Q 床が「ミシッ」ときしむ。
[洗面脱衣室]
床材の基材に隙間が発生してその部分に荷重(体重)がかかることで隙間が擦れる音と思われます。お客様宅は床暖房であり、一般的な補修となる「床材に小さな穴を開けてボンド剤を流し込む」方法は取れません。お客様との協議の結果、構造上の問題でないことが分かったことで安心され、このままの状態となりました。
2013年11月21日(木)お家の点検1年目(魚津市O邸)
所要時間 15:52~16:37 曇り
スタッフ 石丸、渡辺
【O邸の紹介】
対面キッチンのカウンターに対するイメージがガラリと変わった・変わる発想です。限られた空間の中での演出。まるでバーのカウンターを思わせます。カウンターと棚の高さを揃えて一体感を作り出しています。
これは居酒屋風なスペースです。個室仕様でちょっと小上がりになっている、和の雰囲気があるくつろぎの隠れ家的な空間となっています。
洗面化粧台のちょっとした苦労話。ランダムに貼られたタイル仕様ですが、現場を担当していた石丸の話では、技術的な細かなことまでは分かりませんが、施工では非常に苦労したとのことです。
お客様に住み心地アンケートの記入をお願いしました。
[リビング階段]
空気の対流によって冬は2階から冷気が降りてくる・夏は1階の冷気が逃げるリビング階段。現在は突っ張り棒をレールにして薄手のカーテンを掛けておられます。暖房を入れる冬の時期には家の中の空気の対流(冷気)防止の為、「厚手のカーテンを掛ける」などの他の点検現場での事例をご紹介。
[洗面脱衣室]
限られたスペース(間取り)の中で高機能化(便利さ)を目指す、お客様担当の営業や設計スタッフ。洗面脱衣室のサンルーム側では乾いた衣類等は左半分にある壁を有効に使った立体的な可動棚に収納します。
洗面脱衣室を半分に分けるロールカーテン。これを下げることで脱衣時の目隠しにできると思われます。
[灯油置き場]
石油ファンヒーターを使う時、ドコに灯油ポリタンクを置けば良いのか・・・やはり迷ってしまいます。
点検現場からの事例では玄関に置いておくケースが多いようです。灯油のニオイが室内に入るのが嫌な場合、今回のような屋外に置くという方法も選択肢のひとつかもしれません。
[収納スペース]
キッチンとリビング・ダイニングの間のカウンターを利用した収納スペース。収納テクニックのひとつですね。
[ケガ防止/コーナー材]
奥様やお子様がキッチンカウンターの角っこにぶつけるようで、今後のケガ防止の為にコーナー材を独自に購入されたご様子
2013年9月21日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町I邸)
所要時間 12:53~13:24 晴れ
スタッフ 石丸、成瀬、中谷、渡辺
【I邸の紹介】
お客様宅の階段です。機能的には一般的な階段なのですが、魅せ方が全く異なっています。斬新な発想というのでしょうか・・・デザイン壁、まさにアートという勢いがあります。
収納の工夫。「洗濯機の上・浴室の横にある」棚の活用方法。予備のタオルの収納・保管スペースに洗濯機の上(コーナーを複数の可動棚で区分)という場所が非常に重宝されているようですね。
TVの棚。予算を多くかけないお客様が一般的なのですが、「作り付けで造って良かった」と、当時を振り返っておられ1年経過した今でもセンスの良さを改めて感じられました。
2013年9月14日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町W邸)
所要時間 14:52~16:18 晴れ
スタッフ 横窪、渡辺
【W邸の紹介/点検スタッフによるお掃除】
今回の5年目点検はお客様と一緒に重い洗濯機をずらして排水口の部品清掃。もちろん、入っていた洗濯水は動かす前に抜いて頂きました。やっぱり洗濯機は非常に重いものです。コーナーに置いてあると力の入れ具合が難しいこと、ましてや人数が2名だと少し動かすにもかなりの重労働でした(大汗)
写真で見る限りは簡単そうに見えますが・・・(笑)
一般的に洗濯機を動かすのは新旧交代やお引越しの時ぐらいであり、非日常的な事だと思います。家族構成がご夫婦とお子様だけだと男手も足りず、人手が増え・頼むのにも迷惑じゃない・こんな時じゃないと出来ないこともありますね。
お家の場合、住まわれていると様々な現象を目にします。気になるか、気にならないかはお客様の性格・感性になると思いますが、原因を改善しないと同じことの繰り返しになることもあります。
現象の原因追及。当時の施工を振り返る時は記録やメモ、現場監督の記憶が頼みの綱となります。しかしながら、補修の場合の基本は現地確認と施工予想という原始的な方法が一般的だと思われます。
Q 以前に洗濯機の排水が詰まって下水臭がしていた。
A まずは重い洗濯機をずらして排水管の状態を確認することにしました。
初めての本格的な大掃除だったのか、かなり汚れていました。2年目点検でも同様のご指摘があったのですが、当時は洗濯機の片方だけを持ち上げて排水ホースの確認をして「ホースと金具を接続する為に巻かれていたテープが30cm程度の長さしかなく、そこからの水漏れ」と診断。改めてビニールテープで補強して、様子を見て頂く形となっていました。
お客様も一緒にお手伝いして頂き、以前よりもかなりキレイになりました。後日、専用薬剤を使って配管内部のお掃除をお勧めしました。
[ビフォー] [アフター]
最後はキャップを取り付けてお掃除完了です。