点検ブログ

  • 【換気システム】4月21日(火) 定期点検5年目(富山市K邸)

    Q この給気口は開けたり、閉めたりしないとイケナイのですか?
    A お客様のお家は第3種換気方式で、天井取り付け型とは違い、脱衣室や階段室に設置されている換気扇から空気を排気し、居室にある給気口から外気を取り込む仕組みになっています。
    室内空気がたえず循環できるように一年中、給気口を開けて頂くことをお願いしました。
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    他にも各お部屋に取り付けられています。
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    (参考/2008年10月21日飛騨市T邸1年目点検、換気システム)

  • 【もらいサビ】4月20日(月) 定期点検2年目(富山市S邸)

    4本のポーチ柱の底部(土台)にはステンレス製の支柱が施してあります。
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    4本のうち、2本(北側から順に)をピックアップ。ステンレスはサビないことで知られていますが、表面にはサビ(もらいサビ※2)が発生していました。
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    素材自身は問題ないのですが、周辺環境からの影響も考えられます。

    ※2 ステンレスは「サビない」ではなく、「サビにくい」金属。サビにくいのは含有しているクロムが酸素と結合し、表面に酸化皮膜を形成、この皮膜がサビを防ぐ役割となっているようです。
    したがって、表面にキズがついても空気中の酸素に触れている間は自己再生します。
    もらいサビは、表面に異種金属が付着して、その金属がサビることで、ステンレスがサビた
    ように見える現象。これが放置され、付着している箇所に酸素が触れないままになると内部に侵食、ステンレス自身のサビにつながることもあるそうですね。
    (参考/㈱サステックhttp://www.sustec.co.jp/category/1199612.htmlより抜粋)

  • 【折れ戸】4月20日(月) 定期点検2年目(富山市S邸)

    Q 開閉しにくくなってきた。
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    A 現状を確認。
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    閉める際にレールの引っ掛かりを確認。CRC(シリコンスプレー)で滑りを良くする方法を検討しましたが、逆にホコリ等が付着し、日頃のお掃除が大変になることも考えられます。後日、建具屋さんと同行して現状を改善する事をお約束。
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  • 【換気システム】4月20日(月) 定期点検2年目(富山市S邸)

    1階、2階ともにONの状態でした。
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    ここで室内換気について指差し確認。これが換気扇で強制的に排気する設備です。
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    これは換気システムの給気口で、外気を取り入れています。
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    換気システムを通して外気を室内に給気、室内の空気はドア下などの隙間から抜けて廊下の天井にある機械で排気する仕組みです。空気中のハウスダスト等が機械の表面や内部のフィルターに付着しますので、定期的な掃除の必要性が出てきます。
    (参考/2008年12月18日富山市T邸5年目点検、24時間換気システム)

  • 【間接照明】4月20日(月) 定期点検2年目(富山市S邸)

    Q 照明の点きが悪いような気がする。
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    現状を確認する為に移動するのですが、簡単にはたどり着けない場所。そこで跳び箱のようにまたいで移動。蛍光灯や点灯管の様子を調査。点灯管の消耗が原因と思われます。
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    ここで奥様から「ついでに掃除して欲しい」とのご依頼。
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    このハタキは静電気の力でホコリを吸着させる優れもの!!これと似たようなモノをビニールテープを細かく裂いて手作りする事も可能です。テレビでも放映されていましたね。
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    帰りは足を挟んで移動です。股が痛かったようですね(笑)
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  • 【ダクトカバー】4月18日(土) 定期点検2年目(富山市K邸)

    エアコンの白いダクトカバーが季節の温度変化等で下がり、中の配管が見えていました。そこで、元の状態になるよう押し上げました。
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    太陽の紫外線等による劣化から配管を守ってくれるカバーです。
    (参考/2009年2月18日、富山市K邸5年目点検、エアコンのダクトカバー)

  • 【カーテンの房掛け】4月18日(土) 定期点検2年目(富山市K邸)

    昨年の1年目点検での出来事。「LDKのカーテンの房掛け(お客様購入)が取れてしまったので、取り付けて欲しい」とのご要望があったのを思い出しました。
    今回は、2部屋の取り付けをご希望。粘着型の接着力は弱いようで、ビス型の房掛けをご用意されていました。
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    奥様はこの日を待ち望んでいたご様子。少しでも役に立って良かったです♪
    (参考/2008年4月22日、富山市K邸1年目点検、カーテンの房掛け)

  • 【24時間換気システム】4月18日(土) 定期点検2年目(富山市K邸)

    1階と2階に取り付けてある機械はONの状態でしたが、お掃除は一度もされていないご様子。
    そこで、お客様と一緒にお掃除をする事になりました。
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    縦長側のバネを外して、片方だけを開けた状態。約2年間のホコリがいっぱい溜まっていました。
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    黒いフィルターを取り外す前に掃除機で吸い取っています。ホコリの取れているのが分かりますか?
    そして取り外した後も手に持って吸引。この手間をかける事で、床に落ちるホコリはかなり減ると思います。
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    キレイになったフィルターです。片面だけでなく、両面のホコリを吸い取ってくださいね。ホコリが溜まった状態ですと機械に負荷がかかり、電気代や耐用年数にも影響します。
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  • 【引き戸】4月16日(木) 定期点検1年目(富山市N邸)

    Q 特に冬になると、引き戸を動かす時に引っ掛かりがある。
    A 現状を確認。和室とリビングとを仕切っている引き戸です。これまでにも多くの似たような事例があります。
    北陸の場合、冬は雪が降って積雪もあり、寒い気候になります。お客様が室内で使われる暖房機器によって、温度や室内水蒸気(湿気)の関係で木部が伸縮し、「反り」や「伸び」が発生することで、建付けが悪くなったりもします。
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    今回は1年目点検。築後2年間は木部が大きく伸縮することが多くあります。お客様と協議の結果、次回の2年目点検まで「様子を見る」事になりました。
    (参考/2009年4月16日、富山市婦中町T邸2年目点検、引き戸の開閉)

    Q この引き戸がピッタリと閉まらない。
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    A 現状を確認。この引き戸は調整ネジがあり、室内湿度の変化による木部の伸縮に対応した仕様です。
    ドライバーで傾き等を調整し、改善しました。
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  • 【雨垂れ】4月16日(木) 定期点検2年目(富山市婦中町T邸)

    点検現場で一般的に多く見られるサッシ枠からの雨垂れは、今回の現場ではほとんど見受けられませんでした。写真は東側と南側の面です。
    [東側]             [南側]
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    サッシ枠下の両端には、雨垂れを防いでくれる部品が取り付けられています。
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    でも、一箇所だけ目隠し壁と外壁との接合部分の板金からは雨垂れが目立っていました。
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    (参考/2009年3月13日入善町U邸2年目点検、雨垂れ)