点検ブログ

  • 【メンテナンスについて】3月13日(金) 定期点検2年目(入善町U邸)

    外壁では、外壁材同士の間(ジョイント部分)に施してあるコーキングの劣化(硬化)があります。
    日当り(紫外線)が強い「南側と西側」の面で特に早くなるようです。硬化してくると外壁下地材の湿度による伸縮に追随するのが鈍くなり、ヒビ割れが発生する事もあります。
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    ヒビ割れした箇所からは雨水が少しずつ浸入してきますが、内側には防水シートが施されていますので、すぐに雨漏れが起こる心配はありません。でも、防水シートは風雨や紫外線に弱いので、ヒビ割れた隙間を補修する必要性が出てきます。
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    (参考/2009年2月14日富山市N邸1年目点検、外壁)
    今回は2年目点検。今後の5年目や10年目点検でのコーキングの状況を見ながらの対応となります。
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    補修する場合は高所作業となりますので、足場を組むことも想定されます。補修費以外に50万円程度かかることも・・・。

  • 【リビング開き戸】3月13日(金) 定期点検2年目(入善町U邸)

    中にガラスが入った、オシャレな仕様のリビングドアです。日常の使い勝手や使用頻度、室内湿度の変化等によって、戸先が下がり、床を擦る事例もあります。右側の写真が戸先部分です。
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    枠とドアとをつなげている丁番。左側が上(奥行きの調整)、右側が下(上下の調整)の丁番です。
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    ラッチの部分に擦れを発見。時期によっては開閉に無理がかかっていたと思われます。
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    (参考/2008年12月13日富山市U邸2年目点検、開き戸(リビング))
    (参考/2008年11月16日富山市Y邸5年目点検、開き戸の2箇所)

  • 【結露跡の調査】3月13日(金) 定期点検2年目(入善町U邸)

    リビング、キッチンには、蓄熱式電気暖房機(蓄暖)や加湿器、IHクッキングヒーター等があります。
    蓄暖をつけると空気が乾燥(水蒸気量の増加がなく、気温が上がる)するので健康を気遣って加湿器をつけておられるようですね。
    [リビング①]
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    [リビング②]
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    枠のゴム部分に小さなカビが発生していました。
    お家全体が蓄暖で暖かいのですが、寝室でも空気が乾燥するので、加湿器を使っておられるご様子。
    就寝後は蓄暖も消しておられ、室内の気温が下がる(湿度が上がる)ことでカーテンが引かれているサッシの枠のゴム部分に結露が発生していると思われます。
    [寝室]
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    そこで、5年目点検での事例では放置したままにしておくと、カビが取りにくくなってしまうこともあります。早めの拭き掃除等をお勧めしました。
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  • 【洗面脱衣室】3月13日(金) 定期点検2年目(入善町U邸)

    床の仕様はビニール製のクッションフロア。表面は防水加工が施してありますので、汚れ(水分)には強いのですが、整髪等の化粧品やゴム製の車輪等によるゴム汚染等でシミが起こる事もあります。
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    (参考/2009年2月14日富山市N邸1年目点検、洗面脱衣室の床)

  • 【季節の変化と生活スタイル(水蒸気の発生)】3月13日(金) 定期点検2年目(入善町U邸)

    室内湿度の変化。季節や天候によって外の温度と湿度が変化します。
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    これに対して室内ではご家族が快適に過ごしやすくなるように、冷暖房機器で温度調整をします。
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    室内の水蒸気は調理や物干し、加湿器、ご家族の呼吸等(家の中での空気対流もある)で増えますが、除湿や換気をすると減ります。これが室内湿度の変化となります。

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    考えるとキリがないのですが、まずは「そうなんだぁ」的な発想や感性が良いのかもしれません。
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    窓を開けて換気すること。高気密化が進んでいる今、昔ながらの隙間風が懐かしく感じられました☆

  • 2月18日(水) 定期点検5年目(富山市K邸)

    2月18日(水) 定期点検5年目(富山市K邸)
    所要時間 14:10~15:19 晴れ
    スタッフ 砂田、酒井、鉾井、渡辺
    協力業者 同行なし

    【K邸の特徴】
    玄関には可愛いワンちゃんの置物がお出迎え。遊び心がたっぷりのK邸。
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    ちょっとしたタイル貼りやお庭のテーブル等と、カワイイお家☆
    ご家族の写真が部屋いっぱいに貼ってあり、あったかさを感じました。玄関ホールの吹き抜けからは太陽光が入ってくる工夫が施されています。
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  • 【基礎のヒビ】2月18日(水) 定期点検5年目(富山市K邸)

    お家の東側の基礎部分にヒビ割れを発見。厚さが数ミリの基礎表面に施してある化粧モルタルであり、構造上(基礎本体)には全く影響がない事をご報告。
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    目立たないように補修用のハイモルタルを上からなぞる方法もあるのですが、逆に補修した跡が目立つこともあります。お客様と協議の結果、現状維持になりました。
    (参考/2008年8月25日富山市I邸2年目点検、モルタルのヒビ)

  • 【屋根点検】2月18日(水) 定期点検5年目(富山市K邸)

    点検当日は、屋根に雪が積もっていましたので、2月26日(木)に実施しました。
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    お客様は「留守でも点検して欲しい」とのご要望でしたので、当日はスタッフだけで検査。天窓の周囲に枯葉が挟まっていたので、取り除きました。
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    北側の雨樋には枯葉や土が溜まっていました。
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    とりあえず、樋に雨水が通るように・・・
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    周囲の環境を調査。近くに大木がありました。北西からの強風に乗って枯葉や落ち葉が積もったものと思われます。
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    雨樋からの雨水の流れを追ってみました。
    横樋の雨水が集水器に集まって縦樋を通り、地中へ。
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    雨水枡の内部です。樋からの雨水が流れ込んでいます。特に異常なしです。
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    最後に側溝に流されています。
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    (参考/2008年11月17日富山市M邸2年目点検、排水について)

  • 【経年変化】2月18日(水) 定期点検5年目(富山市K邸)

    ボイラー配管でエルボ部分の断熱材の一部が経年変化等により劣化していました。04_K_経年変化_01

    ホットマン(温水ルームヒーター※1)の銅線を包んでいる断熱材が経年変化等で縮んでいる様子です。
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    以上、経年変化等が原因である事柄をお客様へ説明し、取替え等のご提案をしました。

    ※1 灯油を使って室外機(ボイラー)で「不凍液」を温めて室内機に循環させ、その熱を利用して温風を室内へ取り入れる仕組みです。屋外燃焼で室内に二酸化炭素や水蒸気が発生せず、屋内への温風でクリーンな環境になります。