お客様宅の換気計画は第3種換気システム(自然給気・機械排気)となっています。
[給気口]
洗濯物を干す場所(サンルームや洗面脱衣室など)では衣類の繊維ゴミが目立ちます。排気口(換気扇)には使い捨てのフィルターが貼ってありました。掃除の手間を省くのに便利ですね。
[排気口]
Q これまでに何回か自分で(お客様DIY)直しているが、ソフトクローザーが効かなくなることが多い。
[物干し場/引き戸]
ドライバーでビスを回して開閉状態を補正確認しましたが、閉まり方がスムーズではありませんでした。
そこで扉を取り外して細部に至るまで補正することになりました。
扉の桟や車輪にはホコリ(衣類の繊維)がたくさん詰まっていました。物干し場なので知らず知らずのうちにホコリが溜まってしまう、起こり得る現象だと思われます。
車輪の高さを調整、最後にCRC(潤滑油)を拭き付けして車輪の摩擦を滑らかにしました。
ソフトクローザーの調整する時のコツを伝授。扉の閉まる・開ける左右の軌道と部品の向きとの関係をお客様に解説。
ドライバーの先端を動かしながら・・・「これが・・・こうして・・・」とジェスチャーで伝授します。日頃からDIYされているお客様なので、フムフムと頷いておられました。
Q 引き戸を開ける時に重く感じることがあった。
A 現状を確認。「扉の閉まる勢いを弱くする」ソフトクローザーが原因と思われます。そこで扉を取り外して部品を再検査しました。
[引き戸/洗面脱衣室]
ソフトクローザーについては他の点検現場でも同様の事例があったので、様々な事例をお客様に紹介しています。
扉が閉まる時に上部の部品に引っ掛からせることによってソフトに閉める仕組みです。開く時に重く感じるのはこの部品が逆に引っ掛かっているからだと思われます。
「このトイレの扉を開く時も重かった」とのお話。点検スタッフによる開閉テストをしましたが、特に重くは無かったと思われます。力の加減・力をかける角度等によって「重い」という感じ方が違うものと考えられます。
[引き戸/トイレ]
2013年3月7日(木)お家の点検5年目(富山市婦中町S邸)
所要時間 10:57~12:18 晴れ
スタッフ 横窪、渡辺
【S邸の紹介】
玄関の有効利用。靴を脱げるスペースって普通に考えると限られていますよね。そこでスノコを敷くと・・・靴を並べられる(靴下が汚れないように)面が増える(二方向)ことで奥行きが増す?ものと思われます。素晴らしいアイデアですね♪
リビングの床は無垢材。足触りが気持ち良さそうです。
洗面脱衣室の壁や天井は木目調の柄のクロス、床も木目調のクッションフロア。肌触りはビニール製ですが、思わず無垢材と間違えそうで視覚的に癒し効果があるかもしれませんね。
[リビング] [洗面脱衣室]
お子様はオルガン教室に通われているのですが、このフロッピーが使えるオルガン(エレクトーン?)はかなり本格的です。また、違う場所には指慣らしの意味でキーボードがあり、お子様好みで普段の練習はこっちのほうだとか・・・ラクだから?(汗)
お子様が大会などで入賞して「これは誰のお陰?」と聞かれた時、本当は普段から練習を勧めているママのお陰なのですが、お子様からすると「自分の練習の成果」と自慢するんですよね(苦笑)