点検ブログ

  • 【5年目点検の次は10年目点検、点検の種類とは?】2011年12月10日(土)お家の点検5年目(富山市T邸)

    今回は5年目点検。
    次の点検は5年後の10年目点検です。お客様は弊社の点検が「5年目で終わる」と勘違いされていたご様子であり、「10年目点検もある」と聞くと、驚きと同時に大変喜んでおられました。

    お家は装備や仕様・形状等によって、今後のメンテナンス(新築からの現状維持)方法が違ってきます。
    室内の場合は、使用頻度や生活スタイル等に比例して次第に経年変化して磨耗や損耗します。これの進度を遅らせる(現状維持)のがメンテナンスという考え方です。
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    外の場合は自然環境(紫外線や風雨、雪、凍害)等があり、次第に防水塗膜が劣化してきます。塗膜が切れると、建材にまで被害が及ぶ可能性があるので定期的な周期で再塗装という工事が発生してきます。
    自然環境の場合は人間のチカラでは防ぐにも限界があります。
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    お家の点検には「住まいの管理手帳」によると実施時期によって3種類あるそうです。
    「臨時点検」・・・台風や地震、火災などの後に必要に応じて行なう点検
    「日常点検」・・・日頃の清掃などに合わせて頻繁に行なう、建物要所の目視などによる簡易的な点検
    「定期点検」・・・ある周期のもとに実施する詳しい点検
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    「臨時点検」や「日常点検」については住まわれているお客様が庭木のお手入れや除草、お掃除の延長と考えれば、取っ付きやすくなると思いますが、「定期点検」となると専門的な知識や経験等が必要となってきます。
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    弊社では専門スタッフがチームを組んで、定期的に訪問してお客様からのご質問に応じたり、起こっている現象に対処したり、起こり得る現象に対しては他の事例等をご紹介して、メンテナンスの啓蒙活動に取り組んでいます。

  • 【玄関ドアの開閉の調整と異音】2011年11月19日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町T邸)

    玄関ドアの開閉スピードを調整して、パッタンとゆっくり閉まる状態に改善しました。
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    また、開閉時に僅かな異音がするのを発見。現象が起こり得る箇所を一つずつ検査(丁番を外したり取り付けたり等々)。
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    試行錯誤しましたが、今回の点検では僅かな異音現象が改善されませんでした。お客様は特に異音という意識は無かったのですが、後日、再訪問して対処することをお約束。
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  • 【クロスの開き等の補修】2011年11月19日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町T邸)

    [階段口]
    クロスの開き等が何箇所かありました。季節や気候による木部の伸縮(湿度変化による)によって、ビニール製のクロスが追随できなかったことが原因と思われます。開き等は景観上の問題であり、隙間風が入ってくる心配はありません。今回は同行して頂いたインテリアシンエイの方にお願いして目立たないようにコークボンドで補修しました。角の部分が少し開いています。
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    [ローラーで押さえ] 
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    [コークボンドを充填し、タオルで押さえつけ・拭き取り]
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  • 【クロスの汚れ落とし】2011年11月19日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町T邸)

    「スーパーフォーム」というスプレー剤(ホームセンター等で販売)で吹き付けして、一定時間が経過した後にスポンジで拭き取り。
    [鉛筆・ペン]
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    お子様の落書きによる汚れがキレイに落とせました。
    [クレヨン系?]
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    これは落とせなかった事例です。よく見ると、赤系の色が残っています。

  • 【蛇口の傾き】2011年11月19日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町T邸)

    Q 蛇口が洗面ボウルの縁に対して平行ではなく、傾いている。
    A 現状を確認。1年目点検後のフォローでいったんは改善されたのですが、再度コックを持って斜めに動かせる(少し揺れる)状態でした。
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    そこで、蛇口(支柱)を下から再度固定する必要がありました。持参したモンキーレンチで固定すべく何度か試してみましたが、専用の六角レンチが必要であることが判明。今回は改善できなかったので、後日、専門業者の方と同行して伺う事をお約束。
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  • 【住み心地・お客様アンケートを振り返って・・・】2011年11月19日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町T邸)

    無垢(ムク)のフローリングです。木肌や木の艶がご友人からとても羨ましがられているご様子。
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    エアコンの背面の穴がキレイに補修されていました。お客様がお引渡し後にエアコンをご購入して取り付けられたのですが、施工業者の方に不手際があったのか、穴が開いていました。そこで、1年目点検後のフォローの中で、モルタルを詰めてガイナを上から塗布した経緯がありました。
                  [補修前]          [補修後]
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    [結露跡]
    リビングのサッシです。特に結露跡は見受けられませんでした。
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    お客様宅ではリビングと2階のホールに蓄暖があります。2階の蓄暖はほとんど使用されていないご様子。1年目点検の聞き込みでは「吹き抜け天井のシーリングファンもあり、1階のリビングの蓄暖で暖められた空気が対流によって2階に干している洗濯物がよく乾く」とのことでした。
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    2階の蓄暖は1階の天井があるキッチンに置いたほうが良かったとのご感想です。

    [照明の位置、明るさ]
    1年目点検での感想は「照明の位置や明るさにはあまり納得されていなかった」ご様子。リビングでは太陽光がガラスを通して斜め上から差し込む吹き抜け窓(南と西)、明るさを補完するスポットライトがありますが、天井があるDKはリビングに比べると少し暗く感じてしまっているのかもしれません。
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  • 2011年11月12日(土)お家の点検1年目(富山市婦中町N邸)

    2011年11月12日(土)お家の点検1年目(富山市婦中町N邸)
    所要時間 8:49~10:23 晴れ
    スタッフ 砂田、長澤、横窪、渡辺

    【N邸の紹介】
    外壁にはガイナ(遮熱性の高い特殊セラミック塗料)が施されているお客様宅。
    外見からでは一般的な塗り壁と変わらないように見えますが、機能的には特殊セラミックが含有されていて紫外線や自然劣化等に対し非常に強い素材で、非常に高い耐候性(断熱、遮熱、耐久性等)があります。
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    玄関アプローチ。和を漂わせるデザインが光っています。
    玄関前のタイルは模様や配列が高級料亭の玄関先を彷彿させられます☆
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    こちらは玄関の天井。ダウンライトと間接照明が夜の雰囲気を、ご家族の帰宅をより暖かな雰囲気に包み込んでくれますね。
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    ※昼間に撮影(デジカメの操作?オート撮影?)したものですが、夜とも思わせる雰囲気が漂うのはデジカメのチカラなのでしょうか・・・(汗)

    キッチンです。玄関と同じように間接照明で上手にステキな雰囲気を演出しています。柱の位置や間隔、視線の位置等々、計算尽くされたプランナーの配慮「和の心」が投影され、木の温もりと香りが住まわれるご家族に癒しをさり気なく与えてくれます☆
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  • 【勝手口の開閉が重くなった】2011年11月12日(土)お家の点検1年目(富山市婦中町N邸)

    Q 開ける時に重く感じる。
    A 現状を確認。お客様は玄関の引き戸(軽さ)と比較されていましたが、勝手口は構造上、玄関引き戸よりも重量があります。
    [勝手口引き戸]                     [玄関引き戸]
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    引き戸が重くなった原因を調査。すると、下の桟に細かな砂埃が溜まっており、これが摩擦となって開けにくくなっていたことが分かりました。今後のメンテナンス(同じような現象等が発生した場合)では「掃き掃除」、ラッチの出具合の不良や摩擦音がある時は「CRC(潤滑油)の吹き付け」をお勧め。
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