床下点検を実施。点検口は階段下収納庫にあるのですが、この中には蛍光灯がありました。普段の生活の中で、間取りにもよるのですが、「開けて真っ暗」ではない感じが新鮮です。何かと便利ですね。
定期点検後のお客様との対話の中で、実際の使い勝手を考えて、階段下収納庫の中に照明の取り付けを依頼された事例では富山市Kさま邸、富山市婦中町Fさま邸がありました。
2月28日現在までの点検現場のご報告です。
1年目点検が164件、2年目点検が140件、5年目点検46件、その他の点検が8件。
思い起こせば2005年7月9日が最初の点検でした。現在は4年と8ヶ月が経過しています。
現場の挨拶を実況中継すると・・・
「こんにちは、中田工務店です」
「今日は5年目点検です。(点検表をお見せしながら)まずは外部から点検をして、次にお家の内部に入ります。日頃、不都合に感じている事や不具合な箇所があれば聞かせてくださいね。」
・・・という感じです。
「これで、今回の5年目点検は終わります」
「今日の点検では(点検表をお見せしながら)玄関の開閉や引き戸の不具合等を調整しました」等々。
「これからの注意事項としては、外壁や屋根等々・・(以下省略)」
・・・とお客様へメンテナンスについて促しています。
最後は・・・
「これはお家のメンテナンスの教科書みたいな冊子で、住まいの管理手帳と言います。あれ?と感じた箇所、困った時に一通り読んで頂ければ対処できると思います。これはプレゼントです。」等々。
中田工務店のお家の定期点検。これからもお客様と一緒にお家の維持管理に努めたいと思います。
お客様へ本日の点検の最終確認です。
平面図と点検表をお客様との間に配置して、じっくりと質疑応答の時間になります。
日頃からお客様自身でも建具等の調整をされているご様子で、興味深く点検スタッフの話に耳を傾けておられました。
こうして見てると・・・身振り手振りのジェスチャー付きの方がお客様のご理解も早いのかなぁ?とふと思いました。
これまでのアフターや点検履歴を考慮して、今回の事例や現象、対応策等をお話しています。
住まいのドクターって、過去の対処や今回の現象等から判断や対応するのかな?と、私自身の素人目でじっと観察してしまいました。
私自身も昔はよく風邪をひいて、お医者様のお世話になったことがたくさんあります。問診しながらカルテを書いている様子と似ていますね。
お医者様のカルテはドイツ語で全く読めませんが、お家のカルテは日本語です。点検表に書き込む点検スタッフの癖字(会社の誰かさんの字も読めないのですが、今は伏せておきます・笑)もありますが、もし読めないと判断された場合はご遠慮なく申し出てくださいね。
本日は5年目点検。5年目ともなると、新築時と異なって、内外に様々な経年変化等が見られるようになります。点検現場では日常での疑問や現象等の応答はできますが、生活の中で「あれ?変かな?」と感じた時に弊社スタッフの代わりとなるように「住まいの管理手帳」を贈呈しています。
シロアリ保証は5年目で切れますが、すぐにシロアリが発生する訳でもありません。基礎パッキン工法(参考/2009年2月18日砺波市N邸5年目点検、床下点検)ですので、一応の安心はできますが、万が一を想定して、これからの保証を考えなければなりません。
建築されたお客様からの相談事例のご紹介です。
あるリフォーム会社より、外壁のコーキングが少し劣化しただけでも「外壁貼り替え」等々、大げさに提案され、お客様の不安をあおっている場合も中にはあるそうです。
お客様より「何か疑問等に感じる事があれば、真っ先に相談します」との貴重なお言葉。今回の点検は3回目。5年目点検は「宮本、舘、渡辺」、2年目点検では「砂田、舘、橋爪、渡辺」、1年目点検では「宮本、渡辺」が同行履歴です。
お客様は定期点検という公式訪問が、「渡辺が3回目、宮本が2回目」であったのを鮮明に憶えておられました。私達スタッフにとって、当時を憶えて頂くという事は感激以外の何ものでもありません。
この日、この時間、弊社の点検表に記憶と記録が非常に嬉しく綴られました。
本日の点検では、お客様の開口一番に「なぜ?」の鋭い質問が多かったように思います。
・クロスの隙間(コーナー部分)
・網戸の使い勝手(右側仕様)
・換気の注意点(空気の入口と出口)
等々、まだまだ聞き逃した箇所はあったかもしれませんが、今回の取材と記録です。
お客様のお家は弊社のスタッフだけでなく、協力業者の方々と一緒に造り上げていきます。
本当の意味での、お客様との深い絆とは、お家の引渡し(お客様の場合はお引越し)後、お客様のお家が存在する限り、ずっと・・・になります。
この後の弊社からの公式なお家の定期点検は、2年目、5年目、10年目点検。
また、10年以上経ったお家でも、お客様からのご要望があれば、点検を実施しています。
その頃になると新築当時とは違って、ご家族の生活スタイルや家族構成等も変わっているのが一般的。
お家の中も外も経年変化しています。いつまでも、お客様のお家を守りたいと切に感じました。
お家の経年変化に細かく気を配っておられるお客様。
スタッフの目には「ご自身であれこれと考え、工夫されているご様子」と映りました。メンテナンスに対する説明にも積極的に質問し、納得され、「住まいの管理手帳」の贈呈の際には、「頑張ります!!」の力強いご返事を頂きました。
これは屋根の状態をお見せしている様子です。最近のデジカメは撮った画像を大きな画面で、そのまま再生できるのでとっても良いですね(機種にもよりますが・・・)
最後の「本日の点検後の解説」と確認のご署名。今回もお客様に理解して頂いて良かったと思います。
新居にお引越しして、早や5年が経ちました。この次は10年目点検ですね。
本日は貴重なお時間を取って頂き、ありがとうございました。