壁クロスに対して工具不要の突っ張り棒によるカンタン施工。階段と2階ホールの間に危険防止用のゲートが設置されています。ゲージの設置は工具が不要もあってか好きな場所に取り付けられるのがメリット。突っ張る力で両サイドの壁を押しながらバランスが保たれています。
他の点検現場ではキッチンと壁の間にゲージを取り付けされていました。何かの拍子(ぶつかった?)で壁クロスを突き破った事例がありましたので、起こり得る現象を紹介すること(知ること)で予防に努めていただくようお願いしました。
2013年12月16日(土)お家の点検2年目(富山市M邸)
所要時間 14:51~16:01 曇り
スタッフ 横窪、渡辺
【M邸の紹介】
「オシャレな窓の向こう側はどうなっているの?」と、素朴な疑問もあるかと思います。
大きなサッシ窓に比べると、一度に入ってくる光の量は少ないのですが、機能性よりもデザイン性を重視した窓になっています。
ここはLDKへの入口の扉、リビングドアの左側にはガラスブロックが入っています。向こう側が見えるようで見えない、でも明るさや雰囲気は感じ取ることができます。オシャレ素材ですね♪
[玄関ホール側] [内側]
玄関に入って壁を見ると、白い塗り壁仕様になっています。シーンとした質感のある塗り壁ならではの趣き深い白さです。一般的なビニール製の壁クロスでもデザイン性に富んだ種類(似せたもの)もありますが、やっぱり本物のほうが力強くて格段に勝っています。
Q クロスに隙間がある。
A 現状を確認。色違いのクロスの間が剥がれてきたようです。
[階段口/寝室前]
コークボンドを剥がれた箇所に再度充填、ローラーで均してタオルで拭き仕上げ。
2階ホールから寝室への短い階段は曲がっているので、脚立をバランスよく置くことができません。そこで、脚立の脚の3点は階段桁に置いて、残りの1点は足の甲にしました。非常に痛かったのですが、安全第一ということで・・・(汗)
[2階居室]
コークボンド充填とタオル拭き取り
手際よくコークボンドやタオルを使って目立たないように補修しています。
[クロスのヒビ割れ]
Q 天井のクロスに白い線が出てきた。指で擦ると少しは取れるが、ヒビ割れなのか?
[寝室天井]
現状を確認。下地ボードのジョイント部分(クロスが左右に引っ張られている)であり、タオルで擦るとクロスのヒビ割れが分かる様子。コークボンドで調色しながら補修(一般的にはクリアかホワイトのコークボンド)という方法もありますが、補修跡が逆に目立ってしまうこともあります。お客様との協議の結果、このままの状態を理解して頂きました。
[2階ホールの天井]
[コークボンド充填] [タオルで拭き均し]
[スポンジで拭き仕上げ]
お客様に住み心地アンケートの記入をお願いしました。
[友人・知人に自慢、褒められる・驚かれるところ]
「モデルハウスみたい」って言われる(笑)
緑を配置、それも継続的に満遍なく手入れされている様子を見ると、抜群の感性をお持ちとお見受けします。
[LDK]
小物もシンプルにまとまっています。
[階段]
スケルトン階段。踏み桁を少し奥に伸ばして小物が置けるように工夫されています。
こだわった照明の数々。
[照明器具/玄関] [照明器具/リビング]
[照明器具/ダイニング] [照明器具/トイレ]
「ダイニングテーブル近くにコンセントがあれば良かった」とお客様。コンセントは家具の配置も関係しているので重ならないように慎重に考えられますが、コンセントが足りなくても電源タップ(延長コード)を使うことで複数の家電製品には対応できますが・・・やはり、見栄えの良さも関係してくると思われます。
2013年9月18日(水)お家の点検2年目(射水市M邸)
所要時間 10:04~11:49 晴れ
スタッフ 砂田、渡辺
【M邸の紹介/お客様と設計士のデザイン性のコラボ】
無垢の開き戸、ノブはアイアン仕様。ブリックであつらえたR型のアーチ。テレビの背面壁は人造石でナチュラルなイメージが漂っています。
棚へのアイテムの配置や壁への飾り方など、コダワリがあるそうですね。「隙間」という空間にも美しさを感じたり、ぎゅうぎゅう詰めにして隙間を無くする事で賑やかさを演出したり・・・。今回のデザインは見た目を考えた「美しさがあるディスプレイ」を見ているような感覚です。
収納場所の工夫。これは2階ホールで通路の両サイドが収納スペースになっています。小屋裏収納(左下写真の左側)と階段手摺りの壁面のニッチ棚(左下写真の右側)が収納力を大幅にアップさせています。
[階段から見た] [階段を見た]
2013年9月14日(土)お家の点検2年目(富山市八尾町M邸)
所要時間 13:02~14:16 晴れ
スタッフ 横窪、永原、渡辺
【M邸の紹介】
おかえり♪
ご家族が「ただいま♪」と帰ってきた時、山の木霊(こだま)のように響きあう玄関と2階ホール。手摺りの上からの元気な声、ニコニコと子供達の笑顔が溢れるシーン。昔のCMのワンシーンにあったような(屋外に付いているベランダだったかも?)思い出があります。
優雅さと重厚感があるアイアン製の黒い階段手摺り。「木製」とは異なった趣き、中世ヨーロッパ的な雰囲気です。
収納の工夫。小上がりがある場合は床下・側面の空間を有効に活用すべく収納スペースになっています。室内を飾る照明もステキにチョイスされています。
玄関はセメントで作られた人工石(人造石)が採用されています。天然石とは異なった趣き・魅せ方でシッカリと自然な味わいを演出していると感じられます。
[玄関]