点検ブログ

  • 【点検枡】2011年7月16日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)

    [汚水枡]
    点検を実施。洗面脱衣室からの排水が通る枡底には洗濯洗剤のカスが少し溜まっていました。お客様にも見て頂き、早いうちにホースの水流で洗い流して頂くようお願いしました。
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    [雨水枡]
    雨水枡の底には泥等の溜まりは少なかったです。お客様宅の周辺には田畑がある立地環境。風が強い日は泥が舞って屋根に降りかかり、雨水と一緒に泥が雨樋から流れてきます。底に溜まっている泥が多くなると詰まりの原因にもなるので、汚水枡と同様に定期的に蓋を開けて枡の底を点検して頂くようお願いしました。
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  • 【今後のメンテナンスについて/屋根】2011年7月16日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)

    屋根材は瓦なので、経年変化等による定期的な「屋根基材の防水塗装の塗り替え」が発生しませんが、瓦が割れたり、ずれた時に補修には費用がかかることになります。まだ2年目点検ですが、今後の起こり得る事例についてお話しました。
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    お客様へデジカメで撮った画像を確認して頂いています。
    最近のデジカメって、再生する時はボタン操作ではなく、タッチパネル仕様(指先で画像をめくる感じ)なんですね☆
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  • 【今後のメンテナンスについて/外壁・コーキング】2011年7月16日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)

    外壁の表面の防水塗膜が紫外線等による劣化で外壁の含水率が増加(撥水性の低下)すると、お家の方角(日当りや周辺環境等)によっては藻が発生する場合もあります。
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    今回は南側のコーキングの状態を一緒に見て頂きました。指で強く押し当てて弾性を検査。特に問題はありませんでした。
    南側の面は特に紫外線等の影響が大きく、硬化によるヒビ割れ現象が早い段階で出てくることもあります。外壁の下地には防水シートの層もあるので、特に心配することはありません。今後も5年目、そして10年目と点検があるので、状況を確認しながら様子を見ていくことになります。

  • 【点検枡】2011年6月22日(水)お家の点検5年目(富山市K邸)

    [雨水枡]
    点検を実施。枡底には泥等の溜まりは少ないようでした。周辺環境(お家の立地条件)を見ると、田畑や大木からの泥や枯葉等が風に乗って飛んでこない環境であると思われます。
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    [汚水枡]
    キッチンからの排水が通る箇所では白いラード状の油脂等が少し溜まっていました。そこで、お客様にも見て頂き、ホース(先端をつまんで水圧を上げる)の水流で洗い流して頂くようお願いしました。
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    油脂等が管内に溜まる原因とは?
    キッチンでの洗い物の際に、洗剤に含まれる界面活性剤が皿等に付いた油分を分解しますが・・・。
    (一般的な台所洗剤は油の固まりが大きいまま分散し、界面活性剤が油汚れを包み込んで落とす)
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    でも、排水して配管を通る際には分解した油分(洗剤に含まれる脂肪酸に包まれた油)が電子化作用で分離(油の保護皮膜が裂ける)することで、管内にくっ付いて溜まっていく現象になるようです。
    (参考/2011年5月23日、定期点検5年目富山市K邸、汚水枡)
    (参考/http://douryokusha.jp/html/by_sub/shousai.pdfより引用)

  • 【点検枡】2011年6月21日(火)お家の点検5年目(富山市婦中町K邸)

    [雨水枡]
    点検を実施。お客様宅は分譲地の立地であり、田畑の泥等が風に乗ってこない環境。枡内には泥等の溜まりはほとんどありませんでした。
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    雨水枡に流れてくるのはガーデンパン(外部水栓)や雨樋からの排水であり、雨水枡を経由して側溝に流れる仕組みを説明。
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    [汚水枡]
    点検を実施。お家から出た排水が点検枡(汚水枡)を通って下水道本管に流れ出る仕組みを説明。
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    また、キッチンからの排水が通る箇所を検査。蓋を開けて底をよく見ると、管内に白いラード状に固まった油脂等が溜まる事例を紹介。定期的に蓋をマイナスドライバーで開けて、ホースの水流で早めに洗浄して頂くようお願いしました。
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  • 【換気の必要性】2011年6月21日(火)お家の点検5年目(富山市婦中町K邸)

    お客様宅は24時間換気システムの機械換気のタイプです。各部屋の給気口から新鮮な空気が入ってくるようになっていますが、空気の流れは通常の換気扇と違って、大変ゆっくりとした速さになっているので、窓やドアを開ける換気も必要となります。
    人の出入りが少なく空気の流れが止まっている部屋の場合、季節によってはカビの発生もあるので、押入れ等を少し開けて換気(風通しを良くする)を促したほうが良いと思われます。
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    天井取り付け型の24時間換気システム。フィルターの交換は定期的に実施されているそうです。
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  • 【お家のメンテナンスをDIYで】2011年6月21日(火)お家の点検5年目(富山市婦中町K邸)

    今回の5年目点検では、コークボンドを使って現象を目立たないようにするメンテナンスの見本を披露することになりました。
    砂田が脚立の脚先に養生(キズ防止兼滑り止め)しています。
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    実際にお客様の前で「現象の原因と対処方法」を説明。
    持っているのは、コークボンドやローラー、濡れタオル等々。日頃から点検現場で使い込まれている形跡は道具を見れば一目瞭然☆
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    平面図を見ながら、点検表に本日の検査結果を書いているシーン。お客様は点検スタッフの検査報告を聞いて確認、そして署名をされます。
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    最後に「住まいの管理手帳」をプレゼントしています。ページをサラサラとめくりながら、今回の点検にあった事例や対処方法、そして今後の起こり得る現象等を指差し確認。
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    これからの、長く・快適な住まいを実現・目指すには、お家の部材等の経年変化をあらかじめ知っておいて、メンテナンスにも心配りをすることが必要になってきます。
    お家のメンテをDIYで・・・と考えると、「釘と板を持って・・・」と日用大工的なちょっと古めかしい想像をしちゃいますが、本当はもっと気楽にできる作業かもしれませんね♪

  • 【汚水枡】5月23日(月) 定期点検5年目(富山市T邸)

    点検を実施。キッチンからの排水が通る箇所です。白くラード状に固まった油脂が配管の底に溜まっていました。
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    そこで、お客様にも現状を見て頂き、ホースの水流で早めに取り除いて(洗浄して)頂くようお願いしました。
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    ネットで詳しい原理を少し調べてみました。
    一般的な台所用洗剤は「洗剤分子が油の固まりが大きい(高分子)状態のまま除去(界面活性剤が油を包み込む)する」ようです。これらが排水されると電子化作用が起こり、洗剤の脂肪酸に包まれた油(洗い物で分解された油)の保護皮膜が裂けて、少しずつ管内にくっついていくそうですね。
    参考/BY・FAR Z(バイファーゼット)/http://www.osumi.or.jp/filton/by.farz/by.farz1.htm

    そう言えば、中華料理屋さんにアルバイトしていた友人から聞いた話を思い出しました。油汚れが多いお皿を毎日洗っていたそうで、食器類は洗剤でピカピカになるのですが・・・。その洗った後の水(汚水)は排水口を通って大きな枡に一時的に溜まります。蓋を開けると、その枡の中には白いラード状の大きな油の固まりが異臭をともなって浮いている状態。その中を月に一回程度、素手ですくって掃除するのが何ともキツ~イお仕事だったようですね(大汗)

  • 【玄関ドアの開閉】5月23日(月) 定期点検5年目(富山市T邸)

    Q ドアを閉める時は足で踏み込んでロックを掛けている。
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    現状を確認。ラッチとラッチ受けのかみ合わせが少しずれている状態でした。そこで、ラッチ受け金具のビスを微調整して現状を改善。
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    また、ドアの閉まる速さが「第2軌道(ゆっくりと閉まる)」がなく、一定速度で閉まる状態でした。
    そこで、ドアクローザーの調整ツマミを調整することになりました。
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    閉まり具合を確認しながら、何回も調整し直して現状を改善しました。

    ドアが閉まる時に異音が発生したり、鍵穴が通りにくくなった場合は、潤滑油(CRC)ではなく、パウダー状の潤滑剤を丁番やラッチ、鍵穴に吹き付けて、摩擦を軽減するようお願いしました。
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  • 【シロアリ保証】5月23日(月) 定期点検5年目(富山市T邸)

    5年目でシロアリ保証が切れることをご報告。今回の床下点検の際には「蟻道(ぎどう)」という土の通路が見受けられませんでしたが、「安心を買う」という意味で考えることとなります。
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    お客様曰く「2軒隣りでシロアリが発生し、リフォーム工事をしていた」とのお話があり、DIYで薬剤をまくのは出来ないので、見積りして欲しいとのことでした。