4月19日(土) 定期点検2年目(富山市婦中町M邸)
所要時間 16:00~17:10 晴れ
スタッフ 中田、岡野、常務、岩見、渡辺
協力業者 同行なし
【M邸の特徴】
M邸はbe-Living。お子様も元気いっぱいに育っていらっしゃるご様子。また、奥様はメンテに関して大変熱心に勉強しておられるようでした。植栽もたくさんあって、清々しく爽やかなお家です。
火災報知器の取り付け等から、お家をとても大切にしていらっしゃる事が感じられました。
【目地の隙間】
玄関口のタイルの目地に隙間が発生していました。下地モルタルの気温による膨張と収縮が原因と思われます。後日、目地補修する事をお約束。
【デッキ材】
中庭にあるデッキ材(ユニバーサルジャパン製)。メンテフリーの素材です。表面はキレイに使われていました。
【床鳴り】
リビングで床鳴りを確認。音から判断すると床を支えている鋼製束の緩み(鋼製束が支える木部の湿度の伸縮)が原因と思われます。後日、床下点検も兼ねて、増し締めする事をお約束。
【火災報知器】
Q 以前、見積書をもらい購入したが、どのように設置すれば良いのか?
A 設置箇所は、寝室・子供室・階段室で、就寝時の火災発生時に対するものとなります。後日の点検後のフォローの際に取り付ける事をお約束。
Q キッチンにも使えるのですか?
A キッチンの火災報知器は仕様が異なり、熱感器となっています。後日、カタログを持参する事になりました。
【クロスの隙間等】
壁クロス等の隙間を発見。後日、目立たなくする為にコークボンド補修する事をお約束。
【施工の特徴】
全室が天井と壁との隙間が分かりにくい仕様(天井目透かし納まり※1)となっています。
※1 天井目透かしとは、和風天井仕様のひとつで、天井の板材をぴったりと継ぎ合わさないで、板と板との間に少し隙間を開けて張ったもの。湿度による木部の伸縮で多少ずれても目立たないのが特徴です。
【日頃のメンテナンス】
お子様たちが鉛筆等でイタズラしたりしているそうですが、お家のメンテについては、奥様曰く「子供には躾として、ご主人には習慣として」と、家族ぐるみで取り組んでいるそうです。羨ましいですね♪
【階段手摺】
手摺のエンドキャップが外れているのを発見。ボンドで固定しました。
【結露跡】
結露跡を調査。サッシ枠のゴム部分に若干のカビを発見。次回の5年目点検まで放置すると取りにくくなる事を指摘し、拭き掃除等のメンテが必要になるとアドバイス。
お客様宅では、天井エアコン、IHクッキングヒーター、サッシはアルミとなっています。結露の原因として、ヒトの呼吸、湿気の室内移動、断熱効果となるサッシ素材の仕様や形状等となっています。
【終わりに・・・】
5年目点検へのプロローグとして、設計(一級建築士)の岩見から注意事項の説明をしました。2年目点検までは1年毎の定期訪問ですが、5年目まではメンテ指導の機会が3年の空白期間があります。
そこでお客様への心配りの言葉を申し添えました。