Q 隙間が開いている。ほら!隙間から光が差し込んでる。
A 現状を確認。引き戸の向こう側は洗濯物が干してあるスペースになっています。室内湿度の変化で木製の建具が伸縮しますが、この建具はそれを想定して簡単に対応・調整できる仕組みになっています。
点検ブログ
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【開き戸】10月20日(月) 定期点検5年目(富山市Y邸)
Q ノブが戻らなくなる時がある。
A 現状を確認。内部のバネの構造が経年変化(使用頻度や使い勝手等)によって、磨耗していると思われます。ノブが正常に戻らなくても、きちんと戻す事が大事。バネが伸びた(ノブを引いた)状態のままにすると戻らなくなってしまう事もあります。戻らない場合、交換が必要となりますが、交換費用を考えると使えるうちは使ったほうが良いですね☆
なお、費用は、ノブを2基変える必要があり、約1万円になります。Q 季節によって、ドアが引っ掛かる時がある。今は大丈夫であるが・・・
A 現状を確認。お洒落な輸入ドアです。内部にガラスが入っている仕様の場合、重みでドアの底部が下がってくる事例です。戸先と床とが擦れると考えられる位置を調査。今は乾燥気味の気候。木部に含まれる水分が放出される事でやや縮んでいる時期。底部を目視すると床との間がほとんどない状態でもありました。
床は無垢のフローリング。無垢材の特徴として、自然な色合いや感触が魅力的ですが、室内の湿度変化によって伸縮を繰り返し、隙間等が発生します。
施工では、伸縮を考えて床材の間隔は葉書1枚程度の広さを取っていますが、それぞれの床材ごとに性質も少し違っています。双方が膨張した場合、少し床が浮き上がる事もあります。このドアは3次元丁番のように前後に動かせるタイプではなく、2次元丁番ですので、上下にのみ調整が可能となっています。現状を改善すべく丁番のビスの増し締めを実施。
今後はDIYでも直せるよう、今回の現象の仕組みと対処方法を丁寧にお伝えしました。左が戸先の部分、右が軸の部分です。
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【引き戸】8月28日(木) 定期点検2年目(富山市K邸)
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4月19日(土) 定期点検2年目(富山市K邸)
4月19日(土) 定期点検2年目(富山市K邸)
所要時間 16:30~17:00 晴れ
スタッフ 石丸、広野、岩林
協力業者 同行なし【K邸の特徴】
元気な男の子がいる、カスタム仕様のK邸。1年前よりもさらに大きくなっていました。部屋中を駆け回る息子さん達。子供部屋にはおもちゃがたくさんあって、とっても楽しそうなお家でした♪【換気システム】
一般的なご家庭では24時間換気システムが1階と2階に1台ずつ設置してあります。今回のお宅ではともに電源がONでした。大半の方はメンテナンスの時以外は電源を入れっぱなしの状態ですね。
OFFにすると特に「梅雨から夏、冬の期間」は、内外の気温差と湿度との関係でダクト内に結露が発生し易くなります。結露水が溜まって室内に垂れてくることがありますので注意が必要です。
1年目点検の時に音が気になるとの事で、設定を「強→弱」に切り替えました。【隙間点検】
和室の物入れの扉に若干の隙間を発見。後日、調整する事をお約束。【小屋裏確認】
現状を確認。部屋と小屋裏の温度差が体感的に感じられ、断熱材の効果を確認しました。異常なしです。【使い勝手の確認】
インテリアコーディネーターの広野が図面と施工後の様子(使い勝手)をしっかりと確認。【終わりに・・・】
今回は、特に床鳴りもなく、壁クロスの切れ等もコークボンドで目立たなく補修されており、室内外ともに綺麗な状態でした。また、奥様はとても換気に気を使っておられるようで、点検時も各お部屋の窓を開けておられました。
現在のお家は、窓を閉め切った状態でも換気ができる仕様となっていますが、晴れた日には窓を開けて新鮮な外気を取り込むこと。これに優るものはありませんね♪あっ・・・そう言えば!1年目点検の時を思い出しました。点検時にちょうど雨が降ってきました。
スタッフが窓を閉めましょうか?とお聞きしたところ、奥様は「水滴等の汚れは拭けば取れるけど、換気をしないことによるカビとかは拭いてもなかなか取れませんよね(笑)」って。
掃除の手間を考えると・・・さすが奥様の名言です♪私も見習わなきゃ!! -
11月21日(水) 定期点検2年目(富山市K邸)
11月21日(水) 定期点検2年目(富山市K邸)
所要時間 16:00~16:45 雨
スタッフ 大矢、坪島、岩見、川上
協力業者 同行なし【K邸の特徴】
とっても可愛らしいインテリアで、家の中だけではなく、外側にも気を配っていらっしゃいました。
植栽から何もかもが、さり気なく光っていました。淡いイエローの外壁にブリックが貼ってある「カスタムハウス」。外壁の色や仕様で、同じカスタムでも印象が全く異なります。【フェンスの土台】
Q これはヒビですか?
A この箇所は、水が流れるように意図的に作られた切れ目なんですよ。ですから、心配しないで下さいね。この言葉で奥様も安心されたご様子。【リビングドア】
Q ドアがぴったりとくっついていないかも?
A 現状を確認。お引渡しの頃は、ピッタリと閉まっていたと思います。この現象は、季節の湿度の変化でドアの木部が伸縮した結果、若干隙間が開いたものと思われます。【換気システム】
スイッチがOFFの状態であった為、常時ONにしてもらうよう指導。高気密化された住宅で、閉め切った状態であっても換気してくれる仕組みであると説明。【感想】
お家。一日の生活の拠点。点検現場ではお客様の暖かい家族の姿、そして雰囲気が感じられます。
お家を大切に考えていらっしゃるのは誰もが一緒。私たちスタッフも同じです。
これからも、今の状態が長く続くよう、お客様と一緒にメンテナンスを考えていきたいと思います。