点検ブログ

  • 【外壁の掃除】4月16日(土) 定期点検5年目(富山市婦中町M邸)

    Q 知人が外壁の汚れを「高圧洗浄機で落としている」と言っていた。
    10_OM_外壁の掃除_01.jpg10_OM_外壁の掃除_02.jpg

    A 高圧洗浄機には業務用と家庭用があります。噴射力にも違いがあり、先端のノズルで洗浄パターンを調整できますが、強すぎると外壁の仕様によっては塗膜をキズつけたりすることもありますので、外壁との距離感を感覚的に確認しながら行なったほうが良いと思われます。
    10_OM_外壁の掃除_03.jpg10_OM_外壁の掃除_04.jpg

    また、外壁材塗膜の経年変化による劣化(含水率の増加)等もありますので、DIYで確実に汚れを落とせるわけでもありません。そこで、外壁の再塗装の見積書を提示する事をお約束。
    今後は外壁材同士の間に施されているコーキングの劣化対策も考える必要があります。ともに足場工事が必要になりますので、同時期に行なったほうが経済的だと思われます。

  • 【排水の流れ/洗面化粧台】2月21日(月) 定期点検2年目(富山市M邸)

    Q 排水の流れが悪いような気がする。
    A 現状を確認。実際に水を流して音や排水口へ流れる様子を検査。今回は特に異常は無かったと思われます。そこで、日頃のお手入れとして、U字型トラップの底の部分に「ゴミを取る為のキャップ」で閉められた口がある事をお伝え。定期的にこのキャップを開けてお掃除して頂くようお願いしました。他の点検現場では髪の毛やホコリ等が溜まっている事例がありました。
    05_MM2_排水の流れ_01.jpg05_MM2_排水の流れ_02.jpg05_MM2_排水の流れ_03.jpg

  • 【引き戸の開閉調整】2月21日(月) 定期点検2年目(富山市M邸)

    開閉検査を実施。少し重く(摩擦が強い)感じられたので、ドライバーで調整ツマミを回して扉の傾きや高さ等を変えてみましたが、改善されませんでした。
    06_MM2_引き戸の開閉_01.jpg06_MM2_引き戸の開閉_02.jpg

    次にホコリがかんでいないか?を確認する為、引き戸を取り外して検査。今回の事例はホコリが知らず知らずのうちに詰まり開け閉めに支障が出てしまう現象でした。お客様にも一緒に確認して頂きました。
    また、室内湿度(季節や天候等)の違いで扉が反って開けにくくなる現象もあります。
    06_MM2_引き戸の開閉_03.jpg06_MM2_引き戸の開閉_04.jpg

  • 【ドアノブのガタツキ】2月21日(月) 定期点検2年目(富山市M邸)

    ドアノブのがたつきを発見。
    07_MM2_ドアノブ_01.jpg

    ビスが緩んだまま使い続けると、部品の消耗(故障の原因等)が早くなってしまうので、ノブのつけ根のビスを増し締めして現状を改善。
    07_MM2_ドアノブ_02.jpg07_MM2_ドアノブ_03.jpg

    「メンテナンス」というと専門的で難しそう・・・と思っちゃいますが、「お手入れ?」と発想を変えれば、思わずドライバーを握ってしまう感覚ですね☆

  • 【玄関ドア】1月29日(土) 定期点検5年目(富山市婦中町K邸)

    Q 鍵穴に鍵を入れてもロックが掛かりにくい。
    A 現状を確認。お客様はロックの掛かり具合が悪い(鍵が抜けにくい)際には、鍵穴に「CRC(潤滑油)ではなく」鉛筆の芯(黒鉛)で鍵を擦る方法を知っておられて、私たちスタッフの前で試されていました。
    03_MK_玄関ドア_01.jpg03_MK_玄関ドア_02.jpg

    CRCは滑りをよくするのに重宝されますが、鍵穴に吹き付けるとホコリがくっ付いて開けにくくなってしまうので注意が必要です。

    そこで、他の点検現場での「鍵穴パウダー」を使っていた事例をご紹介。鉛筆よりも手軽にシュッと吹き付けて改善ですね☆
    03_MK_玄関ドア_03.jpg

    弊社のスタッフが愛用しているのが、㈱フキから発売されている「キースムーサー(鍵穴の潤滑剤)」という商品(約700円)。ホームセンターで販売されているので、買い物ついでに探してみると良いですね。
    表示されているコピーには「鍵前の鍵穴潤滑・摩耗防止に」と。使用対象では鍵穴だけでなく、車のドアのきしみ防止やビス・ナットの取り外し前に等々、使い道が多いので一家に一個あっても良いのかもしれませんね。

  • 【引き戸】1月29日(土) 定期点検5年目(富山市婦中町K邸)

    Q 引き戸のロックが掛かりにくい。
    A 現状を確認。他の点検現場での「引き戸の開閉でシッカリと最後まで閉まらない」事例を踏まえて溝のゴミ掃除や調整ツマミをドライバーで回しながら引き戸の傾き等を調整。
    05_MK_引き戸_01.jpg05_MK_引き戸_02.jpg

    釜状の鍵を受けるラッチ受けのツメ部分の金物を前後に調整して現状を改善。
    05_MK_引き戸_03.jpg05_MK_引き戸_04.jpg

  • 【浴室フロアの汚れ】1月24日(月) 定期点検2年目(富山市T邸)

    Q 以前、「カビキラー等を散布して少し時間が経ってから歯ブラシ等で擦る」方法でお掃除していた。
    この汚れはなかなか落ちない。何か他の方法はないのか?
    A お客様は普段のお掃除ではスポンジを使っておられるご様子。カビではない汚れでは、金属石鹸という物質(アルカリ性)による場合もあります。お酢や重曹、メラニンスポンジが効果的かもしれませんね。(参考/富山市T邸5年目点検 【ユニットバス】)
    03_TT_浴室_01.jpg03_TT_浴室_02.jpg

    また、コーキング部分にカビが発生すると取りにくくなるので、注意して頂くようお願いしました。

  • 【ジョウゴの詰まり】11月19日(金) 定期点検5年目(富山市婦中町Y邸)

    雑草を引っこ抜いた後を検査すると、内部が泥で詰まっている状態でした。そこで、お客様からホースをお借りして水圧で貫通させようと、ホースを砂田に手渡し、キュッと蛇口をひねると、ホースの先端近くから水が勢いよく飛び出しました(大汗)
    04_RY_ジョウゴの詰まり_01.jpg04_RY_ジョウゴの詰まり_02.jpg

    ホースの状態を調査すると、先端近くに穴が開いていたのを発見。急遽、砂田のお道具箱からカッターとニッパーを取り出し、外科的にホースの切断手術です。
    04_RY_ジョウゴの詰まり_03.jpg04_RY_ジョウゴの詰まり_04.jpg

    噴射口をジェット水流に調整して、詰まった泥を落としています。しばらくして、雨水枡内に「ボトッ」と大きな音をたてて泥が入り込んできました。水がスムーズに流れ出てくるのを確認し、正常に流れるよう改善しました。
    04_RY_ジョウゴの詰まり_05.jpg04_RY_ジョウゴの詰まり_06.jpg

    切断したホースです。横の穴が水漏れの原因でした。
    04_RY_ジョウゴの詰まり_07.jpg04_RY_ジョウゴの詰まり_08.jpg

    これは荷台に積んであった砂田のお道具箱です。いろんな道具が勢揃いしていますね☆
    04_RY_ジョウゴの詰まり_09.jpg

  • 【藻の発生】11月19日(金) 定期点検5年目(富山市婦中町Y邸)

    北側の外壁に藻が発生し、不思議な模様をしていました。お子様の指跡?丈の長い草の跡?と思わせるようです。
    05_RY_外壁の藻_01.jpg05_RY_外壁の藻_02.jpg

    指で触ってみると、キレイに拭き取れる状態。外壁の塗膜(防水)が正常に機能していることが確認されます。
    05_RY_外壁の藻_03.jpg05_RY_外壁の藻_04.jpg

    今後のメンテナンスとして、お客様に外壁のお掃除(高圧洗浄)をお願いしました。外壁の防水塗膜は床材のワックスに例えられます。塗膜が効いていると汚れやホコリ等の付着を防ぎますが、耐用年数もありますので、近い将来には取りにくくなることもあります。

  • 【玄関ドア】11月19日(金) 定期点検5年目(富山市婦中町Y邸)

    ドアの閉まる速さに勢いがあって指を挟む危険性もあるので、ドアクローザーの調整を実施。近くで見ておられたお客様へ玄関ドアの閉じる軌道を説明。「第1軌道(早く閉まる)と第2軌道(遅く閉まる)」があって最後に「パッタン」と閉まるのが理想だ思われます。
    06_RY_玄関ドア_01.jpg06_RY_玄関ドア_02.jpg

    クローザーは油圧式になっているので、年月の経過や自然環境等で少しずつ閉まり方が変化することもあります。今後はクローザーの調整ツマミをドライバーで微調整するDIYに挑戦して頂くようお勧め。
    06_RY_玄関ドア_03.jpg

    開閉の際に「ギイギイ」と異音がした場合は、市販されているCRC(潤滑油)を丁番に吹き付けして頂くようお願いしました。