点検ブログ

  • 【引き戸】2月14日(土) 定期点検2年目(富山市A邸)

    リビングと和室を仕切っている引き戸。リビングで蓄暖をつけて閉め切っていた場合、湿度差により木部の反りや傾き等が発生し、開閉しにくくなることもあります。
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    そこで、枠と引き戸の間に隙間が発生した場合は、下部に調整できるネジがあり、回す方向によって引き戸の傾き等が変わることで開閉の不具合は改善できます。
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    実際に調整している状況を過去の資料から見つけました。
    (2007年2月28日富山市T邸2年目点検、引き戸より抜粋)
    Q 和室とリビングの間の引き戸で、閉めた時に隙間が開いている。
    A 現状を確認。ドライバーで調整ネジを回して調整しました。
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    既製の引き戸は、ドライバーで上下・左右に傾きを調整出来るような仕様になっています。お客様へ説明すると納得されました。
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  • 【開き戸】2月14日(土) 定期点検2年目(富山市A邸)

    Q 2階寝室のドアが開閉しにくい。
    A 現状を確認。
    [まずは丁番でドアの上下・奥行きを調整]
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    [次に開閉に支障の無いよう、ラッチを調整]
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    お客様へ一連の調整手順や仕組み等を説明。具体的には、左の写真のように左手の指をドアの底部に入れて、指先の感覚で確かめながら、右手で丁番(上下の調整)をドライバーで回します。
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    (参考/2008年6月4日富山市婦中町T邸1年目点検、トイレドア)

  • 【トイレの節電】2月14日(土) 定期点検2年目(富山市A邸)

    2階のトイレをほとんど使っていないお客様は、便座の電源を切って、一週間に2~3回は水を流しておられるご様子。
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    「水を流す」行為については、溜まっている水が蒸発して水量が減ることで異臭が発生するのを防ぐ役割があります。トイレの水を流すことで水が一定の位置まで補充される仕組みの応用ですね。

  • 【小屋裏点検】2月14日(土) 定期点検2年目(富山市A邸)

    点検を実施。デジカメで状態を撮影。お客様にも見て頂きました。
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    今後の為に、お客様も状態を確認しました。
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    蛇腹のダクトは、24時間換気の機械と各部屋の天井にある給気口がつながって、外気を取り入れるの仕組みとなっています。
    (参考/2008年11月14日富山市Y邸2年目点検、小屋裏点検)
    (参考/2008年12月18日富山市T邸5年目点検、24時間換気システム)
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  • 【換気扇の掃除】2月14日(土) 定期点検2年目(富山市A邸)

    Q 換気扇はやっぱり掃除したほうが良いのか?
    A お掃除をしないと、汚れが落ちにくくなるので、定期的なお掃除をお勧め。
    外からの風が換気口へ逆流して、換気扇に溜まっているホコリが室内に入ってくることもあります。
    また、プロペラの軸の部分にホコリが付着すると回転に負荷がかかり、電気代が少しかさむことも。
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    ここで、過去の資料で実際に外している写真がありましたので、ご紹介します。
    (参考/2006年10月2日高岡市T邸2年目点検、換気扇の掃除より抜粋)
    [天井取り付け型]
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    [壁取り付け型]
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    [脱衣室、トイレ]
    (参考/2006年11月22日富山市婦中町O邸2年目点検、換気扇の工夫より抜粋)
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    お客様が換気扇内部にホコリが溜まらないように工夫されている様子。汚れた後はフィルターをゴミ箱にポイですね。

  • 【リビング開き戸】2月14日(土) 定期点検2年目(富山市A邸)

    内部にガラスが入った仕様では、使用頻度や重さ等で戸先が下がることもあり、下がったままにしておくと、床に擦れてキズがついてしまうこともあります。丁番の調整方法等を説明しました。
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    (参考/2008年12月13日富山市U邸2年目点検、開き戸(リビング))
    (参考/2008年11月16日富山市Y邸5年目点検、開き戸の2箇所)

  • 【お家の点検での説明の義務と責任】2月14日(土) 定期点検2年目(富山市A邸)

    点検現場では、どの程度まで説明すべきなの?って、考える事があります。
    今回の点検で特徴的だったのは、お客様にも「小屋裏」や「床下」を実際に見て頂いたこと。
    いつもは立ち会って頂くだけですが、お客様にも「動く」ことを通じて、鮮明に受け止めて頂けたかと思っています。
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    お客様は「どのような現象が起きるのか、経験しないとなかなか分からない」と思います。
    建築業界に携わっていれば、ある程度は理解できますが、不具合が起こった時はどうすれば良いのか迷ってしまいます。
    「このような現象の場合はこうする」や「この仕様の場合はこのような現象が起こるかも」といった情報や事例等を「お引渡し時や1年目、2年目、5年目点検等々」の限られた時間ではありますが、お客様と一緒に、将来のお家の事を考え、守っていきたいです。
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    早い段階でお客様が「現象等や対処方法、仕組み等」を知っておられることで、防ぐ気持ちが働くと思います。
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    弊社の定期点検は2005年7月からスタートしました。はや3年と8ヶ月。今までの経験から考えると数時間の点検で説明しても忘れてしまうのが常だと感じています。今回お渡しする「住まいの管理手帳」で今日のメンテ意識や方法等の記憶を忘れないでくださいね。

  • 12月6日(土) 定期点検1年目(富山市S邸)

    12月6日(土) 定期点検1年目(富山市S邸)
    所要時間 10:00~10:45 雪
    スタッフ 石丸、長澤、岩林
    協力業者 同行なし

    【S邸の特徴】
    街中の限られた土地に、試行錯誤して建てられたS邸。
    お客様のコダワリが随所に盛り込まれています。インテリアや雑貨のディスプレイからはオシャレな雰囲気が漂っていました☆

  • 【お家の立地】12月6日(土) 定期点検1年目(富山市S邸)

    お客様宅は、住宅密集地にあり、隣家との距離が近い環境。そのため、建築に関する制限が多かったようです。プランナー(一級建築士)の長澤曰く、土地の広さが限られていることが、室内を「より凝った仕様にできる」というメリットがあるみたいですね。
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