 【お家に住まわれるお客様によるDIYとご感想】2011年10月13日(木)お家の点検1年目(富山市八尾町K邸)

    今回の点検は1年目。「気づきと早期対処」によって、お客様が取説を見ながら・試行錯誤しながら(DIY)ドアの高さ等を見事に改善(ドアが床に擦る現象の回避)された事例がありました。
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    今回のドアはリビングドアであり、日常的に何度も開閉している箇所。床を傷つけまいとするお客様の強い気持ちがメンテナンスという行動に踏み切れたのだと思います。
    ドアを閉めた状態で右側にある丁番のキャップを外してドライバーで回すと、ドアが少しずつ上に動きます。イキナリ上がる訳ではないので、ドアの底部に左手の指をちょっと入れて指先感覚で右手に持っているドライバーを回すやり方が良いと思われます。
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    また、換気計画についてお客様からの指摘がありました。外気を取り込む給気口(各部屋に設置)から空気を入れる為、階段口の上のほうに(換気計画によって設置場所が違う場合もある)換気扇(室内の空気を排出)が常時動いています。
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    その換気扇のお掃除をする場合、階段の踊り場に脚の長い脚立を置かなければ換気扇に届かないと思われます・・・(汗)でも、頻繁にお掃除することはないので、気になった時は弊社スタッフに問い合わせて頂くようお願いしました。
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    これは違う場所(2階書斎)の開き戸を調整している様子です。
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    これは引き戸を調整している様子。引き戸の側面(下のほう)にある穴が開いている箇所が扉の傾きと高さを調整できる部分で、ドライバーを差し込んで回転させます。
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    以上が開き戸や引き戸の調整方法です。今回のお客様DIYはリビングドアからのスタートでした。今回の開閉調整をキッカケにして、日常的に使われる他の箇所のメンテナンスが少しでも習慣化すれば良いなぁと、陰ながら見守り続ける点検スタッフでした。

  • 【お家の10年目点検に向けて】2011年10月6日(木)お家の点検5年目(富山市I邸)

    弊社の定期点検(弊社の10年保証)が始まって、約7年が経過しました。まだ10年目点検の経験はありませんが、これまでの点検(1年目、2年目、5年目)を通じて様々な事例が蓄積されてきました。
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    お客様との応答集が本ブログにも数多く集まって、弊社(一般的な住宅?)のアフターメンテナンスの事例集になってきたと感じています。
    同じお家であっても、建っている場所や周辺環境、季節や気候の変化、住まわれるお客様の生活スタイル(冷暖房等による室内への水蒸気の発生等)によって変わってきます。
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    お家は一生モノ。
    最低でも住宅ローンを払っている間、そしてローンが完済した後も快適に暮らしたいというご希望。
    弊社ではこれにお応えすべく、お引渡し後のアフターサービスの充実に努めています。
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    「早期発見、早期治療」という言葉がありますが、お家の場合も同様のことが言えると思います。
    部材の劣化という現象をそのまま放置しておくと、大きな改修工事へとつながっていくこともあります。
    早い段階のメンテナンス・点検によって、劣化等の箇所を少しの費用負担で改善していくこと。
    5年目点検を通じて、住まわれているお客様と一緒にメンテナンスを考え・実行しながら10年目点検を迎えたいと思っています。

  • 【リビング階段】2011年9月15日(木)お家の点検2年目(富山市M邸)

    Q 夏の暑い時期はリビングでエアコンを点けているが、なかなか効かないし、冬は2階から冷気がリビングに入ってきて寒い。やっぱり扉があって仕切れる間取りにすれば良かったのか?
    A リビング階段は「オープンで開放的な」間取りです。扉で仕切ってしまうと、閉塞感もあるので、これについてはお客様の好みや感性になると思います。
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    手摺りから天井にかけての開きスペースは暖気や冷気が逃げないような工夫をされているご様子。